活動報告・レポート
2012年4月28日(土)
メーデー
メーデー

第83回メーデーに参加しました。司会者の紹介にあった83回という歴史に驚きました。メーデーは昭和初期から開催されているもので、労働者の権利を確保するアピールの場としての役割があることを再認識しました。そんな大切な式典に和歌山知事、和歌山市長も出席し、それぞれ挨拶を行いました。

和歌山県県政の最大の目的は雇用を増やし安定させることにあります。そのため県では労働政策にも力を注いでいます。働く場所があり生活できるだけの賃金が支払われることが安心できる郷土を作ります。知事も市長も、そんな労働対策に関しての挨拶をしてくれました。

そして会場には紀の国わかやま国体のキャラクターである「きいちゃん」が来ていました。3年後の国体を控えて県内外をアピールのため訪れています。和歌山城にも来てアピールを繰り広げていました。

そして会場内には田辺市の知人「ケーキの幸屋」の出店もありました。声を掛けてくれたので懐かしく、暫く懇談しました。また会場で人気のスペアリブの出店もあり試食させてもらいました。色々な人に支えられて式典が行われています。

それにしても夏日のような暑さでした。春を通り越して和歌山城は夏色に染まりました。木々は新緑から深緑に変化し、空は太陽がきらめく深い青色でした。きらめく雰囲気の中、メーデーの式典を終え、次の打ち合わせに向かうため会場を後にしました。

地域活性化

岡崎地域の活性化に関して話し合いました。地域を活性化するためには地元の皆さんが主体となり周囲を巻き込む必要があります。地元の人が傍観者でいる限り、地域は活性化しません。岡崎地域にも地域に活気を持たせたいと思う人が登場しています。お隣の山東には地域活性化の組織がありますし、和歌の浦にも地域活性化に取り組む団体があります。

このように地元が地元のお祭りや地域資源を活用して盛り上げたいと思う気持ちが活動の核となります。

岡崎地域に足りないものは働く場所だと伺いました。地元で働く場所が欲しいというのが願いです。若い共稼ぎの世帯は朝から市内中心部に向かうため、子どもを託児所に預ける必要があります。職場と託児所が離れていると母親は気になるものですし、出来たら地元で働けると安心できるというものです。

また岡崎地域には何もないと言う声もありますが、和歌山電鉄貴志川線の駅が三箇所もあることが特徴です。神前駅、交通センター前駅、岡崎駅の三箇所です。和歌山電鉄では貴志川線のフリーパスを販売しているようですが、各駅に立ち寄りたいと思える魅力のある場所が必要です。和歌山駅とスーパー駅長たま駅長がいる貴志駅には乗降客はありますが、観光客に途中駅で下車してもらえためには駅に地元の何かを設けたいところです。勿論、日前宮や竈山神社、伊太祁曽神社がある駅は、それが観光地となりますが、それ以外の駅に降りてもらえる仕掛けが欲しいと思います。  岡崎地域にある駅周辺を地元で盛り上げて、貴志川線と一体となるような仕掛けも検討しているようです。これから長い時間を掛けての取り組みとなりますが、地元が核となり皆さんからの協力が得られたら、特徴ある地域として活性化が期待できます。

核となる人物と直接会って抱負と熱意を聞かせてもらいました。昔から岡崎地域に住んでいる方は「岡崎地域に、ようやく楽しみな人が登場してくれた。支援するつもりですから頑張って」と喜んでいました。これからの活動を楽しみに、私も応援しています。

懇談

事務所にてそれぞれの地域の問題の相談を受けました。地域開発の問題、再生可能エネルギー誘致の問題などが主なものでした。問題が発生しているのは、市役所の対応が型にはまったものになっていることが原因だと感じます。住んでいる人が不便さを感じていることや安全性に不安を感じていることなどは、頭から否定をすることなく意見を聞いて検討して欲しいと思います。

特定の地域に行政コストを掛けることは望むものではありませんが、話を聞いて真に必要な負担はすべきです。全ての地域を同じ基準に当てはめて対応する方式は過去のものです。それぞれの地域に特徴が出ている現在、地域の相談事は地域事情を照らし合わせて対応すべきものです。

自治会役員会

地元有家自治会の役員会に出席しました。来月、予定している自治会総会に向けて実施結果、決算報告、予算案と行事計画の打ち合わせを行いました。新年度も同じ役員体制で自治会運営を行う提案をすることになりました。