活動報告・レポート
2012年6月9日(土)
ライブ
打ち合わせ

土曜日ですが今朝から打ち合わせを行いました。平日は仕事で時間を空けられない人が多いので今日に設定しました。約1時間30分、地域活性化のための協議を行いました。地域活性化は計画が表面化すれば何をしているのか分かるのですが、例えば和歌山市内に進出を検討してくれている企業と水面下で折衝して、進出意欲があるのに受け入れ側の態度が鈍かったり、意思決定の速度が遅ければ進出計画は白紙に戻ることがあります。この場合、多くの市民の皆さんはそんな折衝があったことも知らないので、何事も無い日が続いていると思っています。実は良い企画であっても実現しなければ何事もなったことが事実となり、もし計画が決定、実行されていた場合の市の利益の大きさを知ることもありません。不作為は当事者間以外の人には見えないことがありますから、行政の仕事内容を外部から判断することは困難なのです。

これからの活性化対策について協議を行っていますが、計画が実現すれば何をしているのか分かってもらえますが、そこに至らなければ過程も経過も分からないのです。しかし経過、プロセスの大切さというものがあり、何もしないで結果が出ていないよりも、行動を起こして結果が出ていない方が良いと思います。計画と経過も大事にしながら活性化のための協議を進めます。

訪問活動

午前11時過ぎから訪問活動を行いました。これまでの議会報告と和歌山市内の課題について意見交換を行う目的で実施しました。県政は身近なものだと感じている人が少ないことを実感しました。要望や意見の多くは市政に関係するもので、県全体に関る案件は少ないことから県議会議員との接点は以外と少ないように感じました。皆さんとの接点を増やせるように行動したいと考えています。

さて多くの皆さんから市内の課題について意見をいただきました。

  • 和歌山市内に文化の拠点が少ない。文化の大会をする施設は市民会館がある程度で、全国からお招きできる施設が少ないことが課題ですという意見がありました。特に和歌の浦で文化事業できる施設が必要だと言う意見がありました。和歌の浦が観光地だとすれば、この場所で文化展覧会などを実施することで県外からの観光客が和歌の浦に来てもらえるからです。市民会館で文化事業を行っても、そこから和歌の浦まで県外のお客さんを引っ張っていけるだけの観光力はありません。文化施設を和歌の浦に設置して欲しいと言う要望です。アートキューブだけでは不足しているということです。
  • 2年前の和歌山市内の水害以降、雨や台風には敏感になっています。少し強い雨が降ると自動車を高台に避難させるなどの行動を行っています。あの時、自動車が水没したので直す費用が相当掛かりました。またもう少しで床上浸水になるところまで水が家屋に入りました。このような水害がないようなまちづくりをして欲しいと要望を受けました。
  • 県立向陽高校の通学路の安全性確保に関する意見をいただきました。学生の方からの意見です。通学は自転車ですが、通学路となる専用の自転車道がこの県立高校付近にないことから、どうしても車道を通行することになります。朝の通勤時間帯のこの付近の道路は非常な混雑の状況ですから自転車が車道を横断するための時間を譲ってくれません。指摘のあった道路は危険地域になっているのです。事故が発生してからでは遅いので未然対策として横断歩道の設置など安全対策を求めたいと考えています。
ライブ

夜は和歌山市内で開催されたChuriStaライブに行ってきました。もう御馴染みの方も多いので詳しい紹介は割愛しますが、ボーカルの佐野安佳里さんは和歌浦の出身で地元です。ギターの中村康太くんは横浜市出身ですが、今では和歌山市が準ホームになっているほど和歌山のことを大好きになってくれています。

今日はChuriStaファン交流会なので、何時もよりも話し合える時間と交流機会が増えていました。二人の演奏は心に届く曲と歌詞なので、気持ちよい時間を過ごさせてくれます。20歳代の若い二人が大人に対するメッセージを届けてくれています。これは凄いことです。

大人が自分の言葉で他人に対して自分で誇りに思うメッセージを届けることは簡単ではありません。メッセージを歌詞にするということは自分の言葉を誰かに伝えることですから、簡単なものではありません。自分の言葉が活字になると責任が生じます。しかし何かを訴えるということは責任を伴うことであり、時には批判にも曝されます。責任のある言葉を発するということは難しいことなのです。責任取りたがらない大人は活字になるような言葉を発しませんし、誰かに自分のメッセージを届けようともしません。言葉を歌詞にすることは、自分の経験も強い思いも共感してもらえるメッセージ性も必要です。そんな難しいことを20歳代の二人がやり遂げているのです。強い精神力、継続させる力、そしてメッセージを創り発信できる感性を持っています。

和歌山市から始まった演奏活動が、今では東京から中部、関西へと広がっています。名古屋から来てくれたファンもいたことも嬉しいことです。二人の元気な力が会場に届きました。大きな声で一緒に、社会にメッセージを届けようと伝えてくれているようでした。

太陽の歌が、一人の声は小さくても多くの人の声は大きな力になることをも伝えてくれました。会場を後にする時の清々しさ、楽しさ、元気さはいつも通りに感じました。そんなライブに参加できたことを嬉しく思います。