活動報告・レポート
2012年7月11日(水)
地区大会
地区大会

関西電力労働組合地区定時大会が開催されました。お招きをいただき出席させていただきました。

大会構成員の皆さんおはようございます。日頃からお世話になっていますこと心からお礼申し上げます。また地区定時大会のご盛会、挨拶の機会を頂戴したことも併せてお礼申し上げます。

さて平成24年6月県議会も終了しました。今回も県政の課題について一般質問をさせてもらいました。地方自治体とラジオ局との防災協定の締結や、消費税が増税された場合の和歌山県への影響と、県民の皆さんの生活安定のための対策などについて議論を交わしました。また夏の電力供給についての議論も交わされるなど、産業界と生活の安定について深い話ができているものと確信しています。

さて計画停電に関してのダイレクトメールがお客さんのところに届いています。それぞれが計画停電に対応しようとしてくれている姿に接すると、感謝と申し訳ないなという気持ちになります。ふたつの事例を出します。

計画停電の対象になっている病院があります。在隊医療の90パーセントを支えてくれている民間病院の大半が計画停電の対象になっています。ところが病院は患者さんの生命を担ってくれているのです。決して万が一の事態になってはならないのです。万が一に備えて患者さんへの対応をしてくれている病院があります。万が一治療中に停電が起きて治療に支障があると大変なことになります。勿論、非常用の自家発電は設置しているのですが、それだけでは電力は足りません。万が一のために備えて計画停電が予定されている日時の2時間の時間帯には患者さんを受けないようにしてくれています。開業時間を早めて患者さんにも事前にその時間帯に来てくれるように依頼して対応してくれているのです。勿論、患者さんを迎えるために医師と看護士の出勤時間も変更して対応してくれているのです。

実際の計画停電の可能性は低いと思いますが、それでも対応していなければ万が一の時には患者さんの生命に直接的に関わるとことになります。そんな事態を招かないように体制をシフトしてくれています。時間外手当の増加や計画停電予定時間が空き時間になる損失も含めて対応してくれている。そんな姿勢に感謝するばかりです。

もうひとつの例がコンビニの対応です。既に計画停電が実施された場合のマニュアルが各店舗に配られています。各店舗のオーナーさんは、マニュアルに基づいた体制を整えています。その対応について聞かせてもらいました。それによると、計画停電が実行された場合の停電時間の2時間は冷凍食品、冷蔵が必要な飲料水、食料品などの販売は全て中止することになっています。夏場ですから衛生上の問題、品質の問題などから、お客さんに販売しないように万全を期することにしています。商品は全て棚から撤去してお客さんが手に取ることもできないようにする体制を取っています。

コンビニにとって2時間の売り上げがなくなることは大きな損失です。実質、冷蔵庫や冷凍庫を再度冷やして商品を販売できるようにするには、電気が通り始めてから約1時間を要します。3時間以上販売ができないことになるのです。この時、コンビニのオーナーが損失を負担することになっています。お客さんに迷惑をかけて損失負担が生じる事態になれば、本当に申し訳ないと思います。

計画停電の可能性に備える事態になって考えると、電力の仕事は社会を支え続けていることが再認識できます。社会を支えている電気をお届けしていることは、とても重要な役割を担っていることを痛感します。そしてお客さんの体制シフトに感謝するばかりです。この痛みを分かり合い、やはりこれからも社会を支え続けていく電力でありたいと思います。

電力を取り巻く環境は厳しいものがありますが、社会に必要なものは時間の経過と共に理解されると信じています。県政においても電力問題が議論されていますが、正しい姿を伝え続けたいと考えています。

本日は活発な議論を交わし、大会が実り多いものになることを心から祈念して挨拶とさせていただきます。ありがとうございます。

ライオンズクラブ例会

和歌山ゴールドライオンズクラブの新年度初例会が開催されました。会長として初めての例会に臨みました。そして嬉しいことに初例会では二人の新入会員を迎えることができました。新しい会員さんが参加してくれたことは嬉しく頼もしいものであり、私達の仲間に心から歓迎したいと思います。

さて私達の活動は社会でなくてはならないものだと思います。先日、8クラブ合同の献血活動に参加しました。血液が足りているという噂がありますが、実は和歌山県でも血液は不足しています。必要量の80パーセントの血液があるだけで不足分は他府県から貰っている状態です。ライオンズクラブの献血支援活動は社会を支え続けているものであり、この役割を担っていることだけでも素晴らしい組織だと思いました。新年度の献血活動には力を入れたいと考えています。

そして10周年記念式典の準備も進んでいます。12月に和歌山ビッグウェーブで開催するアクティビティについて和歌山県と協議を行いました。国体の支援、特に障害者のスポーツの祭典を支援させてもらいたい旨の話をしました。そうすると通常の使用料金の半額で貸してくれることになりました。ライオンズクラブの認知度があることや、私たちが実施しようとしているアクトの方向性が正しいこと、そして社会に貢献できるアクティビティであることを認識しました。

8月のこばと学園の皆さんとの発電のしくみと防災を学ぶ研修会、10月のこばと学園の皆さんとの芋ほりの実施、12月の小久保選手による講演会、そして翌年4月のチャーターナイトの実施など、10周年行事を予定していますから、全員で楽しいものに仕上げたいと考えています。

私達の活動も10周年を向かえる節目の年になりました。これまでの社会貢献活動に誇りを持ち、そして新しい仲間と築くこれからの歴史に期待しています。

楽しい仲間であり、社会にも貢献している、そんなライオンズクラブを更に推し進めたいと考えています。皆さんの例会出席とアクティビティへの協力をお願いして、挨拶とさせていだきます。

懇談会

夕方からは女性グループの皆さんとの懇談会に参加しました。意見交換をする中で、和歌山市には、もっと元気になって欲しいという声がたくさんありました。ここ10年以上は毎年経済も雇用も沈むばかりで、和歌山市を何としても再生してほしいという期待を話してもらいました。全く期待感がない和歌山市は魅力がないと話してくれました。

狭い地域なので、目指すべき利益の方向性が同じ人や団体が多いため、どうしても引っ張り合いになる傾向が強く、それが活性化を阻害していると伺いました。小さな市場で引っ張り合いをしていても仕方ないと思いますが、意識は未だに紀州なので、狭い部分に拘っている県民性もあるかも知れないと意見を頂戴しました。