大阪市内の専門学校在校生が卒業論文で高速道路の研究をしています。この専門学校は大学を卒業した後、建築や設計の技術を学ぶための二年制の学校です。そのため在校生といっても24歳の学生で、高速道路の設計を論点にした研究を行っています。
そこで実際に建設が進んでいる京奈和自動車道に関心を持ち、和歌山市まで来たいという希望かあり来週、来てもらうことになりました。論文案を用意してくれることになっていますが、インターチェンジの設計に関して優れた案があると担当教官から聞きました。
学生が卒業論文において和歌山県で進行中の高速道路を取り上げてくれることは嬉しいことですから、協力することにしています。
兵庫県の元県議会議員の方と懇談しました。今でも精力的に活動を続けていて、地域社会からの信頼が厚い方です。現役を引退しても情熱があり、今の政治を立て直したいと多くの人と会っているようです。その中の一人として懇談する機会をいただきました。
「私の年齢になると、野望ではなくてこれまでの経験を社会に還元したいという思いが強くなってきます。失敗した経験も、後悔している経験もあります。そして成功経験もあるので、良い面も悪い面も社会での出来事には対処できる能力を身に付けていると思っています。この経験をもう一度、若い人に伝えたいのです。そのためには座学も大事ですが、実戦経験が大切だと考えています。社会で起きている事案に一緒に対応することや、若い人が活動している中で難しい局面に出会った時の対応方法など、経験者なら解決を図れることがあるのです。自分が若い時は気がつかなかったことが、今では分かるのです。人生経験はやはり大切だと思うので、何かの役に立つと思います」と話してくれました。
議員の現役を引退したと言っても、まだ60歳代半ばですから、第一線から引くのは早い気がします。そして8回の選挙と議員活動で培った経験を、元気な間に伝えようとしているのです。「自分達の時代のことを次の世代に伝えることが社会への恩返し」だと話してくれたように、自分が前面に出るのではなくて後方支援の役割に徹したいということです。
熱意と行動力に素晴らしいものがあることは以前から知っていますが、具体的行動を起こしたいという思いは若い人と同じように夢が感じられます。
今の日本の社会は歯痒いので、何とか立て直したいという思いが伝わりました。先輩思いの第一歩につながるように対応を考えています。
天然ガスなどの資源確保に関する打ち合わせを行いました。言うまでもなくエネルギーの確保はわが国にとって重要な課題です。エネルギーの長期的な安定確保と価格の安定は、最優先課題の一つであり、この基盤があって初めて経済力や安全保障が実現されるのです。
ところがエネルギー供給に関しては、何とかなると思っている方が多く、エネルギーは自然に発生しているかのような感覚を持っている人もいます。安全とエネルギーは大丈夫で豊富にあると思っている意識は直ちに転換すべきです。天然ガスの確保について尽力されている方との話しで強く感じました。
エネルギー残業に関わっている人は利益も大事ですが、それ以上に国の安全と成長、継続的な繁栄を願って仕事をしています。責任感や愛国心といったものを持ち合わせているのです。見習いたい姿勢を感じました。
和歌山市で開催予定のジャズマラソンに参加してくれる県外の方と話しをしました。毎年参加してくれているのですが、フルマラソンコースが設定されていないことを残念に思っています。来年はフルマラソンコースを設定して欲しいと複数人から依頼を受けました。
その視点からコースを視察に来たいという関係者もいます。和歌山県内でフルマラソンを実施しているのは口熊野マラソンだけなので、和歌山市で計画して欲しいという話があります。まずは今年の大会を終えたから話を伺います。