活動報告・レポート
2012年7月9日(月)
営業とは
営業とは

元地方銀行の支店長と懇談させてもらいました。この元支店長は24歳から32歳までの8年間、単車で営業した経験があります。最近は見かけなくなりましたが、ずっと以前は銀行員が家庭を回って貯金を集めていたような気がします。そんな単車での営業経験が営業の基礎になっているのです。

営業の基本は各家庭を回ることで、当時は一日50軒のお客さんを訪問していたそうです。当時の銀行の勤務日数は一ヶ月20日ですから、一ヶ月で1,000軒のお客さんを訪問したいたことになります。一年間の訪問数は12,000軒、8年間で96,000軒のお客さんを訪問したことになます。勿論、延べ人数ですが本店勤務を経て、再び支店長時代のお客さんを含むと10万軒以上の方と接したことになります。

このお客さん訪問の経験が宝物になっていると言います。今の会社で営業担当役員に就任しているのも若い時代の営業経験があるからで、また支店長時代に地域の皆さんとの接点を持ったことも宝物になっています。

10万軒を超えるお客さんと交渉を行った経験から、人を見る目は養われたと言います。人に会って話しをすえば、大抵の人の性格や人柄が分かるそうです。そんな人を見抜く力が経営に活かせています。

採用や取引先との交渉、そして従業員さんとのつきあい方などに大いに役立っています。

そして銀行員当時、支店長退任後、各支店を回り指導する役職になりました。支店長に伝えたことの一つを教えてくれました。支店長が朝、支店出社して最初に職場全体を見渡すことが仕事だということです。支店長が、朝一番に昨日持ち帰った書類を机に広げて見ているようでは失格だそうです。

まずは職場の雰囲気を感じ取り、活気に溢れているかどうか、困っている人はいないかどうかなどを把握して、従業員さんに声を掛けることが支店長の仕事なのです。書類を作成したり読んだりするのが出社した時にする仕事ではないのです。担当者時代の延長線にある管理職は不要なのです。一般役職と同じ気持ちでいる支店長では業績が上がりません。全体を把握して支店をまとめられる力量が必要なのです。

イケテる腹プロジェクト

もう何回目になるのでしょうか。毎週月曜日の夜は運動の時間に充てています。イケテる腹プロジェクトがそれですが、参加者が多くなり熱気に満ち溢れてきました。内筋に力を入れる感覚が少しずつ分かってきたような気がします。外側でなくて内側の筋肉を鍛えるイメージは当初分かり難いのですが、回数を重ねることで力の入れ具合が分かってき始めました。

しかしゆったりとした動きとは裏腹にトレーニングはきついのです。1時間30分のトレーニングの後は腹筋に力が入らなくなりますし、各部分に気持ちの良い疲労感が残ります。

機会は自分で作ることが大事です。自分で時間を作らなければ誰も作ってくれないのです。月曜日の夜はイケテる腹プロジェクト、自分の中で定着してきました。

その他
  • ライオンズクラブ新会員に対して説明を行いました。今月から新しい加入してくれることになった方に対して会員増強委員と一緒に訪問して、クラブの説明や例会のあり方などを説明しました。明後日、入会式を行い、7月の初例会から出席してくれることになりました。
  • 地域開発計画について協議を行いました。大規模な地域開発は地元や地方自治体と計画に関する説明や協議が必要なので中々進展しないものです。しかも進めていた計画が何かの理由で一度頓挫すると、再び復活することはありません。時機を逃がすこと、他の地域で開発することも可能だからです。事業計画固まったら早期に計画を進めることが成功させるために必要なことです。そんな話し合いを行いました。
  • 就職に関して依頼があり対応いたしました。来年度の新卒者も中途採用を希望しているも就職の厳しさは変わりません。知り合いの社長に依頼して、卒業予定の一人の学生が試験と面接を受けさせてもらえることになりました。何としても頑張って欲しいものです。
  • 和歌山県内でバイオマス発電を普及させたいという相談がありました。和歌山県内で本格的な発電の取り組みは実施されていないと聞いています。間伐材を活用した森林組合による自分たちで消費するバイオ発電はありますが、地域としての取り組みはないようです。地元自治体と協議を行っているところですが、地域でできないものかを検討しているようです。