和歌山市内の事業者の方から東北の瓦礫処理への対応について意見がありました。関西広域連合で東北の瓦礫処理を受け入れるように動いていると聞いているが、和歌山県は受け入れに消極的な姿勢を見せていることに関しての意見です。ゴミ焼却場を持っているのは市町村であり和歌山県は持っていません。そのため県が裏づけのない状態で受け入れを表明することはできないのです。このことに関して、大震災で困っている県を助けることが必要だという意見が多数寄せられていますが、現実的に受け入れできるゴミ焼却施設がない状況だと聞いています。
この点、「和歌山県は消極的だという印象があります。お互いの助け合いの精神や関西広域連合での決まりごとだとすると、和歌山県は孤立している感があります。もし平成23年の台風12号による紀南地方での瓦礫発生の処理対応でゴミ焼却場が使えないとするなら、それを訴えて欲しいと思います。そうでないと和歌山県で大災害が発生した場合、他府県から応援はしてくれないと思います」という立場を心配する意見でした。
和歌山県は国に対して、「現時点で受け入れ可能とする市町村はありません」 と回答しています。検討結果についての主な回答は、「焼却能力がない」、「最終処分場の残容量が少ない」 などで、そのため 受け入れが出来ない回答になっています。なお回答書では、県には廃棄物処理施設がないとしながらも、「市町村で焼却能力に余裕があるところも若干あるので、 引き続き検討の余地のある市町村に進展があり次第連絡する」と受け入れの可能性の余地を残しています。
市内の事業所を訪ねました。ここでの話題は、金曜日に和歌山西警察署が和歌山市役所議会会派に入った捜索についてでした。この件に関しては多くの皆さんから問い合わせがあり関心事項となっています。
ただ私はこの捜索の内容は分かりませんし、また正確に事情認識をしているものではないため私的なコメントは控えますが、本日、接した皆さんの意見は次のようなものがありました。
「和歌山市議会の会派に入ったようだが、一体何をしているのか。和歌山市民の代表、もし議員が同僚議員の中傷を匿名で書き込んでいたとしたら、とても低俗な話です。市民の代表としての議員の資質に欠けると思います」。
「意見が違うのであれば正々堂々と主張すれば良いと思います。議員の武器は実名で公の議論ができることにあります。それをしないでインターネット内で中傷する行為はおかしなことです」。
「事実が判明したら辞職でしょう。もし書き込んだのが議員であれば公人である議員に留まることは社会的に許されないと思います」。
厳しい意見が続きました。改めて議員の立場、議員の資質、議員が問題を起こした時の社会的影響を感じます。他山の石とせず、和歌山県発展のために取り組みたいと考えています。
- 和歌山ゴールドライオンズクラブ新年度体制に関して調整しました。色々意見がありますが、結成10周年記念式典、賛助会員と家族会員の規約作成、そして地区委員の選出などの案件があります。これらの課題について調整を行っています。
- パンダについて。東京の人と話をした時のことです。「和歌山県にパンダがいるのを知っていますか」と尋ねたところ「知りません」という回答でした。「たくさんいるのですよ。何頭いるか分かりますか」と話しを展開したところ、「上野と同じ二頭ですか」という答えでした。八頭もいること、そして子どものパンダもいることを伝えると、とても驚いていました。「八頭もいたら観光客でいっぱいでしょう」という問いがありましたが、残念ながら上野動物園ほどではないのです。
さらに白浜空港の存在を知りませんでしたし、当然のことですが羽田空港から白浜空港まで直行便が出ていることも知りませんでした。和歌山県の存在を知られていないことが今更ながら分かり、観光対策と共に認知度をあげることでビジネスチャンスを掴みたいと思いました。