活動報告・レポート
2012年9月9日(日)
国体開催記念イベント
国体開催記念イベント
国体開催記念イベント

平成27年に開催が決定した紀の国わかやま国体の開催記念イベントが、和歌山市のビッグホエールで開催されました。記念式典は、県知事から開催予定の市町村に対して、決定通知書を交付することから始まりました。そして国体を契機としておもてなしの精神で参加者を迎えるための県民運動スタート宣言もあり、3年後に向けて和歌山県の盛り上げを図る取り組みが開始されることになります。

小学校、中学校から老人会まで幅広い年代の団体が参加してくれることになっています。みんなの力で国体を成功させ、盛り上げたいと考えています。

国体開催記念イベント

そして大会メシージソング「明日へと」が披露されました。地元の歌手ウインズの皆さんが歌っているもので、和歌山県の良さを爽やかに伝えてくれている歌詞となっています。

これから各地でこの歌が流れると思いますから、これから徐々に国体応援ムードが高まっていきます。

さて平成24年は岐阜国体が開催されるため、選手団の団結団壮行式も併せて実施しました。今回の目標は34位となっていますが、3年後の地元開催国体での優勝を目指すために是非とも目標を達成して欲しいものですし、それ以上を狙って欲しいものです。

ところでロンドンオリンピックの結果から、和歌山県の記録について紹介がありました。県民一人当たりの出場選手の比率は全国で一番、メダルを獲得した個数も県民一人当りの獲得数は和歌山県が日本一だそうです。世界レベルの選手が和歌山県から育っているのです。余り知られていない記録ですが、和歌山県のスポーツ力は高いレベルであることを示しています。しかし国体になると結果が出ていないのです。ロンドンオリンピックに続いて岐阜国体でも和歌山県の底力を見せ付けて欲しいものです。選手団の健闘を期待しています。

もうひとつ。前回の和歌山県国体は昭和46年の黒潮国体でした。今から41年前の大会になります。平成27年が紀の国わかやま国体開催ですから、44年ぶりの開催になります。

来賓の一人が挨拶の中で、前回の国体の時は中学生だったことと中学生として体育館に連日お手伝いに行っていたのですが、当時の和歌山県の選手は強くて格好良かったことを話してくれました。平成27年に向けて、中学生が憧れるような強い選手団を結成して地元のためにも総合優勝を達成して欲しいものです。

黒潮国体の時、私は小学校4年生でした。当時の国体の記憶は余りないのですが、ひとつだけ覚えている、正確には思い出したことがあります。高校野球で出場していた岡山東高校の選手にサインをもらったことです。紀三井寺球場でサインをもらったと記憶していますから、連れられて野球の試合を見に行ったのでしょう。試合後、選手と会いサインをしてくれたのです。勿論、その選手の名前も分かりませんが、高校生が大きくて逞しかったことを思い出します。小学生にとっても選手は憧れの対象になります。今から三年後の未来の和歌山県代表選手は、子ども達の憧れの人であって欲しいと思います。

そんなことを思い出されてくれた国体開催記念イベントでした。

土光敏夫さん
土光敏夫さんの本「清貧と復興」

人生の先輩から「この本を読んでみたら良い」と渡されたのが土光敏夫さんの本「清貧と復興」です。土光さんは懐かしい名前です。中曽根内閣の時に行政改革を成し遂げた財界人だからです。当時から清く正しく清貧な人だった印象がありますが、この本を読んで改めて凄い人だったことが分かります。原子力発電関しても持論を持っていたことが分かります。原子力技術は日本独自のものである必要があり、日本人が技術開発に携われば事故は起きないとし発言しています。エネルギー小国の日本にとって、当時は化石燃料に代わる原子力発電が切り札だったのです。東芝として原子力発電技術に関り日本が世界をリードしていく気概が感じられました。正確な技術があれば事故は起きないと指摘していたように国産技術は限りなく高いレベルに追求していったのです。

もし土光さんが福島の原子力事故を見ていたら、発電所が日本の技術で造られていれば事故には至っていなかったと思ったかもしれませんし、ネジひとつの製造技術と製品化も大切にしていた技術者として残念に思ったことでしょう。

日本にとって豊富にエネルギーを持つことは国として大切なことだと思い、活動してきた技術者からすると、現在日本の技術はどう映っているのでしょうか。あの偉大な土光さんから学ぶことがあります。