恒例のこばと学園の夏祭りのお手伝いに行って来ました。夏祭りお手伝いは和歌山ゴールドライオンズクラブのアクティビティとして実施しているもので、毎年この夏のイベントを楽しみにしています。クラブ会員17名と和歌山レオクラブ会員15名の合計32名が出席しました。
開始時間は午後5時30分からでしたが、会場設営と準備のため午後3時に会場入りしました。設営の途中で局地的に大雨が降りましたが、開始時間には雨は止み、却って涼しい環境に好転しました。私達のテントではお菓子釣り、レーシングカー遊び、バルーンアート、バザー、カキ氷などを出店しました。大勢の来場者で賑わい、またお店にもたくさんの人が来てくれてやりがいのあるアクティビティとなりました。汗と快い疲労感と達成感を味わうことができました。
ところで和歌山レオクラブの会員は礼儀正しくて実にしっかりしています。社会貢献活動に参加するという心掛けは素晴らしいものですし、活動に積極姿勢なところも嬉しいことです。和歌山レオクラブの会員は70名を越えているため4班に編成して活動を行っています。今日もレーシングカーのコーナーを手伝ってくれました。和歌山レオクラブは礼儀正しく、規律を守って行動しています。学生時代に社会人と付き合える経験は将来生きてくると思います。ある一人のメンバーからは「社会人の皆さんと話すことが出来るので、就職や面接の時も大丈夫でした。レオクラブの活動を通じて社会人と接することに慣れているので、とても有意義な活動だと思います」と話してくれました。レオクラブの活動は自主的な活動とライオンズクラブとの協同した活動の二本立てです。活動の中で経験と学びを感じ取ってくれていることは嬉しいことです。
また来場してくれた人の中には県職員の方もいて、児童養護施設について理解を高めてくれたことは嬉しいことです。県からこばと学園の夏祭りに来てくれたのは今回が初めてです。
やはり現地を知らずして支援は出来ません。こばと学園では新寄宿舎の建設に着手しますが、これからの県の支援に期待しています。
ライオンズメンバーは夏祭り終了後に達成感があったことを話してくれましたし、和歌山レオクラブからも楽しかったという感想をいただきました。こばと学園とのイベントに関しては、秋の芋ほりと12月のクリスマス会、そして春の大運動会へと続いて行きます。とても楽しい夏祭りのお手伝いができたことを嬉しく感じています。
また本日の出店に伴うバザーの売上金などは、後日、こばと学園に寄付することにしています。
ところで集合してから解散するまでの時間は、午後3時から午後10時までですから約7時間でした。半日を費やしたのですが、それ以上の見返りが感じられました。準備作業と子ども達とのふれあい、そして参加してくれた皆さんとの交流、後片付けと打ち上げなど、参加しなければ味わえない体験ばかりです。参加することによって得るものがあると言いますが、それは充実感、つながり、達成感、仲間意識などが実感できることです。一人ではできないことですし、仲間で実施するから楽しいことでもあります。
結果として喜んでもらえているのですから、両者にとって素晴らしい活動だと思います。社会貢献活動は現地で行うものであり、参加した人だけが得られる感情があります。それらが財産として心に残っていきます。
和歌山ゴールドライオンズクラブとこばと学園の共同農園を開設しています。今年の5月に芋の苗を共同作業で植えました。秋に収穫するため世話をしていますが、共同農園の現状を見てきました。お芋は順調に育っているので、この10月末には収穫作業ができそうです。両者の共同作業に加えて和歌山レオクラブのメンバーも参加してくれることになりました。
ただ実りの秋にはイノシシが畑に現れることがあります。ここまで育っているのですから、収穫までやり遂げたいので巡回も含めて作業を行います。
これも和歌山ゴールドライオンズクラブの活動です。同クラブで植樹している桜の木の巡視に行ってきました。3年前から継続的に植樹を行っているもので、桜は順調に育っています。地球環境問題への対応の一環として植樹を行っていますが、その桜が大きくなっています。参加したクラブメンバーで水やりと草引きを行いました。桜が大きく育っている姿を見ると嬉しいものです。来年の春にはきれいな花を咲かせてくれますから、今から楽しみに待っています。