活動報告・レポート
2012年4月18日(水)
バリアフリー旅行
バリアフリー旅行

高齢者、障がい者の皆さんに旅行を楽しんでもらうための企画を検討しています。和歌山市内でバリアフリー旅行を実践している会社があるかどうか分かりませんが、和歌山市内の観光地でバリアフリー旅行に来ていると聞いたことがありません。伊勢や京都などの主要観光地では高齢者や障がい者への旅行の対応をすることは当たり前になっていると聞いています。和歌山市でも施設のユニバーサルデザイン化や来ていただいている精神で対応したいものです。

また名草戸畔のキャラクターイラストについて広告業の人を交え話し合いました。イラストの中で良いと思われる作品を選定し、専門家に加工してもらうことにしました。名草戸畔もバリアフリー旅行の行程に組み入れ案内したいと考えています。神武軍と戦った名草軍の物語はロマンがあります。今の竈山神社辺りはその気配が感じられる場所となっています。

歴史の基づいた物語があることは、この地に夢を残してくれています。伝えられているのは、名草戸畔が争いをしないで平和を求め降伏したという説と、神武軍と戦って敗れたという説があります。どれが真実なのか分かりませんが、歴史の中に埋もれたものを想像して縁の地を巡ることは楽しみです。

そして和歌山市内の三十三カ寺巡りについても話し合いました。過去において、これら三十三カ寺お寺巡りの地図が作成されていました。残っている部数は少ないのですが、それを参考にして市内のバリアフリー旅行として企画できないものかも話し合いました。地域活性化と共に、和歌山市での新しい分野での楽しい企画に夢が感じられます。

ところでバリアフリー旅行を企画している会社の玄関で楽しい表情の仏像を見掛けました。「いつも天使の心でいられる人は天使の笑顔の人に出逢える」という言葉を掲げています。少しばかり心が癒される言葉です。

昼食

会社経営者とマスコミ関係者と共に昼食時間をとりました。お昼時間を取れるのは久し振りのことです。国が迷走していると感じている方が多い事実、政権もそうですが、わが国の政党政治のあり方にも疑問を感じているようです。新しい国のあり方を示して欲しいと思っている人が多いことを感じています。

国にとって重要な課題であるエネルギー問題や外交問題の結論は導けていないのに、選挙時の公約に無かった消費税増税の話に熱心になっていることに疑問を感じているのです。

エネルギーは国の根幹部分を成しています。エネルギーを確保することが国力維持、産業発展に必要なことです。エネルギーが不足していることやエネルギーコストが増加傾向にあること、将来の電源構成も不明な点について危機感があります。

エネルギー問題は今や地方でも議論すべき問題ですが、国がリーダーとなり方針を示すべき問題です。国においてリーダーシップを発揮する人がいないことが国の力の程度を物語っています。

お昼をとりながら国や和歌山県の話をしました。国を憂い、郷土を憂う人がいて、この現状を打破したいと思っている人が多くいます。

理事会

和歌山ゴールドライオンズクラブ理事会に出席しました。賛助会員と家族会員を定義する会則変更の件、会員の次年度地区委員就任の件、新旧合同理事会開催の件などの提案があり、全て理事会で了承されました。

その他
  • 再生可能エネルギーに関する打ち合わせを行いました。和歌山県内への進出希望が多くあることから、対応を急ぐ必要があります。そのことに関して協議しました。
  • 東南海・南海地震に関する最新情報を確認しています。三連動地震が発生した場合に想定している津波の高さに驚いている人が多くいます。地域毎の津波の高さの詳細は示されていませんが、早く情報を知りたいとする意見が数多くあります。
  • 障がい者対策としての移動支援についての協議を関係する皆さんと行いました。対応している案件は比較的難しい問題です。現実と基準に乖離がある場合、制度の解釈を拡大解釈することで現実に合わせることが正解なのか、制度に合わせて利用者が窮屈な思いをするのが正解なのか分からなくなります。判断の難しさを感じています。
  • 過年度の和歌山県内の港湾整備について、これから取り組みの方向性に関して確認を行いました。