活動報告・レポート
2012年11月2日(金)
フルマラソン
フルマラソン

フルマラソンに関しての打ち合わせを行いました。大阪マラソン、神戸マラソン、奈良マラソン、そして京都マラソンなど近畿で実施されているマラソン大会ではフルマラソンがあります。多くのランナーがこれらのフルマラソンを目指して練習を行っているのです。

しかも大阪マラソンの次年度の前夜祭はユニバーサルスタジオジャパンで行う計画があり、そのスケールの大きさを感じます。これらのシティマラソンでは前夜祭を行うことランナーを応援する家族や友人と一緒にその場所を訪れ楽しみ、宿泊することになるのです。マラソン当日だけではなくて前夜祭から現地入りすることで盛り上げが図れますし、宿泊による経済効果が期待できるのです。

シティマラソンの本当の成功は宿泊者数で決ると聞きました。経済効果を生み出すためには宿泊が必要で、マラソン当日に現地入りして走り終えるとそのまま帰ることになれば、経済効果は薄くなります。

東京マラソンではランナーのゼッケンの配布を開催日の三日前から行っています。このことから、ゼッケンを受け取りに三日前から東京入りするランナーや応援者があるのです。参加者は都内観光の時間を得られますし、東京都にすれば宿泊者数が増える利点があります。

また大阪マラソンの参加費用は1万円だと伺いました。「参加費は高いですね」と尋ねたところ、「そんなことはありません。マラソンを運営するのは費用が掛かるのです」という答えでした。参考までに大阪マラソンの開催費用は約15億円だそうです。参加ランナー一人当たりの必要な費用は5万円となります。大阪マラソンを一人のランナーが走るためには本当は5万円の参加費が必要となる計算です。公道を通行止めにすることや警備費用など含めると大変な金額になります。そんな普段走れないコースを走れることがシティマラソンの魅力であり、参加費を出してでも走りたいと思うのです。ですから参加費は決して高くないと評価するのでランナーはシティマラソンに申し込むのです。

さて和歌山市が開催している和歌浦ベイマラソンwithジャズです。平成24年も1万人超える応募があり盛大でした。雨天でしたがランナーは楽しみながら走っていたと聞きます。但し全国のシティマラソンを走っており、今回も和歌山市のマラソンに参加してくれた方は、「運営がまずいと思います」と話してくれました。ゼッケンの配布に長い列ができたこともその一つです。雨天なのにゼッケン配布に時間が掛かったことで不満の声がでたようです。

そして勿体ないのが、前夜祭で大会を盛り上げようとしていないことです。私は前夜祭企画のデサフィナードでのジャズライブに行きましたが、収容人員が限られていることから希望する皆さんが参加できるものではありません。多くの会場でジャズライブやマラソンに関るイベントが開催されたら前夜祭もマラソン大会の魅力のひとつになります。つまり和歌山市外から参加する皆さんが宿泊で来てくれることになります。マラソンによる経済効果を狙うためには最低二日間の日程作りが必要なのです。勿論、フルマラソンコースを設定するということが前提になります。

今回の和歌浦ベイマラソンwithジャズに参加してくれた皆さんと話し合いの時間を持ちましたが、フルマラソンコースを希望する方が多くいました。来年に向けてフルマラソンコースを設定して欲しいと要望をいただきました。

ところで和歌山県の健康寿命は短いのです。しかも平均寿命と健康寿命に差があるということは、不健康な老後を迎えていることになります。生きている限りは健康で寿命を真っ当したいのですが、和歌山県ではその対応が遅れているようです。

健康寿命に関して、本日ご一緒したスポーツ系の大学教授から即答で回答してくれました。健康寿命が短い原因は運動不足だということです。対策に関してあれこれ言っている時間があれば、運動を推奨することでこの問題は解決します。健康には栄養、運動、休養が必要ですが、和歌山県は栄養の摂取は十分出来る環境にあります。温泉や観光地があり、休養には十分な環境です。しかし運動できる環境は整っていません。スポーツ施設は少なく老朽化していますし、アスリート系の施設はあるものの、広く健康に資するための施設は不十分です。

高齢化してくると、散歩など歩くだけでは負荷が足りないので足の筋肉が衰えて行きます。それで弱ってくるのです。国が定めたスポーツ基本計画では、国民全員がスポーツできる環境を整えることが求められています。和歌山県での取り組みはそこまでは至っていません。これから環境整備が必要で、その環境を整えることが健康寿命を延ばすことにつながります。

全国でフルマラソン大会が企画され人気を呼んでいます。和歌山市のマラソン大会もフルマラソンのコースを設定することで、全国のシティマラソン大会の仲間入りをしたいものです。

太陽光発電打ち合わせ

平成24年度中に太陽光発電設置を希望する事業者は、既に候補地を決定しています。今決定しなければ事実上、平成24年度中の電力会社との連携の契約は難しいからです。今日訪問させてもらった大手企業でも、「候補地の決定は終えています。後は決裁をとり計画を進めるだけです」ということでした。仮に候補となる用地があっても、今からでは検討することも困難です。平成25年度に実行するのであれば、低圧か固定資産税の回収を見込む程度の事業になります。

そのため以前から和歌山市に提案していた、和歌山市にとって優位な賃貸契約の条件でのメガソーラー設置の件は残念せざるを得ないことになりました。とても残念なことです。

もう申し入れしていた条件に匹敵する賃料で計画してくれる事業者は現れないと思いますし、絶好の機会は永遠になくなりました。またコスモパーク加太用地は塩漬けのまま将来に向かうことになります。借金返済のためにこれからどれだけの税金を支払うことになるのか、税金の使い方としては大きな無駄です。

パナソニックやシャープといった日本を代表する企業が、平成24年度の決算で巨額の赤字見込みを発表しています。国内工場立地の機会はまず考えられません。基幹産業の国内立地が見込めないとすれば周辺産業の立地も見込めはなく、これから国内に工場を立地することは考えられないと思います。京阪神でも立地可能性はありませんから、和歌山県内での多くの雇用を見込める工場立地の期待性は限りなく厳しくなりました。塩漬け用地は塩漬けのまま将来に向かって推移することになります。

今ここで繰り広げられている議論から、時期を逃せば取り返しのつかないことになることが分かりました。政策を検討しないことによる不利益は住民が被ることになるのです。ただし不利益を被っていることも知らされないので、機会を逃したことは知られないまま何事もなく過ぎていくことになります。