活動報告・レポート
2012年9月30日(日)
台風17号
台風17号
台風17号

台風17号が近畿に上陸しました。朝から強い雨と風が吹き予定していた行事は中止となりました。和歌山市内でも強い雨が降っています。こんな日に外出は危険なので、午前から午後4時くらいまでは外にいましたが、台風の中心が接近する時間帯には自宅に戻りました。市内の道路も空いていて、多くの方は自宅で待機しているように思います。

また明日のツアーに関しても実施するかどうか検討中ですが、今日中に台風は近畿圏を通り過ぎるため実施する方向で調整しています。

台風の接近で気になるのが紀南地方です。昨年9月の台風12号による被害からの復旧を図っているところなので大雨の影響が出て欲しくありません。また和歌山市内でも今年の集中豪雨によって冠水した地域が気になるところです。無事に通り過ぎてくれることを祈っています。

一秒の言葉

和歌山市内のある公立小学校の校長先生からいただいた学校便りを拝見しました。とても熱心に子ども達を指導している校長先生の気持ちが詰まった文章が掲載されています。小泉吉宏さんの作品ですが、雨の日に読んで癒されました。

タイトルは「一秒の言葉」です。

はじめまして。この一秒ほどの短い言葉に、一生のときめきを感じることがある。
ありがとう。この一秒ほどの短い言葉に、人のやさしさを知ることがある。
がんばって。この一秒ほどの短い言葉に、勇気がよみがえってくることがある。
おめでとう。この一秒ほどの短い言葉に、幸せにあふれることがある。
ごめんなさい。この一秒ほどの短い言葉に、人の弱さを見ることがある。
さようなら。この一秒ほどの短い言葉に、一生の別れになるときがある。

校長先生が子ども達に伝えたいメッセージが潜んでいます。言葉を大切に使うことと、その時その時を大事に過ごすことを伝えようとしています。同じクラスで一緒にいられる時は一年だけです。楽しくても苦しくてもたった一年間の出会いがクラスの中にあります。一秒ではありませんが、一年の中にはじめましてからさようならまでの全てが詰まっているのです。大きく成長する時に、一秒の言葉を大事にして欲しいものです。

沸騰までの2度

大阪でセミナーの講師をしている方から案内をいただきました。98度のお湯が100度になると沸騰するように、あと僅か2パーセントで様相は一変することを伝えてくれました。

多くの人は物事に対して一所懸命であり、誠心誠意取り組んでいます。それが大切であることも知っているのに思いが叶わないことがあるとも話してくれました。みんな頑張っているのに差があるのは事実です。しかしその差は僅か2パーセント程度の違いがあるだけだということです。一所懸命で誠心誠意何かに取り組んでいる人は98度のお湯の状態です。まだ沸騰しないと思って諦めてはいけないのです。これから先は98度まで水を沸かせてきただけの時間は必要ありません。あと2度温度を高めてやるとお湯が沸騰するのです。その2度暖めることができなくて、或いは待てなくて諦めてしまう場合があるのです。「もう駄目だ。ここまでだ」と思った時からあと僅かの距離を進むこと、時間を費やすことを心掛けたいものです。沸騰まで残りの2度はそこまでやってきています。沸騰させてくれるまでの僅かの時間を待っているのです。