活動報告・レポート
2012年5月16日(水)
マスターズ陸上
バイオ発電

和歌山県は森林を保有している県であり、森林を管理する過程で発生する間伐材を有効活用するためにバイオ燃料を産出することやバイオ発電をもっと導入すべきだという意見を伺いました。他府県では進んでいる地域もあり、適地と思われる和歌山県での取り組みがそれほど進んでいないことへの提言がありました。県内でバイオ燃料を使った発電があり、この現状について良く知っていました。

県を越えてバイオ発電の活動をしている方なので、和歌山県はもつと取り組める県なのに先進地になっていないことへの指摘を受けました。

県内で事業化を図っている地域と発電出力、そしてこれからの取り組み計画に関して調査を行います。他府県から指摘される前に取り組みを図りたい課題です。この話の協議を行った後、民間事業者を訪問して協力を求める予定だと伺いました。積極的な姿勢こそが現状を打破することを知らせてくれているようです。

世界遺産を守る

日本各地の世界文化遺産を守ろうとするNPO法人が訪ねてくれました。世界文化遺産は観光資源となりますが、観光客が増加するに従って大量のゴミが現地に放置されることになります。富士山が代表的ですが大量のゴミが捨てられています。当然、ゴミを持ち帰る啓蒙活動を行っているのですが無関心な人が多いようです。ゴミ箱をなくせば自分が出したゴミを持ち帰ると思うのですが、ゴミ箱がないとあちらこちらに捨てているのです。もう常識、良識が欠如していると言わざるを得ません。日本の代表的な観光地である富士山を初めとする世界文化遺産がゴミに塗れている現状を解決させたいと思います。

和歌山県で結成された、和歌山県内の熊野古道を初めとする全国の世界文化遺産を観光客が捨てるゴミから守ろうとする活動の紹介をいただきました。

後は意識づけと具体的行動の輪をどう拡大するかです。結成されたばかりなので活動展開はこれからですが、趣旨を理解してもらえる資料作成から始めるようなので支援したいと考えています。

ライオンズ理事会

和歌山ゴールドライオンズクラブ理事会に出席しました。理事の皆さんに新年度の体制の確認をしてもらい、賛助会員についても確認してもらいました。また三役セミナーや地区大会への参加、平和ポスターコンクールの準備などについて提案と協議を行いました。

皆さんに支援をいただきより社会貢献できる活動を推し進めたいと考えています。

マスターズ陸上

日本マスターズ陸上競技連合の鴻池理事長と今後の活動に関して話し合いました。日本マスターズ陸上は和歌山県で誕生したことから長く和歌山市内に事務局を設置していましたが、平成23年に活動の領域を拡大するために東京都内に事務局を移転させています。ただし創立者である鴻池清司理事長は引き続いて現職に留まり、和歌山県と東京都を往復する活動を行っています。

今後の世界レベルの競技会は、2013年に京都でインターナショナルゴールドマスターズ大会を開催し、2015年には同大会を台湾で開催する計画です。その次の年である2016年の同大会を和歌山県で開催したい意向を持っています。マスターズ陸上発祥の地である和歌山県で世界大会を開催する意義はありますし、県内を生涯スポーツで活性化を図ろうとする意思が伝わってきました。世界大会なので県レベルでどこまで詰めきれるかどうか分かりませんが、理事長の強い思いに賛同して開催が可能になるように取り組みたいと考えています。

その他
  • 私立高校での保育士養成の取り組みについて協議を行い、和歌山県の窓口を確認しました。保育士が不足していることや資格を取得するまでには5年の実務経験が必要なことから早期養成が必要です。この学校では和歌山県の将来を見据えた授業を考えているため、支援を行いたいと考えています。
  • 日ごろから大変お世話になっているY社長から期待を込めた意見を頂戴しました。政権も和歌山県も全く駄目なので、これからを担う強い力を発揮して欲しいと言うものです。ただ単に既成政党の政権交代を望んでいるものではなくて、新しい力に期待しているものです。政党よりも人物への期待感が高いことを感じています。