活動報告・レポート
2012年7月14日(土)
高校野球
清掃活動

三ヶ月連続で雨のため中止とした清掃活動がやっと実施することができました。4月から6月まで清掃予定日が全て雨天。今日も午前中が雨の予報だったのですが、曇りだったことから実施することができました。ただ雨天と思っていた人も多く少人数での活動となりましたが、気持ちの良い汗をかき、また境内がきれいになり満足できるものとなりました。

清掃した場所は和歌山市内の竈山神社です。地元の人は知っていますが神武天皇の兄が倒れた場所に立つ由緒ある神社です。竈山神社の境内の清掃は片桐を支援する会の皆さんが主宰してくれています。一見する雑草はなのいですが、座って作業に取り掛かると石の間から草と枯葉があることに気づきます。遠くから見るのと近くで見るのとでは見えるものが違うのです。

点々としていた小さな緑でしたが清掃を終える頃には緑がなくなりました。清掃はやり始めると意地になってきます。少しの汚れた部分でもきれいにしたいと思うようになります。清掃場所がきれいになっていくと、心もきれいになっていく様な感覚があります。

作業を終えた後の皆さんの顔は清々しいものに変化していました。来月は盛夏のためお休みし、9月に地元清掃活動を再開します。

後援会役員会

後援会役員会を開催しました。集まってくれたのは後援会と桐章会、桐友会、政友会の役員の方々です。支援する会は清掃活動を実施していることから欠席となりましたが、土曜日の午前に事務所に集まっていただいたことに感謝しています。

議題である今年の後援会行事計画について話し合いました。まず9月にバーベキュー行事、11月に後援会総会を開催する枠組みを決定しました。支援組織が協力して計画と実施をすることにしています。8月も後援会役員会を開催して詳細を詰めていくことにしています。

高校野球

県営紀三井寺球場に高校野球の夏の県予選の応援に向かいました。最初の試合は慶風高校と笠田高校の試合でしたが、慶風高校が2対1で勝ちました。スタンドの盛り上がりは相当なもので、同級生達の喜びと嬉しさの入り混じった表情が印象的でした。

そして次の試合は星林高校と串本古座高校です。結果は2対1で串本古座高校が勝利しました。この試合、和歌山市内の星林高校の応援スタンドにいましたが、素晴らしい雰囲気に包まれました。気付いたことがあります。高校野球の試合は選手だけで戦っているものではなくて応援団やベンチに入れなかった部員、そして同級生達も一緒に戦っているということです。

応援団とブラスバンド部、そしてチアリーダー達を中心とする応援と声は選手に届き、それが力になっています。一体感がそのことを知らせてくれます。

選手によってブラスバンドの音楽が違いますし、声の出し方、ダンスなど、多くの時間を掛けて練習してきたことが分かります。メガホンを叩く音、得点が入った時の音、ピンチを迎えた時の緊迫感、全てが高校野球の素晴らしさを凝縮しています。

甲子園が素晴らしい場所なのは、勝ち抜いた選手、応援団、応援している全ての人の気持ちが詰まっているからです。予選で敗退した高校関係者の思いが届けられる場所が甲子園なのです。だから特別な場所として輝いているのです。分かり易く言うと、予選なしで甲子園大会が開催されたとしても私たちに感動を与えてくれるものにはなりませんし、球児も感動することは少ないと思います。厳しい予選を勝ち抜いた結果と、敗退した選手と応援団の思いが感動の舞台になっているのです。

今日のスタンドの風景はそれを感じさせてくれるのに十分なものでした。これがあるから、多くの卒業生も含めて県予選の母校の応援に来るのだなぁと感じました。現役高校生にとっては今を表現する舞台であり、卒業生にとっては懐かしい香りのする舞台であり、関係者にとっては力をもらえる場所なのです。そして保護者にとっては子どもが夢に挑戦している舞台であり、やはり特別なスタンドなのです。

清々しさと力をもらえた紀三井寺球場のスタンドであり、応援の舞台でした。敗れた星林高校のエース投手は泣き崩れていましたが、公式戦での2対1の結果は見事です。悔いることなく次の挑戦に向かって欲しいものです。3年生の部員にとっては最後の挑戦の舞台でしたが、きっといつまでも輝く一日になります。星林高校の高校球児として最高の舞台が、敗戦した今日の試合だと思います。よく頑張りました。感動をありがとう。

懇親会

イングリッシュ・パーティに参加。とても楽しい一時でした。英語圏の雰囲気を味わえるホームパーティはお招きいただいた方に負担があったと思いますが、心から歓迎してくれる気持ちが伝わり、食事と赤ワイン、そして会話と英語が素敵な空間と時間を演出してくれました。カナダからワーキングビザで和歌山県に来ている友人も加わり、一層イングリッシュムードになりました。

手作りパスタ、ローストビーフ、家庭菜園の野菜、朝9時から今夜のために準備をしてくれた気持ちが嬉しく感じます。時間は午前0時を回ったところで終演となりましたが、心に残るパーティでした。

パーティの最後の場面でデザートを用意してくれました。デザートに付け加えるシナモンも家庭菜園で育てています。午前0時に懐中電灯を用意して、もぎ取ってきてくれました、新鮮で生きているシナモンの香りがデザートと室内に広がり、爽快な気持ちになりました。こんな素敵な空間が広がるのです。何とも素晴らしい出来事です。見渡すと室内にはパーティのために摘み取られた草花が飾られ、食卓にはシナモンの他、パセリなどの自分が育てた野菜があります。そこにはおもてなしの気持ちか入っています。

おもてなしの気持ちは相手に確実に伝わる。そのことを教えてくれる空気がありました。

ところで英語はスポーツと同じであるという表現がありました。休むと元に戻ってしまいます。苦しい時期を乗り越えて感覚が身につくものです。

そして単に丸暗記で対応できるものではありません。会話は生き物ですから、まず自分の言いたいことや伝えたいこと、思いがあって、それを会話にしていく感覚が重要です。伝えたいことを並べていく。しかも日本語と英語は同一ではないため、この感覚が大切なのです。

「I like dancing」と「I like to dance」。進行形と不定詞です。学校ではどちらも同じ意味で教えられました。日本語では「私はダンスか好きです」ということです。ところがこの二つは意味が異なるのです。最初は「踊っている自分が好き」という感覚。進行形ですから、今まさに踊って、「自分を表現できている」自分のことが好きという感覚がこの意味に適しています。「」の部分はその時の気持ちによって違ってきます。「生きている」や「素敵な人と時間を共有している」という感情も入るかも知れません。

それに対して不定詞の文だと「私はダンスをすることが好きです」の意味が近いとのです。ダンスそのものが好きだという表現です。明らかに意味が違うことがお分かりだと思います。

前者は踊っている自分のことが好きという感覚であり、後者はダンスそのものが好きという感覚です。決して同じ日本語に置き換えられるものではないのです。英語は英語の感覚が必要だということです。

こんな学びもあったイングリッシュ・パーティでした。次回も心から楽しみにしています。

その他
  • 友人がライオンズクラブに入会してくれることになりました。「社会貢献活動も大事だけれども友人と会える機会と友人を増やせる機会はもつと大事なこと」と話して入会してくれます。嬉しい言葉と共に歓迎です。