小学校の通学路の安全対策が講じられています。通学路の危険箇所を洗い出し、安全対策が講じられる場所から対策に着手しています。和歌山市内の某小学校の通学路の危険箇所を訪ねて安全対策について協議しました。この県道には車道と歩道が並んでいます。車道と歩道との間にはガードレールが取り付けられていますが所々隙間があります。約4メートルの隙間があると万が一、自動車が突入してくると防げない構造になっています。ガードレールの切れ目は危険箇所ですから、この隙間の内、約3メートルにガードレールを取り付け、残りの約1メートルだけを残しておくことを協議しました。
隙間が1メートルであれば自動車が突入してきたとしても、子どもの安全は確保できます。地元の保護者との協議に続いて学校長とも懇談、ガードレールの設置を依頼、そして県の道路管理部門を訪れガードレール設置を要望しました。学校も道路管理部門も危険箇所であるという認識を共有してくれているため、ガードレールの設置に向けて対応することになりました。
危険箇所を放置しておいて事が発生すれば取り返しがつきません。安全対策を依頼したところ、主旨を理解してくれて迅速に対応してくれることになりました。
引き続いて和歌山市内の歩道の危険箇所を訪ねました。和歌山市内では車道と歩道の間にガードレールが設置されていないところがあります。そのような場所を子ども達が自転車で走っている姿を見掛けると、危険だなぁと思います。対応が必要ですが、大規模な改修場所の場合、恐らく「予算がない」という回答になりそうです。今日視察した場所は相当な予算が必要になると思いますから、提言を行い中期的観点で改修を求めたいと考えています。
民社協会会合に国会議員の岸本周平議員が来てくれました。約30分、国会報告をしてくれました。国会解散の動きについては複数の可能性があることを示してくれました。
ひとつは小沢新党が内閣不信任案の提出が可能な51人を集めて衆議院に提出することです。もし提出された場合、自民党の動向が鍵となります。自民党が賛成すれば内閣不信任案は可決し衆議院は解散となり総選挙となります。夏の8月選挙です。そうなれば消費税増税の法案は流れるので、消費税が争点となった総選挙になります。
自民党が消費税増税の法案成立を選択するのか、それとも内閣不信任案に乗ることを選択するのかで結果は違ってきます。消費税法案が通らなければ、仮に総選挙の結果、自民党が第一党となっても消費税の問題が課題として積み残されたままですから、国会運営は厳しいものとなります。
ふたつ目は、消費税法案を通した上、日本経済への影響を少なくするために秋に大型の補正予算を組み成立させ、その次に解散するというシナリオです。この場合は11月頃の解散、総選挙となります。そして新しい内閣で平成25年度の予算案を作成することになります。
みっつ目は平成25年度予算案の骨子を作成した上で解散、総選挙とする方法です。この場合は平成25年2月頃の総選挙となります。
いずれを選択したとしても過半数を獲得できる政党はないと思われるため、第三極を含めた連立か、民主、自民、公明の大連立の可能性も否定できるものではありません。夏から秋にかけて国政の動向は微妙になってきました。
- 夕方から懇親会に参加しました。約10人の会でしたが、企業の役員への昇進をお祝いする会で楽しい会となりました。良い出来事をお祝いできる会での話しは楽しいものになりますし、心も軽くなります。
- 農業関係の委員会の会計監査などを行いました。会計監査を終え本年度の総会は8月7日に予定しています。