紀の国わかやま国体に関して協議を行いました。国体の順位のシミュレーションをしたところ、現在の和歌山県の実力からすると成績は芳しくないという結果が出されているようです。成人の成績もさることながら青少年競技の成績を向上させる方策が必要だと言う結果がありました。極端な話、成人の部の成績を向上させようとすれば方法は考えられますが、青少年の部の成績を向上させるためには小学校の時から才能のある生徒を見つけ育成する以外の方法はありません。例えば県外の高校の生徒を和歌山県内に転校させる訳にはいかないのです。青少年の育成は長期的課題であり、3年後の紀の国わかやま国体に向けての強化策は限られています。むしろ今からでは強化対策は遅い位なのです。
それでも総合優勝を目指していることから、この部門の強化が必要です。そんな話し合いを行いました。また馬術競技の開催場所に関しても協議しました。馬術競技は開催場所が未決定な種目でしたが、連盟と県との間で歩み寄りかありました。開催場所が決ると、あとは具体的な強化策の検討に入ります。何々としても優勝を狙える方策を考えたいものです。
第1回和歌山マスターズクラブ総会とマスターズ賞表彰式が開催されました。平成23年10月に発足したのが和歌山マスターズクラブです。マスターズ陸上は和歌山県が発祥の地ですが、陸上だけではなくソフトテニス、水泳、ソフトボール、パワーリフティングを加えた種目を総合して、和歌山マスターズクラブとして団体を発足させています。その記念すべき第1回目の総会が開催され、来賓として招待してくれました。
総会に引き続いてのマスターズ賞の表彰式に感動がありました。陸上競技部門で表彰された安部公雄さんは今まで111回のフルマラソンに出場し、一度の棄権もなく全て完走しているのです。本当に素晴らしい記録です。阿部さんがマラソン競技を始めたのは40歳の時です。それからフルマラソンに出場するようになり、全てのフルマラソンを完走するという記録を継続させています。今でも現役ですから、まだまだこの記録は伸びそうです。
そしてこの阿部さんの話に感動しました。人生で大事なことは「継続は力なり」という言葉だということです。継続こそが実力を身に付けるための方法であり、実力を身に付けるにはこれ以外の方法はないということです。これが人生の黄金の法則です。
そして今日の表彰式の感動は、久しくなかった感情を呼び覚ましてくれました。感動体験は人を豊かにしてくれます。そんな感動がマスターズ賞受賞で味わったのです。このことだけでも本日の表彰式を開催した意味があります。感動のない表彰はあり得ません。いつまでも記録と記憶に残るのが第1回目の授賞式です。
そんな感動のある表彰式典にお招きいただいたことに感謝しています。そして挨拶の機会もいただきました。参加した方から「この挨拶はとても良かった」、「嬉しい挨拶でした」などの感想を聞かせてもらいました。挨拶を通じてマスターズクラブの皆さんに感動を提供できたら嬉しいことです。
これから和歌山マスターズクラブ活動が始まります。これからの活動に期待していますし、一緒に発展できることを楽しみにしています。
夕方からは懇親会に参加しました。退職された先輩をお祝いする会です。そして先輩の生き方から多くのことを学びました。人との交わりは魚と水との関係のようになくてはならないものであり、人との交わりこそが人生であり、人生を豊かにしてくれることを学びました。水魚の交わりが人生を支えてくれるものですし、なくてはならないものなのです。
途中、午後7時から9時まで県議会報告会を行うために懇親会の席を退席しましたが、午後9時30分に懇親会に戻り、久し振りに午前を回る時間まで教えを請いました。退職された先輩に心からお祝い申し上げると共に、これからも水魚の交わりをお願いしました。
- 再生可能エネルギー導入に関する依頼と話し合いを行いました。候補地点が複数あるので可能性を調査していきます。
- クラシックコンサートに関する協議を行いました。コンサートにおける花束の贈呈式の進行についての協議です。明日も引き続いて話し合います。