活動報告・レポート
2012年5月21日(月)
夏の電力
金環日食

天体ショーに魅了されました。日本各地の方が見た金環日食です。和歌山市からも太陽のリンクが雲の隙間から見えました。和歌山市からは次に見ることはできない出来事です。朝出掛ける前に見た世紀の光景は見た人に幸運を運んでくれるようです。

夏の電力

電力需給に関しての打ち合わせを行いました。関西の夏の電力不足が問題になっていますが、有効な対策が見出せないまま推移しています。東京から打ち合わせに参加してくれた方は、「計画停電は避けて欲しい」と話してくれました。その理由は、会社においては事前に計画停電の時期が分かっているので対応できたのですが、家庭が大変だった体験談を話してくれました。夜の時間帯に計画停電になった時があったそうです。夜間、家庭に電気が届かない生活は想像できませんが、そんな生活を体験しています。結論から言うと、何もすることがないのです。居間に電気が灯らない。テレビが見られない。パソコンができない。読書もできないなど、現在当たり前に過ごしている夜の生活ができなくなるのです。「あれは堪えました」と話してくれたように、豊かな生活に慣れている私達にとって我慢できない環境になるのです。

「計画停電は避けて欲しい」という意味は、充実した時間を持てなくなることを意味しています。夜の時間も活用できる時間に変化させたのは豊富な電気だったのです。豊富な電気が夜間の生活を支え、私達の自由時間を開拓してくれたのです。その電気が足りなくなると、夜間の時間が活用できなくなります。日本人の人生の多くの有効な時間が消え去るのです。

学生であれば勉強ができなくなります。家庭では家族団らんの時間がなくなります。仕事で明日に備えての準備ができなくなります。パソコンや携帯電話での通信など現代社会に欠かせないツールの活用が制限されることになります。

電気が不足する事態を早く解決させたいものです。もう直ぐ夏が到来します。夏の電力需給のバランスをどう取るのか。決断の時期が迫っています。

ライオンスクラブ

次期三役の研修機会がありました。全てのクラブの三役予定者が集まって研修を受けました。世界最大の社会奉仕組織であるライオンズクラブの社会貢献の現状、次年度の活動計画などについて説明を受けました。

世代超えてこの活動を継続させるために必要なことは、次のリーダーを育成することにあります。次世代セミナーに力を入れているのはそのためで、この課題はライオンズクラブ固有のものではなくて、全ての組織や団体にも該当するものです。ライオンズクラブには定年制がないため、どうしても経験者が采配を揮う場面があります。心強いのですが次のリーダーが育ち難いのです。そのため役職は1年交代を原則にしていますが、逆に1年だと十分な経験を積む前に役職を交代することにもなります。

経験活かし次の世代を育成する課題に挑戦しているのが昨今のライオンズクラブです。

また英語力の必要性も議論されました。ライオンズクラブ国際協会で日本の地位が低いのは英語力に差があるからです。国際協会の公用語は英語ですから、英語力のない日本が国際協会で一定の地位を獲得することは簡単なことではありません。韓国などのアジアの国が国際協会で役職位を獲得しているのは英語力があるからです。

これからの時代、国際貢献をするためには従来以上に英語力が必要になっています。ライオンズクラブとしても英語力を向上させる活動に取り組むことも検討しているようです。

通夜式

前有家自治会会長がお亡くなりになりました。心からご冥福をお祈りしています。19年間も自治会役員を務めてくれたことについて感謝しています。本当にお疲れ様でした。地域社会への貢献活動はボランティアですから、長く続けることの困難さは理解しています。

それは文句を言う人は多くいますが、では自分から自治会の役職を買って出る人が少ないことが、その職位を務める大変さを表しています。そんな大変な自治会役員を19年間も務めてくれた功績は大きなものがあります。

こうしてお別れの日を迎えることは寂しいことですが、いまは只、安らかにお眠りくださいと思うばかりです。これまでの日々に感謝しています。