活動報告・レポート
2012年8月4日(土)
わくわく広場
支部大会

午前9時30分から関西電力労組和歌山市部の定時大会が開催されました。来賓としてお招きをいただき、挨拶をさせてもらいました。挨拶の要旨は割愛しますが、電気事業はとても大事な事業ですから、社会を支える皆さんの取り組みに敬意を表しました。

厳しい時期が続いていますが電力事業はなくてはならない事業です。経済、生活、そして安全面からも安定した豊富な電気エネルギーは必要です。不必要と考える人はいないと思いますから、資源の少ないわが国のエネルギーをどう安定供給させていくかなどの課題に挑戦している事業者の姿を見て欲しいと思います。見えないところで社会を支えてくれている人がいることを知っておいて欲しいと思います。

平成23年の東日本大震災や和歌山県の台風12号被害において、電力復旧に努めた人達の活動を集約した記録がありますが何度観ても感動的です。社会が機能しているのは、表で活動している人だけではなくて、陰になってインフラを守ってくれている人がいるからです。そんなことを感じながら挨拶をさせていただきました。

わくわく広場
わくわく広場

平成24夏も巡ってきました。「わくわく広場」の季節です。今回は京都市にある京都水族館と下鴨神社にみんなに行ってわくわくしてもらいました。毎年開催しているわくわく広場ですが、平成23年は六甲山を、平成24年は京都を楽しみました。それまでは大阪南港にある福崎空中広場を拠点にしていましたが、現在は関西各地の子ども達が楽しめる場所を訪問するようにしています。

今回の京都は新しくできた水族館と、スイカをみんなで食べるために場所を提供してくれた下鴨神社に行き夏の一日を楽しみました。夏休みに入ったばかりですが、毎年楽しみにしてくれている子ども達にとっては最大のイベントになっているかも知れません。

わくわく広場

大きくなっている中学校1年生の女の子は、彼女が小学校4年生の時から参加してくれています。4年連続で参加してくれているように、この夏の一日をとても楽しみにしてくれているのです。

子ども達にとっても特別な日は、参加している大人にとっても夏の思い出の日となります。東京から来てくれるスタッフとは1年に一度だけ会う人もいて、大人も再会を楽しんでいます。

今回の水族館は他のお客さんがいるためペアで水族館内を巡り、イルカショーとお弁当を楽しみました。移動した下鴨神社ではスイカとお菓子を提供したので子ども達は大喜びでした。参加してくれた子ども達にとって、今日がいつまでも夏の思い出として輝いていて欲しいと願っています。

紀州踊り
紀州踊り

そして夕方からは紀州踊りに参加しました。毎年、わくわく広場と紀州踊りの日程が重なり、とても慌しく参加しています。京都市下鴨神社を出たのが午後4時過ぎだったので、紀州踊りの出発に間に合うかどうか微妙でしたが、きっちりと時間前に和歌山市に到着しました。

さて出場した連は和歌山フラメンコ協会です。森久美子先生率いる和歌山フラメンコ協会の連の一員として参加させてもらいました。暑い時に踊りを舞う、普段は歩けない場所を行進するのは気持ちの良いものです。

ところで和歌山フラメンコ協会では、毎年、紀州通りの踊りをアレンジして行進しています。和風の踊りをフラメンコ流にしているのです。フラメンコと日本の踊りを合わせるのが和のフラメンコの特徴ですから、紀州踊りも実に見事な踊りの行進に仕上がっています。その華やかさは連の中でも光っていると思います。和歌山フラメンコ協会の踊りが紀州踊りに華を添えてくれました。

ところで平成24年11月にスペインバレンシア州バレンシア市でジャパンウイークが開催されます。ヨーロッパの各国が順番で毎年開催しているこのジャパンウイークに、和歌山フラメンコ協会が参加することになりました。主宰者から依頼があり、日本を代表するフラメコンコ舞踊団として約10人、参加してジャパンウイークの舞台で踊りを披露します。日本とスペイン文化の架け橋であり、友好の絆を強くしてくれるものと期待しています。

紀州踊り

私にとっては、和歌山県からジャパンウイークに出場してくれることが嬉しいのです。舞台はオリジナルの「AMATELAS(アマテラス)」の予定で、現在、踊りは制作中です。これも和のフラメンコで、日本風で制作したフラメコンが、本場でどのように評価されるのかが今から楽しみです。

和のフラメンコがスペインで大きな評価を得て帰国してくれるものと信じています。それにしても森久美子先生の意欲的な姿勢は感動的です。和歌山県から本場スペインの舞台に挑戦すること、今回はフラメコンを習っている子ども達にも参加を呼び掛けているからです。子ども達に本場で踊ってもらえる経験をして欲しい、そして将来の日本のフラメコン界を背負ってほしいという願いが込められています。

日本が才能のある子どもであることを認めた場合、1年間のスペイン留学という夢も実現可能ですから、その可能性に挑戦すること、そして将来の道筋をつけたいと思う気持ちは素晴らしいものがあります。

紀州踊り終了後、森先生フラメンコスタジオでこんな話しを交わしました。和歌山県を代表してスペインの舞台を成功させて下さい。心から応援しています。