来月の環境月間に向けて植樹を予定している寄贈先を訪問しました。丁度新しい建物を建設中で建物内を見学させてもらいました。設計図面は見ていたのですが、現場に入るとやはり壮観です。現場監督や施設長と共に工事現場に入ったのですが、自分たちの建物を誇りに感じていることが分かりました。自信と誇りを持った仕事をしていることに感動しました。
施設長は「全てを信頼している監督に任せているのですよ」と言うと、現場監督は「施設長の考え方が分かっているので、この建築は楽しい仕事です。任せてもらっていることを誇りに思っています」と答えてくれました。
個人的な感想です。図面を見させてもらった建物が完成途中にあるということは、姿かたちが見えるものになりつつあることですから、何もないところから形のあるものを仕上げることは仕事として素晴らしいものだと感じました。何もないところから形を作ることの喜びと誇りを、二人との会話と表情から感じ取れました。
平成25年2月1日竣工予定です。施設長は今の段階から竣工後の姿や入居してくれる人の形が見えているようです。完成後の姿を想像できるということは、もう完成しているようなものです。
和歌山ゴールドライオンズクラブ10周年記念行事である福岡ソフトバンクホークスの小久保選手の講演会と少年野球教室に関して内容を詰めました。
ひとつは、和歌山県と和歌山県教育委員会、和歌山県体育協会などから後援をいただいたことです。この行事から生み出されるものは、紀の国わかやま国体に協賛することにしています。県を初めとする関係機関の支援をいただき実施することに漕ぎ着けました。
二つ目は入場者のお誘いです。少年野球チームの皆さんは招待ですし、保護者の皆さんや多くの皆さんの参加を呼び掛けています。地元の英雄である小久保選手の講演を聞いてもらえるように依頼を行っています。
そして会場設営や音響設備などの準備に関しても協議を行っています。ひとつのイベントを仕上げるためには多くの皆さんの協力と運営お手伝いが必要です。入場券の扱い方、経費削減の取り組みなどに関して、実行委員会と幹事を初めとする皆さんと協議を行いました。イベントの成功は実行委員会の意思疎通を図ることと、十分に話し合って目的を分かった上で、全員が主体的に取り組むことにあります。
関係する全員が責任を持つことが成功のために必要なことです。責任回避や他の人の責任に転嫁させることは絶対にしてはならないことです。やる限りは責任を持ってやり遂げることが実行委員会としての使命です。責任転嫁や投げ出してしまうことは、責任ある大人としてしてはならないことです。そんな話を交わしながら、イベントを前向いて進めることを話しました。一人が分担を受けた仕事を投げてしまうと、他の人にしわ寄せがいきます。特定の人に役割を持っていってイベントを成功させたとしても、チーム力としてはおかしなことです。みんなの思いと力を合わせてやり遂げることでチーム力は向上するものです。
和歌山共同火力労組の大会にお招きをいただきました。大会の冒頭に挨拶の機会を頂戴しました。挨拶の主旨は次の通りです。
皆さんこんばんは。そしてご安全に。今年もお招きいただいたことに感謝しています。第41回目を迎えた大会で活発な議論交わし実りある大会にして欲しいと願っています。
さて県議会二期目も元気に活動させてもらっています。議会では毎回のように電力問題や電力受給の問題が議論されています。その中で訴えることができることは、遣り甲斐があり社会の役に立っていると感じています。現場のことは現場で考えることが大事なことで、人任せにしないで自分で実行する姿勢を持って欲しいものです。
さて平成25年度予算案が発表されました。予算方針で示されたことに関しては予算措置が図られますし、まちづくりを初めとする和歌山県の将来の姿がここに記されているのです。大災害の影響があると予想されている地域を、将来的に移転するための方策の検討も行っていることから、たった今議論されている内容が30年後、50年後の発展した姿の基になっているのです。
歴史の当事者であると意識することで私達は責任を持ちますし、遣り甲斐を感じるものなのです。皆さんの力を合わせて地域振興、雇用確保、そして人の交流を図って欲しいものです。私も一緒に地域活動に参画させてもらいたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。