午前、再生可能エネルギーに関する打ち合わせを行いました。来月1日からの全量買い取り制度の施行を控えて各自治体内での動きが活発化しています。各自治体とも水面下で誘致活動が活発化していて、参入を希望する複数の企業が打診を行っている状況です。積極的な首長のところには好条件の賃借料を提示している企業があります。一方、関心のない首長のところは閑散としています。活力、時流などを感じることが大事です。波に乗らなければ仕事はできません。
引き続いてバイオマスエネルギーの活用に関して提案をいただきました。バイオ発電を実用化しているプラントは和歌山県内にはありません。森林資源に恵まれていて森林管理の観点からも間伐の必要がある森林を有する地域でバイオマス発電を取り入れたいという提案です。非公式に可能性の打診をしている場所もあるようですが、立地条件、資金力などの面から実現へと向かっていないようです。
和歌山県こそバイオマス発電を実施すべきことを伺いました。このように再生可能エネルギーへの関心が高まっています。
和歌山市内の某地点の視察を行いました。目的は再生可能エネルギーの可能性調査です。
生憎の雨の中、現地までの侵入路、約1kmを歩きました。放置していた時間が経過しているので森の様相を示していました。自然の復元力は凄いものがあります。木々が生い茂り、どの辺りが更地なのか分かり難くなっています。
ひとつの案件を仕上げるのが大変なことを経験しました。こうした仕事が複数個あって、その中から実現できる地点が見つかるのです。
県内の民間企業で、2015年紀の国わかやま国体をPRしようとグッズの製作を検討してくれているところがあります。グッズは近々出揃うそうですが、扱ってくれるお店が必要です。商品開発ができても販売、流通経路の確立と取扱店を増やすことが成果の鍵を握っています。和歌山県を挙げて国体を盛り上げようとしていますから、企業の協力姿勢は嬉しいことです。
2015年の開会まで後3年です。競技力の向上を図りながら、県内の皆さんからの応援と盛り上げを期待しています。
夜はお招きをいただき市内で懇親会に出席いたしました。会を主宰する会長の挨拶は素晴らしいものでした。会長挨拶の主な内容です。
今回の会をとても楽しみにして待っていました。いつもは皆さんと会えるんだなぁと思っていましたが、今回は、皆さんに早く会いたくて仕方ありませんでした。会って話を交わしたいと今日の日を楽しみに待っていました。これには理由があります。
今年5月に入り、友人、それも兄弟のように思っていた友人を三人亡くしました。このうちの二人は和歌山市の方だったので、私の志を引き継いでもらえると信じていましたし、後継者として考えていただけに辛いものがあります。まさか私より先に逝くとは思ってもいませんでした。逆に、「私がいなくなった後のことは頼むよ」と伝えていただけに残念でなりません。今は先に逝った友人に、「私の席を確保しておいておくれよ。それも良い席を」と心で伝えるばかりです。
そこで皆さんにお願いです。私よりも先に逝かないで下さい。順番からすると私が先なので決して先に逝かないように、健康には十分に注意をしてもらいたいと思います。健康は何よりも大事なことです。皆さんには私を見送って欲しいと思っています。決して先に逝ってはいけません。よろしくお願いいたします。
そして私からも挨拶をさせていただきました。
今回も懇親会にお招きをいだたきありがとうございます。私からは東京にいる大学の先生からの手紙を紹介して挨拶にしたいと考えています。この先生は小さい頃、父親から「日本男子たるもの天下国家を論争するならまだしも、些細なことで喧嘩をするとは何事だ」など叱られた経験があります。また悪いことをした時も父親からは「日本人として恥ずかしくないのか」、だとか「日本人としてのプライドはないのか」と言って叱られました。
今ではこれらの言葉は聞く機会はありませんし、今では死語になっているようです。
しかし日本人としての誇りとやってはいけないことを恥ずかしく思う気持ちを持つべきです。死語を死語としないで当たり前の気持ちとして、日本人としての誇りを持っておきたいものです。これは誰に言われるまでもなく、日本人として当然持つべき誇りです。
現在では日本人としてのプライドや誇りという言葉を聞く機会がなくなっていますが、このことは国力を弱めることになります。
尖閣諸島の問題は議論されていますが、ミクロネシアやポリネシアといった太平洋の国は親日的ですが、日本人の関心が薄いので中国の支配力が高まっている現実があります。これは実効支配とされるもので具体的には経済的によって支配力を持っているのです。中国ではこれらの国に対して公共設備などへの投資を行い、そして排他的経済水域(EEZ)への侵入など、実効支配に向かった動きをしています。わが国への支援依頼があっても、動きを見せていません。自分の領土でも十分な主張をしていない現状において、他国を中国の支配から守ろうとはしていないのです。これは憂いを持つべき問題で、日本だけではなく太平洋までを見て、これらの国が求める自立できるための経済的な支援を行うべきです。これらの国の領海、領空を守り、日本人がいてくれて良かったと思えるような関係を構築したいものです。間もなく6月県議会が始まります。わが県土のことを考え、わが国のこと、そしてわが国とも近い太平洋地域のことも考えた議論を交わしたいものです。同じ志を持つ同士として問題意識を共有化させておきたいと考え挨拶にさせていただきます。ありがとうございました。
和歌山県議会議員川口議員がお亡くなりになりました。心からご冥福をお祈りしています。今夜、お悔やみに伺いました。同じ県議会議員の二期生として、そして現在は同じ文教委員会に所属させてもらっています。二期生の先輩として面倒を見てもらっていただけに残念なことです。その志を受け継いで県政発展のために尽くしたいと川口議員に話し掛けました。今までの全てのことに感謝しています。