活動報告・レポート
2012年9月21日(金)
一般質問三日日
一般質問三日日

県議会定例会の一般質問三日目です。食糧供給に関しての質疑がありました。和歌山県は第一次産業が盛んですが、エネルギー問題で制限が掛けられた場合、わが国の産業界の生産活動は停滞しますから私達の生活に影響がでてきます。第一次産業もエネルギーを消費して成り立っていることから、何らかの影響があります。そうならない方法を選択することが、政治が行うべきことであり、白黒明確にできない社会の問題を決着させるのが政治なのです。県政といえども物事を決めているのです。

またいじめの問題についての議論がありました。対策として和歌山県内の小学校、中学校、高校の生徒にいじめ問題に関するアンケートを実施することにしています。教育委員会では、いじめの問題を隠そうとすることを表面化させるためにアンケートは有効な手段と考えていることから、和歌山県下で取り組みます。その結果を基にしていじめの問題について徹底的に向き合います。

現在、いじめ問題は知事宛のメールでも受け付けていますが、和歌山県教育長宛のメールも新規に開設を行い、この問題を受け付けるようにする予定です。いじめの問題は県行政と教育のトップに直接伝える方法を確立させることにより隠せないようにします。

また教育委員会として早急にいじめ問題に対応するためのマニュアルを作成することにしています。

このように大きな課題に関しては前進させた取り組みを行うことにしています。

フロリダとの交流

昨日、西フロリダ大学の本田先生と会ったことから和歌山県とフロリダ州の交流について調べました。1995年10月に姉妹提携を行っています。

現在の仁坂知事が平成23年11月にフロリダ州を公式訪問し、フロリダ州公式訪問とオレンジパートナーシップ協定を締結しています。

その内容は和歌山県の発表資料によると次の通りです。

「1995年10月4日、和歌山県とフロリダ州は、オレンジ(みかん)、マリンリゾート・ビーチ、テーマパークという類似点から姉妹県州提携を締結し、文化交流を行ってきましたが、今後は双方の特性を生かし、未来志向で野心的な経済交流を実施すべく、観光分野における協力、県産品等の貿易関係における協力、県州内企業間の相互投資促進にかかる協力、数学・科学技術分野における教育交流の促進を柱とする協定に署名しました(和歌山県・フロリダ州ともにみかん・オレンジの一大生産地ということでオレンジパートナーシップ協定と名付けました)。

全米第4位のGDPを誇るフロリダ州と未来志向で野心的な経済交流を展開していくことに合意できたことは、新たなビジネスチャンスの拡大、本県経済の活性化につながるものと期待しております。今後は、本協定に従い、各協力分野における種々の取り組みを具体的に実施し、双方の交流を更に深化させていきたいと考えています。」

このオレンジパートナーシップ協定に基づいて交流機会を拡げたいと思います。

その他

通報がありました。市内の公立高校でのクラブ活動の場でクラブ担当の教師から部員に対する行き過ぎた体罰があったこという内容です。真偽は分かりませんし現状把握をしていない段階なので公表はできませんが、部員は殴られたことから手を骨折したけれど、先生からは「階段から転落したと言え」と言われて事実を黙っているという内容です。

学校長も知っているということから学校内で揉み消そうとしている様子もあると聞きました。「何故、被害を受けた保護者から話をしないのですか」と聞いたところ、言うとクラブでいられなくなるという怖さを感じているとのことです。事実関係を調査することにします。