活動報告・レポート
2012年8月17日(金)
解体
再生可能エネルギー

今日も再生可能エネルギーに関する依頼がありました。既に和歌山県外での事業化を進めているのですが、条件の適している和歌山県内で事業を計画している地点はありません。以外と広い用地がないことと理解を示してくれないトップがいる地域があることが原因です。また千葉県で実用化していて東北でも計画されている海上風力発電の和歌山県での可能性についても問い合わせがありました。いずれにしてもトップの姿勢によって取り組み方は変わってきます。

また早くも太陽光発電のパネルと施行費の単価が下がってきています。しかも性能が向上しているのです。他の府県では民間での太陽光発電用地として賃貸借が増えていると聞きました。民間物件に関しても和歌山県内での動きは鈍いと思われます。

環境問題

てんぷら油などの廃油をリサイクルして車両の燃料として活用できる技術があります。和歌山県内でも廃油再生プラントが稼動していますし、大阪府下でもプラントが設置されています。地球環境問題への対応が早い企業では自社の車両の燃料として活用しています。

また国土交通省の建設工事基準の中に、工事車両の燃料をエコ化している場合の得点加算がある場合も出てきました。入札条件の中に地球環境問題への対応を評価する項目があると事業者の意識は変わります。

和歌山県内の工事入札に地球環境問題へ対応した場合の点数加算があるかどうかを確認する予定です。全国的な流れですから入札条件にあるような気もしますが、既に対応してくれていることを期待しています。

ただ廃油を活用して自動車用燃料にする場合に課題があります。廃油を集めるしくみがないことです。現在は事業者が会社や家庭を回って個別に廃油を回収していると聞きました。そのため廃油を燃料化できる量が決まっているため、飛躍的に使用量が増えた場合は対応できないのです。回収システムの確立を含めて和歌山県内で取り組みたい課題です。

解体

和歌山県の公共建築物の解体工事の仕事が単独で入札、発注されることはありません。全て建設とセットになっていて、建設工事を請け負う事業者が解体工事を同時に請け負うことになっています。多くの府県でも同じで解体工事単独での入札は少ないのです。

ただ解体工事の場合でも二酸化炭素は排出しますし、地球環境に優しい工法や廃油を燃料としている工事車両を導入している解体もあり、この仕事もエコ化を図れる余地は十分にあります。

ところが和歌山県では解体工事の入札がないので、地球環境への貢献ができていないのです。全国に先駆けて解体工事のエコ化を図るのは和歌山県を置いて他にないと伝えてくれました。自然に恵まれた府県が工事のエコ化を推進するのは当然のことです。大手建設会社の理解を期待しています。

スラグ

平成23年9月の台風12号によって和歌山県の南部地域は大きな被害を受けているのは、県内では周知の事実です。3年以内に95パーセントの復旧を目指していることから、復旧工事は順調に推移していると聞いています。災害復旧時に必要となるのが鉄を作る際に発生するスラグです。土手などの斜面の地滑りを抑えるための網を作ったり、建設工事の基礎部分に活用したりと用途は広がっています。

復旧から復興に向かおうとしている和歌山県では必要な素材です。和歌山県のために支援したいという話も頂戴しました。どこまで対応可能か分かりませんが、支援の申し出は有難いことです。

全国PTA大会
全国PTA大会

平成24年8月のPTAの全国大会は和歌山県内で開催されます。県内の高校のPTAが全国からの参加者をお迎えします。その大会の進行や当日の役割分担について協議を行いました。来週、8月23日と24日の二日間、和歌山市内のビッグホエールとビッグウェーブをメイン会場として開催されます。

夜は星林高校のPTA役員会が開催され役員で参加できる人の役割分担を行いました。おもてなしの気持ちを持って全国からのお客さんを迎えたいと考えています。

その他
  • 和歌山市内の道路に関する問題について協議を行いました。揉め事は両者にそれぞれの見解ありますから簡単に解決できません。それでも折り合う部分を探しましたが平行線となりました。引き続いて対応することにしています。
  • 相続の問題に関して行政書士に依頼し引き受けてもらった案件があります。行政書士からは「私でお手伝いができるのであれば」と快く引き受けてくました。仕事をするに際して気持ちの良い応対をしてもらいました。話し方ひとつで人の印象は違います。