活動報告・レポート
2012年11月9日(金)
ライオンズフォーラム
ライオンズフォーラム

第51回東洋東南アジアライオンズフォーラムが開催されました。和歌山ゴールドライオンズクラブからは5名が出席しました。私も本年度の会長を務めさせてもらっていることから参加いたしましたが、参加者、規模など想像以上にスケールが大きく、コンベンション誘致や式典のあり方、都市機能などの勉強の機会となりました。

式典は福岡国際会議場とマリンメッセ福岡の二箇所で行われ、ライオンズクラブ国際会長のL・ウェイン・Aマデン夫妻も来賓として挨拶をしてくれました。

開会式では大相撲の新横綱日馬富士関も参加、また福岡県知事、福岡市長なども臨席しくれるなどライオンズクラブの凄さを感じるのに十分なものになっていました。

中でも国際会長の挨拶は、アメリカ人らしい希望に満ちたメッセージが詰まっていて感動的でした。その主旨を私なりに解釈すると次のようなことになります。

ライオンズクラブは世界最大の社会奉仕団体であり、国際社会では名誉ある地位を保っていることは誇りであること。しかし最大であることよりも最高であることを目指したいというメッセージが伝えられました。最大のものには価値があります。しかし最高のものを目指すことを私たちに伝えてくれました。これは言うまでもなく現状維持の意識と活動で良いと思うことなく、常に最高に挑戦する姿勢が組織としても個人として必要なことだと示してくれているのです。私達、成長している人にとって、現状維持の姿勢ではこれからを切り拓くことはできません。最高を目指しての挑戦する姿勢を持ち続けたいものです。

ではライオンズクラブにとっての挑戦とは、これまでの伝統を受け継ぎながら新しい価値を創造していくことに尽きます。伝統を守ることは大事ですが、守るだけでは伝統を支えきれません。何故なら、伝統とは過去のその時代の社会の価値観に応じて変化を続けてきた歴史だからです。どこかの時点で進化することをやめていたら伝統の継承はあり得なかったのです。

どの時代も挑戦する姿勢を持っていたと思います。社会で常に生まれている新しい価値観をライオンズクラブで消化し吸収してきたのです。21世紀に生み出された価値についても私達は挑戦を続けています。地球環境問題への取り組み、子ども達への教育機会の提供、視力回復についての取り組みなどは、ライオンズクラブとして誇るべき活動です。

地球環境問題に関しては世界中のライオンズクラブが植林を初めとする普及活動を行っています。教育問題については、これからの世界を支える子ども達に対して、それぞれの国の言葉での国語力の向上のためのプログラムを提供しています。アメリカにおいてでさえ、自国語を読めない書けない子ども達がたくさん存在しています。自国語を話せない、書けなければ、就職機会や働く機会を得ることはできません。教育機会を提供することが可能性を無限のものにしてくれるのです。教育を受ける機会なくして可能性はありません。

相手に自分の意思を伝えることは勿論のこと、語彙力を高めなければ考えることもできません。単語を知っているから考えることやアイデアを自分で表現することができ、誰かに伝えることができるのです。そんな教育機会を提供する活動、リーディングプログラムは特筆すべき活動のひとつです。

日本では日本語を話せない、書けない人は少ないので教育の大切さに気付き難いのですが、アメリカや開発途上国では、教育の有無が人生を左右するものだという認識は持っています。そして教育を受けられない子どもが存在していることも知っているのです。この活動がライオンズクラブの社会貢献活動の大きな柱であり、世界から評価されているものなのです。

視力回復に関る活動も同じ主旨です。栄養失調などで視力が低下し失明の恐れがある子ども達がいます。資金があれば回復可能なのにお金がないので必要な措置が受けられない人が存在しているのも事実です。このような問題が世界で起きていることを日本にいると分かりません。しかしライオンズクラブの活動を通じて世界の出来事を知ることができるのです。

ライオンズフォーラム

世界を知ることで自分が何をすべきなのか、その社会的責任を自覚することができます。意識を持つこと、そして意識を高めることが大事なことです。意識を高める方法はたった一つです。自分でその問題に対する行動を起こすことです。知っていても実行しなければ意識は高いとは言いません。

世界で起きている問題に対する知識を得て行動することが、意識を高めることであり社会で評価されることなのです。このことが、ライオンズクラブが世界で評価されている理由です。

そして世界で発生している問題は刻々と変化していきます。今の問題に対応していますが、次の年になればまた新しい問題が発生してきます。それらの問題にも対応していくのがライオンズクラブなのです。

今ある問題に対応し、次の問題にも対応していくこと。それが伝統を継承し新しい価値観を取り入れていくことなのです。新しい取り組みは新しい価値観を形成してくれます。

より高みを目指していく活動を個人として、クラブとして行いたいものです。