活動報告・レポート
2012年8月22日(水)
説明会
献血

和歌山ゴールドライオンズクラブの献血例会がありました。献血に協力してくれた皆さん、そして運営に携わってくれた会員の皆さん、和歌山レオクラブの皆さんに感謝しています。私も400mlの献血を行い少し社会貢献できました。毎回の献血例会で献血をしているのですが、三ヶ月に一度のペースで続けていたため制限があり、半年間献血ができなくなっていました。そのため半年振りの献血でした。

健康で社会貢献できていることに感謝しながら、心身とも健全でいられることを嬉しく思っています。夏場は血液が不足している時期です。皆さんの協力をお願いいたします。

説明会
説明会

平成24年6月、和歌山市内を襲った大雨の影響で和田川周辺地域が水浸しになりました。これらの地域の方々の家屋は床上、床下浸水があり被害を受けています。当日、現地に赴き状況は把握しているので講じるべき対策を検討してきました。

そこで午後7時30分から午後9時までの時間、岡崎集会所に被害を受けたこの地域の皆さんに集まってもらい説明会を開催しました。被害発生当日の状況と現在検討している対応策について説明を行いました。そしてこの説明会に際しては、和歌山市に多大な協力を得て開催することができました。説明会にも出席していただいたことに感謝申し上げます。

さて岡崎のこの地域は地面が低いため大雨が降ると道路が川のようになり、また水引までの時間が長時間に及んでいます。今年の大雨のその時は、水に浸かってから水が引くまでに約12時間かかったので、その間は家のトイレが使用できなくなったのです。大雨の都度、このような状態になるので、今回は抜本的な対策の必要性を痛感していました。

そこで対策として平成27年度までに岡崎地域を走る幹線道路、県道の下に5メートルの配管を敷設することになりました。抜本的な対策としては雨水を流し込む大きな管路が必要ですがこの地域にはそれがありません。そこで5メートルの管路を敷設することで雨水を流し込めるようにすることが第一です。

平成24年度に事業着手する計画で、総工費は約30億円を予定しています。約30億円と記載しているのは、競争入札によって金額が小さくなると思われるためです。巨大な予算を投じてこの地域の雨水対策に取り組むことにしています。長年の懸案を一気に解決できる計画案ですから朗報です。

ただこの地域は200haもある場所なので、幹線を敷設してもそこに流し込む支線となる管路を整備する必要があります。その点に関しては幹線が完成することを前提として地元自治会と協議を行いたいと考えています。水害の発生している地域を解決するために有効な支線となる管路を敷設したいと考えています。この部分は地元に住む皆さんの前向きな協力が不可欠です。地域の安全対策は行政だけが行うものではなくて、住民の皆さんが主体的に関る必要があります。役所任せや役員任せでは地域は発展しませんし、安全対策も進展しません。自治会としてまとまった考え方と行動を取ってもらい、市役所と議員との意思疎通を図りながら計画を発展させる必要があるのです。

0から100の完成形まで市役所が担ってくれるものではありませんから、主体的に関わって欲しいことを依頼しました。

さて5メートルの配管を敷設するのは、和歌山市の下水に関るまちづくりの考え方に基づいています。1時間当り50ミリの雨水に対応するために必要な配管の口径が5メールなのです。ですから1時間あたりの雨量が70ミリなどになれば、全てを吸収できない恐れがあります。では万が一の場合に対応すべきではないかという意見もありますが、口径を6メートルやそれ以上にしようとすれば工事費用が嵩みます。和歌山市内全ての地域の安全対策が必要ですから、特定の地域だけに膨大な予算を組むことは現実的ではありません。

より多くの予算と長い検討期間が必要となり、しかも財政難ですから全ての計画が止まってしまうことも考えられます。安全性を確保できるであろう現実的なまちづくりの基準に即して配管を敷設することが安全対策を進展させるために大事なことです。

1時間当りの雨量想定をある程度の線を引かないことには雨水対策の計画ができないのです。考えられる全てのリスクをゼロにすることは不可能ですし、仮にできるとしても予算措置ができない金額になります。

可能な限り早期に雨水対策の計画を進める予定ですし、計画の進展に伴って地元の皆さんの意見を聞いて現実的で対応可能なものは採り入れる方向で協議を進めたいと考えています。

行政サイドでできることは実施する予定ですから、地元の皆さんの意見を集約してもらい地元として協議するための体制を整えて欲しいことを依頼して説明会を終了しました。

その他
  • 再生可能エネルギー導入に関して依頼がありました。導入を検討している事業者はとても多いのです。この実現するかどうかは資金調達と採算計算に懸かっています。
  • 音楽活動によって地域を活性化させようとする取り組みがあります。その代表的な人と会って今後の進め方や検討課題について意見交換を行いました。次につながるような前向きな議論ができました。
  • 湯浅町長選挙の告示が近づいてきました。来月9月4日が告示で、同月9日が投票日です。先輩の元県議会議員が出馬を予定しています。同僚議員の方々と応援に駆けつけました。首長を賭けた戦いは厳しいものですが頑張って欲しいと思います。