活動報告・レポート
2012年11月8日(木)
チームの話
チームの話

ある会社の組織について話し合いました。会社として目指すべき方向は同じなのですが、職場が違うと意見も違い、時には対立することがある状況にあるという話です。目的が同じなのにお客さんとの接し方にしても意思統一が図れていないのです。班が違うとその職場のリーダーの考え方も違うことがありますし、アプローチの方法も違ってきます。目指すべきお客さんへの満足度を高めるという目的は同じですが、満足度を高めるためのお客さんへの提案方法に考え方の違いがあるというものです。

一方の総論は言うけれども具体的な方法論がないという主張に対して、もう一方は総論としてあるべき姿を描き個別にアプローチするので具体的方法は千差万別のため、一案件毎に具体化することはできないという主張です。意見を戦わせることは良いことですが、そこら先に歩み寄るという姿勢が必要なのです。意見の違いを放置しておくと対立関係になります。この場合、表面的には協力姿勢を見せますが、内心は対立しているのでチーム力は発揮できません。困るのはお客さんとチームメンバーです。

リーダーは目的を明確にすることとチームをまとめる力、そしてチームメンバーに対しては仕事を通じて成長させることにあります。意見の違いがあったとしても、見解の相違を認め合いながらも早期に歩み寄りの姿勢を持ちたいものです。対立関係はよい結果をもたらすことはありません。

国体

紀の国わかやま国体まで3年を切っています。競技力の向上、選手の育成と強化、開催地での準備など、着々と準備は進められています。問題があればこの段階で出すことで解決に向かうことができます。どんな仕事でもそうですが、問題を隠していると問題は大きくなってしまいます。担当箇所では問題があっても解決を図りたいと考えるため、可能な限り自分たちの範囲で解決しようとします。チーム内で対応している間に時間が経過していきます。ところが問題は時間の経過と共に大きく成長していくのです。初期段階であれば対応できた案件でも時間が経つと解決が困難な問題に発展していることがあります。

担当者が問題を抱えて持ち込んでしまった場合、それが大きくなると言い出せなくなるのです。大半の人はそんな経験を持っていると思います。言い出せなくなったことから、それが発覚した段階ではチーム内で解決できなくなり、会社や組織の問題に発展してしまうこともあります。そうなるとトップの責任を問われることになるのです。最初の段階なら担当者で解決できる問題でも、大きくなるとトップが謝罪することにもなるのです。

つまり引っ掛かるような問題があれば、自分ひとりで抱え込まないで同僚や直属の上司に相談しておくことです。それだけでも心の負担は軽くなります。

国体までの期間が迫ってくると、これまで存在していた問題を解決することや具体化させる必要が生じる時期になってきます。総論を個別具体化させる段階になると、総論では問題と思っていなかったことが、実は問題を抱えていると判明する場合があります。

それまでトップには伝えていなかったことが、実は問題になるケースも出てくる時期です。順調に進展していると報告している場合、問題に発展する恐れのあることを言い出せないので隠そうとする心理が働く時期でもあるのです。

しかしまだ3年時間的余裕があります。今問題を出し合えば、解決できる時間は十分にあります。しかしこの時期を逃して抱え込んでしまうと、発覚する時期によっては大きくなり過ぎているかも知れません。今問題を出し合って話し合うことが大切なことです。

国体は大きな式典ですから問題がないことはありません。むしろ問題があるのが当たり前であって、それをオーブンにして議論し解決策を協議することが正しい仕事の進め方なのです。現時点で国体に大きな問題があるかどうか分かりませんが、どんな仕事でも問題はありますから、各部門で問題を出し合ってこの時期での話し合いが必要です。

和歌山県での国体準備に関しては議会一般質問で現状を確認したいと、今時点では考えています。

太陽光発電

太陽光発電の設置を計画している事業者は時期的に佳境に入っています。本日、数多くの問い合わせをいただきました。電力設備への系統連携までの時間が迫っていることに関してのことです。多くの事業者は平成24年度内で系統連携を図りたいと考えていて、逆算すると、設置する太陽光発電設備の規模や場所にもよりますが、11月中に申請をしても間に合わないケースがあると思います。

多くの案件が最終意思決定の段階にあり、後は時間との戦いに入ります。それぞれの事案の協議を行いました。

講演会
講演会

環境未来都市横浜の挑戦と題して、横浜市の信時正人さんが和歌山大学システム工学部に来てくれて講演をしてくれました。スマートシティを目指した横浜市の取り組みについて貴重な話を聞くことができました。この話は今正にリアルタイムで進行している取り組みを責任者から紹介してくれたものですから、横浜市の持っている力と計画の凄さを感じることできました。市役所と大学、そして企業との連携が図れていることを羨ましく思いました。市役所がやる気を持って行動すれば大学や企業も絡んでくれるのです。

このスタイルをわが地方自治体でも見習いたいものです。

イケ腹プロジェクト

イケ腹プロジェクトに参加しました。腹筋や背筋を鍛えながら体幹を鍛えるトレーニングです。今日はバランスボールを使って柔軟性と腹筋を鍛えることを交互に繰り返した内容でした。とてもきついトレーニングだったことから、寒さが増しているのに汗が吹き出てきました。しかし身体を動かすこと、汗をかくことは気持ちの良い習慣で、エクササイズを楽しみと感じるまでになると効果も一段と出てきそうです。

呼吸方法を忘れずに続けて、この冬もイケてる身体を作りたいと思います。