学校関係者と話し合いの場を持ちました。教育は先の長い投資であり、かつ成果を見ることができるのはずっと先のことになります。今学んでいる生徒が地元地域やこの国に対して貢献してくれるのは数年から数十年先のことです。それでも教育への投資を削ってはいけません。人材は人財ですから、将来の宝を育てることが教育に関わる現役世代の役割なのです。和歌山県から人材が流出していることや、各家庭が教育に掛ける費用を県外へ支払いをしている状況もあります。和歌山県の教育レベルの向上を図り、人材と費用が県内で活かせるようにしたいと話し合いました。
そんな中、和歌山県内にある国際開洋第二高校は新年度から生徒の募集を中止しています。経営主体が揺らいでいる状況からやむを得ないものですが、県内の学校が経営難のため減少することは地域にとって残念なことです。地方の学校が経営難になる時代が到来しています。この高校のこれからはどうなるのか不明ですが、和歌山県内の生徒が学べる環境は整備しておきたいものです。
今日は残りの人生の最初の日という言葉があります。良く使われる言葉ですが、ある会合の場でこの言葉を聞くことが出来ました。講師から直接聞くと新鮮に感じます。自分にはどれだけの日が残されているのか分かりませんが、残された日の最初の日が今日であることは間違いありません。今日、良い行いができたら周囲とそのことに感謝をし、恥ずべき行動をしたと思ったら誤りを反省して、新しい明日を迎える準備をしたいと思います。
ところで議論とは、時間を掛けて無駄なことを話し合うだけでも効果があるのです。知らないことが知れますし、違う考え方を知ることができます。自分の考えが全て正しいものではないことも知ることもできます。相手のことを考えられる余裕があると行く道が広がるのです。
このように会話の中に無駄はありません。もし無駄と思えることがあったとしても、その無駄なことが分かったのですから、議論した成果はあったのです。次からはその無駄なことを話し合うことを止めたら良い会合になります。
新年度の三役が集まり新年度の体制などについて協議しました。予算、活動計画、そして地区委員などの選定について協議を行い、方針を出しました。この後は委員長の選定や活動計画の具体化などを経て新体制を確立していくことになります。
また会則の見直しも話し合い修正案が決まりました。賛助会員と家族会員を明記することによって活動の選択肢を増やせるようにしました。これからは新年度の活動と同時に、結成10周年記念式典とアクトに向けて内容を詰めていくことになります。
新三役で話し合って楽しい活動になるように取り組んでいます。
- 和歌山県の課題に関して報告会の依頼がありました。大型連休明けに議会報告会をする方向で調整しています。
- 東海。南海。東南海の三連動地震の被害想定に関しての問い合わせがあります。各地域の詳細は示されていませんが、紀伊半島では約18メートルから、和歌山市では約7メートルの津波が予測されているので衝撃を受けている方が多いのです。これだけの大きな津波が到来するとしたら、もう逃げる以外に方法はありません。
しかし逃げるとしても和歌山市までの到達時間は紀伊半島南部と比較して逃げるだけの時間はありますが、紀伊半島の南の地域では逃げる時間も残されていません。どんな津波対策が考えられるのか、難しい問題に行き当たります。 - コスモパーク加太で計画されているメガソーラーについての問い合わせに対応。また和歌山県の観光対策についての問い合わせにも対応しました。