活動報告・レポート
2012年5月19日(土)
総会出席
和歌山ユネスコ協会定期総会

和歌山ユネスコ協会定期総会に出席しました。今回が第65回目となる歴史ある会だということを知りました。ユネスコでは未来遺産というものを登録する活動があり、和歌山県内では海南市孟子のビオトープと田辺市の天神崎が登録されています。 また日本食を無形文化として登録する動きもあり、和歌山ユネスコ協会の活動も広域に広がりそうです。

PTA総会

引き続いて星林高校PTA総会に出席しました。平成23年度の活動報告と決算報告、および平成24年度活動計画案と予算案の提案があり、提案した議案は全て承認されました。

また人事案件の提案もあり、平成24年度のPTA副会長に就任させてもらうことになりました。大変な役をいただいたので、学校教育、即ち本来目的である学力向上を支援したいと考えています。また保護者と先生とでイングリッシュカフェの取り組みを行うことも協議しました。校長先生の発案でPTA会長も賛同の意向を示してくれていますので、是非とも実施したい活動です。

このイングリッシュカフェの取り組みの考え方は次のようなものです。星林高校に国際交流科が設置されていて英語教育が盛んです。しかし全校生徒915人もいるのに、英語のディベート大会に出場しているのはわずか5人という実態があります。これで国際交流活動が盛んな学校だとは言えないのです。もっと生徒の外国語力を伸ばすことを考える必要があります。しか外国語の先生以外の先生や保護者が英語を勉強しなさいと言っても迫力はありません。自らが勉強していないからです。そこで保護者と先生が英語を学ぶ機会を作ろうということになったのです。平成24年度のPTA予算でこの活動に関る講師費用が承認されました。生徒と共に保護者や先生も英語を学ぶ姿勢を持ち、星林高校が外国語教育の真に盛んな学校になるようにしたいと考えています。

参考までに和歌山県の外国語活動拠点校は那賀高校と串本高校で、残念なことに星林高校は外国語教育指定校になっていません。星林高校も拠点校に指定されていると思っていたので、一段下のランクだったことを知り残念に思います。しかし星林高校の外国語活動を県下一にする目標を掲げ、学校とPTAが一体となった取り組みと盛り上げをしたいと考えています。

講演会

友人が主催する「幸運の波にのるコツ」トーク&ライブに参加しました。トークとライブの講師はにっくん。毎日幸せに過ごしながらモノゴトがどんどん上手く行く人を目指した話し合いの場となりました。

一言で言うと、「参加して良かった」という感想です。主催した友人が最後の挨拶で、言葉が涙で詰まった姿がそれを物語っています。参加して感覚が変わった瞬間があれば、この講演会は成功です。会場の空気が変わる瞬間があり、その変わった空気を共有できたこと、参加したメンバーが笑顔で別れることができたことが素敵な出来事でした。

さて幸せと不幸せの違いはそれほど大きくありません。幸せか不幸せか、どちらを見ているかの違いだけです。事象はひとつですが、それを見ている自分が幸せと思うか、不幸せと思うかの違いがあるだけです。

両手を大きく伸ばして人差し指を立てます。仮に、左手の人差し指は幸せで、右手の人差し指が不幸せだとします。もし左手を見ようと思えば幸せだけを見ているので不幸せは見ることはできません。つまり幸せを感じている間は不幸せを感じることはできないのです。逆に不幸せを見ていると幸せを見ることはできません。右手を見ているのに左手を見ることはできないからです。

ですから幸せを見る時間を多くすれば不幸せを見る時間が少なくなります。私達は毎日多くの出来事に遭遇します。その出来事、事象を幸せに感じることができたなら、その瞬間は幸せを感じていますし、幸せを感じる時間が多かったら、その日は幸せな一日といえるのです。

人は自分の感情と同じ感情だけが発生します。楽しいと思うと動作も楽しいものになり、楽しさだけを感じます。悲しいと思うと悲しい姿勢になり、悲しい感情が心を支配しますから楽しいと思うことはできないのです。

このように見方や感情によって幸せ力は違ってきます。そして幸せになるためにはコツがあります。

ひとつ。言葉を変える。

ふたつ。質問を変える。

みっつ。体の動きを変える。

これだけです。試してみました。目を閉じていると、にっくんは「この部屋に赤色のものはどれだけあるでしょうか」と質問してきました。目を開けると自然に部屋の中の赤い目のものを探していました。このように質問によって心は動かされるのです。心の目は質問された方向に向かいます。そして自分に一番多く質問をしているのは自分なのです。毎日のように自分の心の中で自分に質問をしています。どちらを選択するのか、心の中で質問をしています。心の中で質問されると脳が勝手にその質問に答えるように動きだすのです。ですから質問の仕方を変えると今までの自分と違う自分になれるのです。

言葉を変えるとは、前向きな言葉を使うこと。質問を変えるとは自分に対して心の中で行っている質問を変えること。体の動きを変えるとは、楽しくなるような動作を取り入れることです。これだけで心も表情も動きも変わるのです。

楽しい発見があるグループワークがありました。五人一組になって次のようなゲームをしました。嬉しかったことを書き出し、チームメンバーの前で発表します。チームメンバーは、その発表された嬉しかったことに対して、拍手をしながら「いいねぇ」と大きな声で伝えます。不思議ですが、拍手をしてもらって「いいねぇ」と言ってもらうと気分が良いのです。一人で五つの嬉しいことを発表しましたが、五回の拍手と「いいねぇ」を伝えられると気持ちよくなります。気持ちが良くなる要因は、自分で嬉しい話をしていること、聞いてくれる人が大勢いること、いいねと褒められている反応があること、などです。

人は褒められると気分が良くなります。

次に行ったゲームは、「今感謝できることは何ですか」という質問に答えることです。感謝できることを自分に質問して自分が答えます。これをしていると全てのモノが感謝する対象であることが分かります。日常の些細なこと、当たり前のこと、小さな出来事に感謝したくなるのです。

毎朝、自分で質問を行います。「感謝すべきことは何ですか」と聞くだけです。感謝できるものを思い描きます。その数が多くなると自然に涙が出てくるといいます。当たり前のことに囲まれていることがどれだけ幸せなことなのか分かるからです。

朝起きられたこと。朝食が食べられること。家族がいること。会話があること。働く場所があること。通勤できること。などが最初に思い浮かびます。何でもないことばかりですが、これらのことは当たり前ではなく感謝すべきことです。

そして他人に言われて嬉しいことを書き出します。今度はチームメンバーが、自分が言われて嬉しいことを全員で言ってくれるのです。嬉しい言葉のシャワーを浴びせかけてくれます。幸せのシャワーを浴びると恥ずかしく、そして照れて嬉しいものです。

幸せな言葉を相手に伝えると自分にも聞こえてきます。幸せな言葉を一番身近で聞いているのは自分なのです。自分に聞かせる言葉ですから、不幸せな言葉ではなくて幸せな言葉を話したいものです。自分が言葉を選べるのですから、幸せな言葉を使うようにしたいものです。そうすると相手に伝える言葉は幸せな言葉に変わる筈です。不幸せな言葉を相手に伝えると自分に伝えているようなものだからです。

このようなゲーム形式のトーク&ライブでした。

参加して良かったと思える講演会でした。四国から来てくれたにっくんに感謝していますし、誘っていただいた友人にも感謝しています。友人からは「片桐さんに来て欲しいと思って連絡して良かったです。片桐さんならきっとこの講演の良さを感じて理解してくれると思っていました。感じてくれる人に来てもらいたかったのです。本当にありがとうございました」という言葉を頂戴しました。幸せな言葉のシャワーを浴び続けた時間は、やはり幸せな時間でした。幸せは自分が作れることが分かりました。その方法は自分が相手に話す言葉、自分で自分に質問する内容、そして行動です。三つを揃えて幸せへの道を進みましょう。最後に、講演をしてくれたにっくんと、主催してくれた友人に感謝の言葉を伝えます。ありがとうございます。

AIEL総会

外国語活動に関するNPO法人であるAIEL言語・国際教育協会の総会が開催されたので出席しました。このAIELの活動も全国に誇れる内容になっています。平成22年度から平成23年度まで、和歌山市内のモデル校である4つの小学校で外国語活動モデル校構築事業を行った実績があります。

小学校の教師として独自の授業展開方法を身に付けることの目標を設定し、学級担任が行う外国語活動を実践してきました。小学校からの英語教育が実施されていますが、小学校の先生は英語教育の実施方法の研修機会は少なく、実践に入るための準備や授業の進め方に不安感がありました。そこで同協会がモデル校の小学校5年生と6年生の担任の先生の研修機会と授業のカリキュラムの補助を行い、スムーズに授業が行えるお手伝いをしてきました。当初不安に感じていた先生方ですが、今では自信を持って英語の授業を進められています。

AIELがお手伝いをした小学校の先生と懇談したことがありますが、「今では自信を持って授業を行えています」と「当初の不安はなくなりました。英語の授業を楽しみにしています」などの感想が寄せられました。

和歌山市の外国語教育を楽しくて実のあるものにするための活動を続けてきました。このまま終えるのはもったいないことなので、平成24年度も継続できるように協議を行っています。

平成24年度も実のある外国語支援活動を続けたいと考えています。

同窓会幹事会

当時、3年F組の向陽高校同窓会幹事会を行いました。幹事メンバーが集まり今年も夏の終わりの8月25日に同窓会を開催することに決定し、皆さんに案内を出すことにしました。当時担任の先生も参加することを楽しみにしてくれていて、毎年開催となっています。可能な限り毎年開催を実行したいと考えています。