活動報告・レポート
2012年9月28日(金)
県議会定例会最終日
県議会定例会最終日
県議会定例会最終日

県議会定例会最終日です。議案の採決と意見書の決議を行いました。今議会の議案の採決状況については以下のとおりです。全ての議案は可決となり、私も全ての議案に賛成しました。議案の件名と結果は次の通りです。

議案第107号平成24年度和歌山県一般会計補正予算
議案第108号和歌山県防災会議条例の一部を改正する条例
議案第109号和歌山県災害対策本部条例の一部を改正する条例
議案第110号和歌山県情報公開条例の一部を改正する条例
議案第111号職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
議案第112号和歌山県税条例の一部を改正する条例
議案第113号和歌山県指定猟法禁止区域等の標識の寸法を定める条例
議案第114号食品衛生法施行条例の一部を改正する条例
議案第115号和歌山県救護施設等の設備及び運営に関する基準を定める条例
議案第116号和歌山県児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例
議案第117号和歌山県婦人保護施設の設備及び運営に関する基準を定める条例
議案第118号和歌山県特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例
議案第119号和歌山県養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例
議案第120号和歌山県軽費老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例
議案第121号和歌山県指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例
議案第122号和歌山県介護老人保健施設の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準を定める条例
議案第123号和歌山県指定介護療養型医療施設の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例
議案第124号和歌山県指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例
議案第125号和歌山県指定介護予防サービス等の事業の人員、設備及び運営並びに指定介護予防サービス等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例
議案第126号和歌山県指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例
議案第127号和歌山県指定障害者支援施設の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例
議案第128号和歌山県障害福祉サービス事業の設備及び運営に関する基準を定める条例
議案第129号和歌山県地域活動支援センターの設備及び運営に関する基準を定める条例
議案第130号和歌山県福祉ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例
議案第131号和歌山県障害者支援施設の設備及び運営に関する基準を定める条例
議案第132号和歌山県指定通所支援の事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例
議案第133号和歌山県指定障害児入所施設の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例
議案第134号和歌山県病床数の補正並びに病院及び診療所の人員び施設に関する基準等を定める条例
議案第135号和歌山県職業訓練の実施に関する基準等を定める条例
議案第136号和歌山県港湾施設管理条例の一部を改正する条例
議案第137号警察職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
議案第138号平成24年度建設事業施行に伴う市町村負担金について
議案第139号訴訟の提起について
議案第140号工事請負変更契約の締結について
議案第141号工事請負変更契約の締結について

以上の議案を可決して議会は終了しました。

また意見書の決議については次の通りです。私全ての意見書に賛成の立場を取りましたが、和議第76号と和議第77号は反対多数で否決されました。

和議第75号近畿自動車道紀勢線ミッシングリンクの早期解消及び4車線化の早期実現を求める意見書(案)
×和議第76号「ゆきとどいた教育」の前進をもとめる意見書(案)
×和議第77号「教育費無償化」の前進をもとめる意見書(案)
和議第78号我が国の領土及び領海を守る体制整備を求める意見書(案)
和議第79号税制全体の抜本改革の確実な実施を求める意見書(案)
和議第80号国土強靱化基本法の制定促進を求める意見書(案)
和議第81号北朝鮮による日本人拉致問題の一刻も早い解決を求める意見書(案)
和議第82号戦没者等の遺族に対する処遇改善を求める意見書(案)
和議第83号気象事業の整備拡充を求める意見書(案)
和議第84号自治体における防災・減災のための事業に対する国の財政支援を求める意見書(案)
和議第85号中小企業の成長支援策の拡充を求める意見書(案)
和議第86号司法の場における発達障害者への適切な対応を求める意見書(案)
和議第87号第32回オリンピック競技大会及び第16回パラリンピック競技大会の東京招致を支援する決議(案)

また閉会後、中小企業振興に関る条例案検討会が召集されました。私もこの条例案検討会員として参画することになりました。検討会において今後の検討日程について審議し審議日程を決定しました。今回が第一回目となり、平成25年12月定例会で条例案を上程する日程を決議しました。

平成24年9月定例会も議論を交わしてすべての審議を終えました。今回も充実した議会となったことに感謝しています。

防災打ち合わせ

和歌山市内の自治会では、南海トラフによる津波被害の想定に基づいた避難計画が議論されています。和歌山市の片男波は市内で最も津波被害が大きいとされている地域ですが、もう15年も前から大被害から逃れる防災訓練を行っています。この片男波自治会の素晴らしいところは、継続して防災訓練を行っていることにあります。

本日は片男波自治会の皆さんと懇談する機会がありました。南海トラフによる津波が発生した場合、高齢者や災害要支援者の皆さんは逃げることが難しく、対策は極めて限られている状況ですが決して諦めてはいません。逃げ延びることを念頭にした自治会としての対策を検討しています。

災害から逃げることを諦めないためには、日頃からの避難訓練を行うことによって自治会員の皆さんの意識を高めておくことが必要です。何の訓練も行っていないとすれば、災害発生時に逃げることはできません。日頃から意識して訓練を行っていなければ咄嗟の場合は対応できないのです。

自治会として避難方法や災害要援護者のリストアップをしておくことは有意義なことなのです。自治会からは「これだけ自治会として対策を講じていても、大災害が到来した場合、自治会組織としての機能を果たせるかどうかは分かりませんが、少なくても避難訓練をした経験と実績を積み重ねてきています」と話してくれたように、地域として主体的な取り組みが生命の安全を確保するために必要なことです。

そして自治会としての課題に気づいています。避難訓練への自治会の参加者は多いのですが、子どもの参加が極端に少ないのです。子どもが参加してくれることで防災対策としても防災意識としても重要なことです。今の子ども達が東南海・南海地震に遭遇する可能性は、現在の大人が遭遇する可能性よりも高いからです。

防災対策に関してできるだけのことはしたいと考えて、今日の話し合いを行いました。そしてこれからの課題として、子どもの防災教育に関して話し合いを継続することにしました。

その他
  • 和歌山県内における再生可能エネルギー導入に関して、他府県の事業者が調査に入ってくれました。但し、和歌山県内での再生可能エネルギーは必要面積が確保できる場所が少ないため大規模なものは設置できない状況であり、採算面から厳しいことを伝えてくれました。他府県の立地条件の方が優位なところが多いようです。
  • 和歌山シャンソン協会による和歌山巴里祭の企画段階に入っています。平成25年度の行事計画に関して。予算措置とゲスト選定を行っています。