活動報告・レポート
2012年5月15日(火)
取材対応
取材対応

マスコミからの問い合わせがあり取材対応を行いました。昨今の国政が混乱している状況が和歌山市に影響を及ぼすのかどうかに関しての質問をいただきました。一地方議員の立場としては回答が難しい問いでしたが、自分なりの解釈を交えて応えました。恐らく納得の行く答えを導けたものと思っていますが、国政と地方との関係は難しいものがあります。それは視点を変えると正解であり不正解でもあるからです。

社会の出来事で正解や不正解を即座に判断できるものはありません。社会での出来事は後の時代が評価してくれるものですから、即座の決断の是非が大袈裟に取り上げられることはないのです。ところが政府の判断などが大きく扱われています。その理由は簡単で、決断が遅いことから事象が混乱しているのです。良いか悪いのかの判断は後世の評価ですから、決めたとおりの采配を揮ってくれたら良いのです。

その決断をしないで先送りしていることが政府への不信感につながっているのです。情報は政府が一番早く、把握しています。それなのに政府が判断をしないで地方に決断を求めるから上手く行かないのです。大きな決断は政府がすべき事項で地方に決断、即ち、責任を押しつけることは正解ではありません。政府が責任を持つから地方自治体の協力を求めるという姿勢があれば事態は打開できるのです。

取材対応に当たって回答したのは当然のことばかりでした。それでも納得のいく取材対応になったのは、常識的な意見を述べる人が少ないからだと思いました。現代史での出来事は現代を生きる私達が決断をしていくべきものです。時代を担っている責任において、その責任を回避する人がいることは寂しいことです。責任を担える期間は歴史の流れからするととても短いものです。その責任を与えられた期間に責任を回避することは自身の役割を全うしているとは言えません。最低限の責任を果たすこと、それが現代を生きる私達がすべきことなのです。

総会

平成24年度和歌山市料理飲食業組合の総会が開催されました。来賓としてお招きを頂き総会に出席いたしました。飲食業はまちの元気を謀るバロメーターになります。和歌山市の食材は全国一だと認識していますから、その素材の良さをもっとアピールすべきです。

そんな思いを込めて挨拶をさせていたちだきました。

本日出席された皆さん、平成24年度の料理飲食業組合の総会が行われていることをお祝い申し上げます。和歌山市の飲食業界が元気になればまちは賑わいます。昨日まで広島県に行ってきました。研修会だったのですが、世界文化遺産がどうだとか視察先の是非を問うことは少なかったのです。研修会に参加した皆さんの関心事は食にありました。広島県の食材はどうなのか、出される食事の品質はどの程度なのかといったことが問題視されたのです。

勿論、例え広島県だとしても和歌山県の食材は負けているとは思いません。全国にあるもので和歌山県にないものはないのです。それだけ自信を持った食事を提供しているのが和歌山市の料理飲食業組合なのです。

これから国体やプレイベント、リハーサルなどで和歌山市は賑わいます。この機会を捉えることが地域活性化につながるのです。この機会を逃すようなことがあれば和歌山市の活性化はできることはありません。損得を抜きにした行動を取る者が歴史に名前を残せるのです。

広島県の名産は牡蠣ですが、牡蠣の発祥の地は和歌山市なのです。江戸時代初期の藩主であった浅野家が牡蠣の養殖を行い、そして藩主の交替によって浅野家が広島県に移転したことから、牡蠣の産地は広島県だと認識されるようになったのです。

食材に関しても和歌山市の底力を全国に見せつけたいものです。

最後になります。先ほど講演をしてくれたのが和歌の浦の北畑海苔です。子どもの頃、北畑海苔が作ったくず海苔を食べるのが楽しみでした。食卓にある北畑海苔の味わいは今も忘れることはできません。そして子どもの時代の思い出は現代に続いています。北畑海苔を取り扱っている主な産地が和歌山市であるならば、県内だけではなくて全国に和歌山市産の製品の品質の良さを発信していくべきです。

その責任を果たしてくれるのが連合自治会の役割なのです。社会で発生している出来事から逃げることはできません。早期対応、早期処置によって私たちの役割を確かめたいものです。本日の料理飲食業組合の皆さんの益々のご発展とご多幸をお祈りして挨拶とさせていただきます。

以上の挨拶をさせていただき総会を後にしました。

懇親会

夕方からは応援してくれている皆さんとの懇親会に出席しました。今日は地域の課題が話し合われた貴重な機会となりました。今週、地域の課題を話し合える機会を持つことになりました。懇親会の誠意がどの程度になるのかは分かりませんが、少人数の力が皆さんに与える影響を良い意味で楽しみにしています。