平成24年9月県議会定例会が開会なりました。今日から29日までの会期で県政の課題を議論することになります。開会初日は議案の提案がありました。
紀の国わかやま国体については平成27年9月26日から10月6日までの期間。紀の国わかやま大会が同年10月24日から26日までの期間に決定しました。ロンドンオリンピックの日本選手団と同じような好成績と感動を目指して取り組みを開始しています。
再生可能エネルギーの普及促進に積極的に取り組んでいるという知事の発言があったことに注目です。そして引き続き再生可能エネルギーの普及と活用を推進していく姿勢を示しました。
道路整備については、近畿自動車道と京奈和自動車道の4車線化は平成27年度までの供用開始を目指していますし、南紀田辺までの4車線化とすさみ町より南の未事業化区間は一日も早い事業着手を国に強く働き掛けることにしています。参考までに、近畿自動車道紀勢線有田と御坊間の4車線化は事業化が発表されていますし、すさみ町と太地町および新宮市と大泊間についても計画段階評価が行われ、ルート帯やインターチェンジの配置について対応方針が了承されています。紀伊半島一周高速道路の整備実現に向けて着実に計画は進められています。
東南海・南海地震等対策特別委員会が開催されました。今回は内閣府の南海トラフの巨大地震モデル検討会で出された津波被害想定の説明と、県の対応についての説明と質疑を交わしました。
前段、台風12号被害による復旧状況について説明がありました。公共土木工事による本格復旧は平成24年度中に95パーセント箇所完成を目標にして工事に着手しています。平成24年7月末現在で90パーセントの箇所で入札契約を経て工事着手に至っているなど計画は順調に推移しています。
さて南海トラフの巨大地震の津波高と浸水地域と被害想定が発表されましたが、甚大な被害は衝撃的な数字となっています。ただし起こり得る想定の中での最大規模の数字を見ると到底対策は講じられない数字になっていますが、想定されている最大規模の巨大地震の発生確率は極めて低く、千年に一度か万年に一度、またいつ来るか判らないものであります。この想定にターゲットを合わせての万全といえる対策は難しいと思いますが、避難を柱とした対策を行うべきであるという観点に立ち、まず県として詳細な想定を行うことにしています。この新たな被害想定については、平成25年の修正の中に盛り込んでいくことになっています。
これらの最大規模の数字を正しく恐れる姿勢が大切であるという当局からの説明があったように、この数字だと対策の打ちようがない、逃げ切れないと諦めるのではなくて、できる限りの対策を講じ、そして逃げ切る意識を持っておきたいと思います。そして必要以上に恐れることなく、しかし対応する姿勢を持っておきたいものです。
和歌山ゴールドライオンズクラブの理事会を開催しました。先のガバナー公式訪問三役懇談会や環境保全アクティビティ計画などについて説明を行いました。また東洋アジアフォーラムへの参加や、他クラブの例会訪問についても実施することで決定しました。
献血委員長からは熱心な議論を呼び掛けてくれました。今までと同じやり方で献血活動をしていると今までと同じ程度の人数の方が協力してくれるだけなので、違う方法も試すことも考えて欲しいと具体的な提案がありました。高校での献血活動や献血をしてくれた人への記念品の充実など、他のクラブで行っている事例の紹介もあり、今後参考にできることでした。
やり方を変えることを考えていると楽しいと、みんなで楽しいやり方を話し合いたいという提言、そして献血について知っておくのと知らないのとでは、やりがいもやる方法も変わってくるので、同じ献血活動をするのであればやりがいがあり楽しい方法を試したいものです。
理事会は活発な意見が飛び交い充実した内容となりました。変えていくための提案や楽しい例会にするための提案が出てきたことは嬉しいことです。良い雰囲気で理事会を実施できています。楽しい例会と行事を実施したいと考えています。そのためには全員に発言機会があることや、得た知識を発表する時間を設けることも考えています。
来週の例会に向けての議案の説明と決定をいただきました。
- 自然保護地域内における再生可能エネルギー設置についての意見がありました。自然保護と新エネルギー導入について、どちらに重きを置くべきか議論を行いました。
- 生活保護の要件について相談がありました。市内の経済状況は依然として厳しいものがあります。そのため仕事がなくなったり生活が厳しくなっている場合があるので、働きたくても働けない場合、健康状態を崩した場合などの生活保護について話し合いました。