毎年開催しているものですが、障がい者の方が集まるスポーツ大会が開催されました。和歌山県立体育館をお借りして、作業所で働いている皆さんに集まってもらえる大会を開催しました。大会名はナイスハートスポーツ大会で、多くの皆さんの協力を得て開催することができています。
今年も招待していただき参加してきました。そして開会式で挨拶の機会をいただいたので、壇上に登らせていただきました。挨拶の主旨は以下のとおりです。
皆さん、こんにちは。今年もお招きをいただいたので参加させてもらいました。1年に一度のスポーツの祭典の一日を大いに楽しんでください。
平成27年に和歌山県では国体を開催することが決定しました。国体に引き続いて紀の国わかやま大会を開催することに決定していますが、この大会を国体や障がい者スポーツにおいて転機を迎える大会にしたいと考え取り組んでいます。転機となるべき思想はユニバーサルデザインを基本としたまちづくりでありお迎えする姿勢です。全ての人にとって優しいまちづくりと快適で安心と安全を確保した県にすることを目指していますが、国体はその契機となるものです。和歌山県の国体から世の中はユニバーサルデザインが当たり前のように設計思想に組み込まれていると言われるような大会にしたいと考えていますので、皆さんの支援と協力をお願いいたします。
そして本日お手伝いをしていただいている皆さんに心からお礼を申し上げます。準備から運営まで、大変なご苦労があると思いますが、この大会を迎えられたのも運営に携わってくれている皆さんがいるからです。多くの皆さんが関っている大会なので、是非とも楽しい一日にしたいと思います。一緒に楽しみましょう。
そして運営に参加してくれている皆さんにもお礼を申し上げます。今回も皆さんの協力があったので開催できていると認識しています。和歌山県は皆さんと同じ思いを持っています。紀伊半島一周の高速道路の完成を初めとする道路行政は重要な施策です。紀伊半島一周の高速道路は何としても完成させたいと考えていますし、県土の安全と安心、そして自動車による快適な観光や仕事を行うためにも、公共の福祉に資する取り組みが必要だと認識しています。電気自動車やハイブリッドの自動車普及については県政として力を注いでいますし、既に協力してくれている事業者の方々がいることから、電気自動車の補助制度の拡充や電気自動車充電スタンドの拡大に努めているところです。健全な県土発展はインフラ整備と道路網の整備に尽きます。これらの課題解決に関しては、今日参加してくれている皆さんの協力が不可欠ですので、建設的な意見や要望をお聞かせいただくと共に、引き続きまして県政についてご意見をお寄せ下さいますようお願い申し上げます。本日が楽しい一日になりますように、心から祈念して挨拶とさせていただきます。
和歌山ゴールドライオンズクラブの第230回例会を行いました。会長として冒頭の挨拶をいたしました。本日の挨拶の主旨は次の通りです。
皆さん、こんにちは。後ほど報告させていただきますが。今週あった会長幹事会と紀の川サンビューティへの例会訪問について説明させてもらい挨拶にさせていただきます。
まず会長幹事会での議論として、地球環境を保全するためのアースディの取り組みと、「ふるさとを下さい」の舞台公演を迎えての協力依頼が議題となりました。アースディについては平成25年1月22日を第一候補として予定していますから、決定した場合には皆さんの協力をお願いいたします。
「ふるさとを下さい」の舞台に関しては、是非とも協力をしたいと考えています。多くの方はご存知だと思いますが、「ふるさとを下さい」の映画化に際して、また中国語の翻訳に関しては、貴志ライオンが大きな貢献をしてくれたことは記憶に新しいところです。映画化に際しては私達のクラブから各クラブに依頼したことがあります。今回、舞台化が実現したのですから、わがクラブは何としても協力をしたいと考えています。
そして昨日の紀の川サンビューティの例会訪問について、参加してくれた皆さんに対して深くお礼申し上げます。また参加できなかった皆さんには、本年度中に例会訪問の機会を作りたいと思っていますから、その時の参加をよろしくお願いいたします。
今回は、クラブ運営に関してとても参考になった例会訪問でした。他のクラブの例会に参加して基本的に私たちと同じ進行をしているのですが、微妙に形式が違うところもありました。例会の場で次回の例会の出欠を確認していることです。確実に出席人数が見込まれることから見習うべきことを感じました。
もうひとつ例会訪問で気付いたことがあります。それはおもてなしの精神があったことです。自分たちの例会に来てくれたことに対して感謝する気持ちがあることをとても強く感じました。
ガバナーが言うところのクラブ間交流の意味が分かったように思います。同じライオンズクラブであっても顔を合わせる機会は以外と少ないですし、アクティビティの機会ではお互いに十分に話をすることもできません。
今度は結成10周年記念として、私達がおもてなしをする順番です。今回はおもてなしの精神で歓待してくれたのですから、結成10周年の式典でお迎えする時にはお返しが必要だと考えています。
そして先に開催した会長幹事会の報告と下半期の取り組みについて説明させてもらいます。会長幹事会では、どこまで企業活動として支援できるかどうかの問題が残っています。
私達のクラブも少人数なのですが、その分、今日のご縁を大切にしながら活性化のためのアクティビティを実施したいと考えています。
以上挨拶をさせていただきました。
夕方からは自動車組織の皆さんを対象とした議会報告会を行いました。県議会報告として、電気自動車の導入や道の駅などを地域の拠点とすること、そして高速道路の整備計画に関して報告を行いました。
また電気自動車や充電スタンドに関しては補助制度があることを説明しました。県内では、この補助制度に関して認識していない人が大半です。そのためこれからスタンドなどの設置に関しての要望があると思いますが、県の制度を上手く活用を図ってくれることを依頼しました。参加してくれた皆さん共、最後まで熱心に聞いてくれたことに感謝しています。
報告内容の主なものは次の通りです。
平成25年度の予算編成方針について説明しました。予算編成の中でひとつだけピックアップします。大規模災害に備えた安全政策の中で、南海トラフ地震への備えとして、公共施設の高台移転という政策があります。
例えば串本町では、病院は移転していますし、消防署も移転しました。引き続いて警察署の一部機能も移転させていますし、役場も移転対象になっています。このように公共施設が移転することで周辺の皆さんの移転を促すことになります。直ちに津波被害が予想されるので移転して下さいと話したところで、民間が移してくれることはありません。必要性に迫られていないことと費用の問題があるからです。ところが公共施設を移転することによって周辺が移転することを促す効果があります。
役場が移転すれば商店を初めとする事業者が役場近くに移転することになります直ちにではなくても。建物が老朽化した時点や建て替え計画がある場合は、役場付近に建設を検討することになります。町ごとの移転は計画的には難しいのですが、50年先に安全な町にすることを目指すのであれば、主要施設から移転させることが必要となります。50年が経過した時に、町全体が高台に移転完了しているという姿を目指して今から安全で安心できる町づくりに着手することは意味のあることです。
そして公共施設を初めとする施設が移転することになれば経済効果も期待できますし、民間としてビジネスチャンスが生まれます。人が動くことや建物が移転することは直接的に経済効果がありますから、単に平成25年度の予算編成方針と思うのではなくて、将来の飛躍する絶好の機会と考えて欲しいと思います。視点を変えるとビジネスに結びつくこともあるのです。
続いて道路計画について説明します。和歌山県では平成27年度の紀の国わかやま国体と紀の国わかやま大会が開催されます。3年後の開催に向けて道路網の整備に着手しています。主要な道路の整備は平成27年度に完成する計画となっています。例えば京奈和自動車道は資料で配布している通りに平成27年度に和歌山県内の部分は開通することになっています。第二阪和自動車道も後7kmを残しているだけなので平成27年度の開通になります。
阪和自動車道は、平成27年度までにすさみインターチェンジまで延伸させる計画で進んでいます。このように3年の間に道路網は整備されますし、道路ができるとビジネスや観光など経済効果が期待できる状況となります。皆さんにこの機会を捉えてもらうことが和歌山県発展にとって大切なことなのです。県土整備の機会を飛躍のチャンスと捉えて下さい。
このように和歌山県も動き始めています。但し、50年先を目指しての動きなので年度単位で捉えると全く動いていないように感じるかもしれませんが、着実に歩みは続けています。50年先を目指した取り組みをしていることを理解していただき、皆さんも県土発展に対して参画してくれることを期待しています。
和歌山県では電気自動車の普及の推進姿勢を持っています。電気自動車の購入や電気充電スタンドの設置についての補助制度もあります。和歌山県内に観光でこられるお客さんに対しても観光地に電気自動車の充電スタンドを設置してお迎えできる体制を整えています。地球環境保全にも取り組んでいますし、公共交通事情が厳しいわが県として、自動車の利便性が高まるような取り組みをしたいと考えています。
皆さんの支援を得て和歌山県が環境先進県であり電気自動車の普及推進もしている県でありたいと考えています。新しい取り組みがビジネス機会を創造することになりますから、自動車の未来も和歌山県が担っている位の覚悟を持って必要な施策を進めていきたいと考えています。皆さんのご協力をお願いいたします。