午前中、事務所において再生可能エネルギーに関する協議を行いました。関係者が来てくれて、現状報告と今後の展開について話を伺いました。全国で再生可能エネルギーの立地計画が進められています。和歌山県内でも検討したいという依頼です。イメージ的には何故か和歌山県は消極的に思われているように感じます。進出の話を持っていっても「検討するという回答で前に進まない」だとか、「雇用が発生しない」という話と気が乗らない態度を感じるようです。
他の府県ではそんなことはなく関心を持って聞いてくれた上、条件が合えば受け入れる姿勢があるのに対して、和歌山市はそうなっていないようなのです。平成24年度が買い取り単価からすると再生可能エネルギー導入に最適な時期です。検討をするだけでこの機会を逃せば、好条件での進出の期待値は薄れます。
雇用を生まないので歓迎しないのであれば、塩漬けの工業用地活用を図る提案を行政側から私達に示して欲しいと思いますし、再生可能エネルギーと同様の投資を呼び込んで欲しいと思います。土地利用に何の期待もなく、雇用が少ないので歓迎しないという姿勢は如何なものかと感じている事業者の方は多くいます。チャンスはそれ程多くないことも知るべきです。
午後1時から2時までも事務所で打ち合わせを行いました。東京からお客さんが来てくれて復興支援イベントや世界文化遺産の活用などに関して意見交換を図りました。具体的な事例に基づいての話し合いだったので、週明けからでも可能性の調査に入れます。打ち合わせをするに際して計画の説明が口頭だけで企画書がない場合が多いのですが、それだと再び資料を作成して、次回も一からの検討から始めることになり能率が良くないのです。
週末の懸案を週明けから仕事に取り掛かれることは嬉しいことです。
高校時代の同級生だった関良規くんの4回忌を迎えました。年月の過ぎるのは早いものです。仏壇に飾られた写真を見ると、変わらない表情で微笑んでいます。元同級生の私達を歓迎してくれているようです。約2時間、お邪魔してお母さんと話を交わしました。とても喜んでくれて話は尽きませんでした。「今も忘れずに来てくれてありがとうございます。良規も喜んでくれていると思います」と微笑んでくれました。
4年前の時期はリーマンショックの時期でした。6月に亡くなった後の9月にリーマンショックがあったのです。随分前のような気もしますし、最近の出来事のような気もします。
同級生であるという気持ちは変わらないのに社会は変わっています。逆に社会は変わっているのに同級生同士の関係は変わっていないのです。タイムマシンのような不思議な感覚があります。
普段は滅多に会う機会がありませんが、毎年この日に集まっています。高校を卒業してから30年以上が経ちました。もう社会の中堅を担う年齢に達しています。これから生まれ変わる時代を担うのは私達以下の年代だと感じることがあります。志半ばでこの世を去った元同級生の意志をこれからも継ぐためにも、目的のない人生は歩めないところです。志と目的を持った生き方と行動をしたいと考えています。
この10年間でどこまで辿り着けるのか、とても楽しみです。その間に訪れる命日に良い報告できるように務めます。
その後、事務所に戻って3度目の打ち合わせを行いました。この案件も週明けに解決を図りたいものです。週末は話し合える時間を比較的多く取れることから仕事の方向性の確認ができます。月曜日からフル活動に入ることになりそうです。