活動報告・レポート
2012年7月28日(土)
支部大会
支部大会

午前5時に起床して新宮市に向かいました。午前9時30分からの支部大会に出席するためです。今日は関西電力労働組合新宮支部の定時大会にお招きをいただき、新宮市まで走りました。ここで挨拶の機会を頂戴しました。

支部大会

おはようございます。第60回目を迎える支部定時大会のご盛会、誠におめでとうございます。皆さんから県議会二期目に送り出してらってから、昨年6月から今年6月まで5回の本会議を迎えました。5回のうち4回、本会議で一般質問に立たせてもらっています。私達の思いや考え方を述べることはとても大事なことであり、私達の考え方を議会で議論できることの大切さを知っていただけると幸いです。

自分たちの意見を言う機会がない、言う場面がないまま物事が進められてしまう事態は看過できない問題に発展します。同じ価値観を持つ人が議会で発言をすることは、とても大きな意味を持っています。議会とは様々な価値観を議論する場であり、どの価値観で進めるのかを決めていく場でもあります。偏った意見だけで進められてしまうと、違う主張の立場の意見を述べる機会もなくなる恐れがあります。

元来、国策であるエネルギー問題や原子力の問題は地方議会で扱うべきものではありませんでしたが、今では国を挙げて議論する対象となっていますから、地方議会でも多く議論されています。将来のエネルギー構成比率、電力不足の問題、計画停電への対応、そして原子力発電所の再稼動についてなど、和歌山県の問題ではなくても議論の対象となっているのです。これらの意見は和歌山県を越えて関西広域連合にも持ち込まれていますし、国に影響を与えるものになっています。

その中にいられることは重要な使命をいただいていることであり、これから議論を続けていきたいと考えています。

最後に嬉しいお知らせについて触れておきます。新宮支部が平成24年度の献血運動において厚生労働大臣から感謝状を受けることになりました。来週31日、和歌山県庁において知事から表彰状を授与されることになっています。これは新宮支部の社会貢献活動が高く評価されたものですから、誇りを持って知事から表彰状を受け取って欲しいと思います。私達の活動は社会になくてはならないものです。これからも責任と誇りを持って社会で活動していきたいと思います。

本日は支部のこれからの1年間の活動方針を決定する大切な大会です。皆さんの活発な議論によって内容のある活動方針が樹立されますことを祈念して挨拶とさせていただきます。ありがとうございした。

以上が挨拶の概要です。

ところで新宮市に行く道中、国道や県道の改修工事が続けられていました。平成23年9月の台風12号による被害からの復興のためです。片側通行に区切って暑い中でも休まずに工事が進められています。一日も早い復興を心から期待しています。

午前中に支部大会を後にして、午後からの行事出席のためとんぼ返りで和歌山市に戻りました。和歌山市から新宮市まで片道約3時間、往復で6時間要しました。これでも国道311号線の改修工事が図れていることで往復できています。道路の有り難さを実感しました。

夏祭り

社会福祉工場の夏祭りにお招きをいただき参加しました。毎年恒例の夏祭りに参加すると、暑さを忘れて「夏はいいなぁ」と思います。ここで働いている皆さんの笑顔、近隣のみなさんとのふれあいなど、夏祭りならではの笑顔と交流があります。午後5時から夏祭りは始まりましたが、準備の人は午前7時から櫓を組んだりお店を設営したりしていたと聞きました。皆さんの協力があって夏祭りは始まるのです。

今日もフラダンスやよさこい踊りがステージで披露され楽しむことができました。ありがとうございます。

懇親会

その後NPO法人AIELのメンバーによる懇親会がありました。AIELの活動は外国語教育を和歌山県で広げたいという思いを共有し、小学生から大人まで外国語に親しめるようにしています。

とても楽しい皆さんなので英語教育、国際支援活動などの話で盛り上がりました。中でも海外青年協力隊に参加する皆さんは約2年で帰国していますが、和歌山県においては仕事が見つからないことを問題視した話も交わしました。外国での経験を積んだ青年が、地元和歌山県に戻ってきても仕事がないという状態は至急解決しなければならない問題です。放置しておくと経験を積んだ青年達は東京や大阪に出て行ってしまいます。これでは和歌山県からの人材流失に歯止めが掛からなくなります。対応できるかどうかも含めて協議していくことにしています。

そして現在学習中の英語の歌を英語で歌う訓練も行いました。挑戦しているのはカーペンターズの「Yesterday once more」です。今日はチャレンジしたところ学習中の一番の歌詞は歌うことができました。内容を理解しておくと英語の歌詞でも歌えるものです。そんな新鮮な発見があり、早く二番の歌詞を学びたいと思いました。通して歌が歌えると、また新しい感動場面となります。