和歌山ゴールドライオンズクラブ結成10周年記念の福岡ソフトバンクホークスの小久保選手の講演会と野球教室イベント開催に当たり、小久保選手の和歌山後援会会長を訪ね挨拶をしてきました。後援会長も応援してくれ当日参加してくれることになりました。
小久保選手は今シーズン限りで引退しますが、和歌山市出身のプロ野球選手として愛されています。そのためシーズンオフもイベントが詰まっていて、和歌山県内でも今回の11月30日の和歌山ゴールドライオンズクラブイベント、翌日の野球教室とパーティーなどがあります。後援会長にはハードスケジュールの中、有り難いことに来てもらえることになりました。これからイベントの企画内容を更に詰めていき、子ども達に夢を与えるものに仕上げたいと考えています。
和歌山市内の中心市街地の再開発計画に関する協議を行いました。この地域の再開発はどうしても仕上げたい計画であり、この時期を逃すと次はないと思い以前から活動を行っています。計画策定は進捗しているのですが、これから先に進めるに際しての問題が発生しています。問題解決を図らなければ、ここからの進展はありません。関係者で集まり協議を繰り返しています。
12月にクリスマスイベントを企画しています。計画案を固めたので講師の方と内容の調整を行いました。クリスマスらしくて家族で楽しめる企画を検討してきましたが、12月の華やかなムードが詰まった内容になりそうです。
Tさんと話し合いの機会がありました。何度か書いているのですが、人生の先輩であるTさんはとても尊敬している方です。与えられた責任はきっちりと果たしていること。楽しい会話で周囲に元気を分け与えてくれていること。今までと同じことではなくて発想を転換させた企画をしてくれること。そして決して人の悪いことを言わないこと、などがその理由です。
人生の大先輩であるKさんからは「Tさんは宝物のような存在だから、大切にしなければいけないよ」と話をしてもらいました。Tさんと話を交わして、改めてそう思いました。
ある問題が発生したのでTさんと話をしました。一応の解決を見たのですが、話し合いの最後にTさんから次のような台詞がありました。「この問題を了承するに当ってひとつだけ頼みがあります。今日の結果は誰にも話をしないで欲しいということです。私のことで人を傷つけることはできませんから、それを約束して下さい」ということです。
問題を解決するに際してこの台詞です。Kさんが言うように宝物のような人材であることが分かります。言い訳や責任転嫁をしないで、自己責任でぐっと堪える態度に接して、本当に宝物のような人材だと思いました。先人が残した言葉のように、苦しいことも、辛いことも、悲しいこともあるだろうけれど、それが人生の修行だと思います。人生の修行をしてきた人の潔い態度は感銘を受けます。
そして終始笑顔で私たちを見つめてくれました。これからもお付合いをお願いして引き上げました。
午後7時からは県議会報告会を行いました。終了したのは午後9時30分ですから、2時間30分の長丁場となりました。遅い時間まで集まってくれた皆さんに感謝しています。
今日の報告会が長引いたのは、恩人とも言えるNさんが出席してくれていたからです。
報告会の冒頭、Nさんと私の関りについて話をしました。
平成15年4月の統一地方選挙の和歌山市議会議員選挙に初めて出馬しました。支援基盤も十分整っていない中でしたが、プレハブの事務所に毎日のように詰めてくれたのがNさんでした。地元のNさんが事務所にいてくれることから、地元の皆さんが集まってくれました。事務所の雰囲気が和やかで楽しい雰囲気になったのは明るいNさんがいたからです。
そして選挙戦の最終日である土曜日、つまり投票日の前日の夜にNさんの自宅で集会を開かせてもらいました。地元を中心に大勢の皆さんが集まってくれて選挙戦を締め括ってくれました。そして初当選させてもらったのです。
次の統一地方選挙は県議会に転戦しましたが、やはり選挙戦の最終日の夜はNさん自宅での集会で締め括りました。平成23年の統一地方選挙の時も同じです。Nさんの自宅をお借りして選挙戦を締め括りました。三回とも当選させてもらえたのは、Nさんの力をお借りしたことも大きな要因です。
選挙戦の最後の演説の舞台をNさんが用意してくれているのです。自宅といっても元縫製工場ですから、100人以上が入れる部屋なのです。最終日にここに立つと、初めての時のことを思い出し、いつも感動の涙が溢れてきます。堪えるのが大変で涙声で演説をすることになっています。大切な場所であり大切なNさんなのです。
そんなNさんが今日の報告会に来てくれたのです。「片桐君の報告会があると聞いたので、これは是非ともいかせてもらいたいと思ってきました」と言ってくれたように、とても喜んでくれたのを嬉しく思いました。
「私の残りの人生を片桐君に賭けています。命懸けで応援していますから、皆さんも応援して下さい」と励まされました。そして命懸けという言葉で表現してくれたように、本気で応援してくれているのです。Nさんの自宅の部屋は広くて他にも政治家が集会をするので貸して欲しいと依頼があるのですが、その全てを断ってくれています。「この場所で集会を許可しているのは片桐君だけです」と言ってくれているように、私にとってはここから物語が始まった聖地なのです。
そんなNさんが来てくれた報告会ですから楽しい時間となりました。そして励まされ、元気をいただきました。Nさんの歩んだ命懸けの人生から比べると、私の政治家としての活動は、まだ命懸けには遠く及びません。これからもっと飛躍するためには、命懸けの心意気が必要だと思いました。これからもNさんの励ましに応えたいと考えています。
最後にNさんから「命のある限り命懸けで応援して行くので、良い国、良い県になるために尽くして欲しい」と依頼を受けました。本当に有り難いことに感謝しています。ありがとうございます。