活動報告・レポート
2012年4月13日(金)
シルバーユニオン総会
コスモパーク加太

コスモパーク加太用地の活用に関して協議を行いました。長い間、活用されないで放置されている用地です。県と和歌山市の土地開発公社が保有している土地で、借入金の返済利息だけでも多額です。県と和歌山市は、これらの元金と利息返済は全て税金で賄われていることを問題に感じなければいけません。計画が無いまま放置していることは県民、和歌山市民の皆さんに対して、とても申し訳ないことです。県民、市民の財産なのに何も活用されていないことは税金の無駄です。活用したいと申し出のある民間企業があれば積極的に応じるべきですし、少しでも税負担を軽減するようにしなければなりません。

民間企業から活用の申し出があることは歓迎すべきことなのですが、どうもそんな気持ちは少ないようです。県民、市民の財産である筈の用地なのに、県や市のものだと思っている節があり、活用する申し出があっても、渋る態度は理解できません。尤も問題がある場所であることは承知していますが、だからと言って何の活用もしようとしないことが問題です。

いつまでも製造業がここに来てくれると幻想を抱いているのは、先見性がないと思います。雇用が生まれない業種は駄目だとか、置かれた状況を分かっていない態度は戴けません。何に活用しようとしているのか、製造業立地の目算があるのかどうか。何も無ければ投資効果のある業態の進出を歓迎すべきです。これから数年先も何の活用も図られないようなら、行政機関の不作為として大きな問題です。何もしないことが利得ではありません。何もしないことは背任行為だという思いで活用を図って欲しいものです。

シルバーユニオン総会

シルバーユニオンわかやま笑の会総会と懇親会が開催されました。参加した会員の総意によって平成23年度の決算と平成24年度の予算案と活動方針案が全て承認されました。新年度も楽しい企画になることで活動が楽しみです。

さて会員の一人から意見を頂戴しました。エルトゥールル号の映画化についての意見です。この方は毎日、私の活動報告を見てくれていて、その中で「エルトゥールル号の映画化」の記事を読んでくれています。串本町とトルコの友好の話を映画化することは大賛成であり、協力したいという申し出です。この方は平成23年にトルコに行った経験があります。トルコで感じたことは、エルトゥールル号の出来事をとても良く知っているということだったそうです。これはトルコ国民が学校で習っていることから、極端に言い方をすればトルコの人なら誰でも知っている歴史なのです。そしてこの事件があったことを今に伝えていることからトルコは親日なのです。

ところか日本人でエルトゥールル号事件を知っている人はそれほど多くありません。義務教育で習っていないからです。和歌山県ではようやく副読本で学習するようになっていることから知っている人が増えてきましたが、串本町を舞台とした出来事だから言わば地元だからです。この日本とトルコ親善の歴史を日本全体に伝えたいと思って取り組んでいるのが串本町であり、和歌山県内を中心に映画化を支援する皆さんです。

私のホームページからこの映画化の動きを知り、参加してくれようとする人がいることは嬉しいことです。シルバーユニオン総会でエルトゥールル号の映画化の話を伺えて、嬉しくなりました。

またシルバーユニオン会員から、御坊市に伝わる宮子姫伝説をミュージカル化する取り組みについての話も伺いました。現在シナリオを制作中で、平成25年5月に和歌山市民会館で上演する計画を進めています。宮子姫とは文武天皇の奥方で、その文武天皇は宮子姫がご恩返しをするための寺を建てることを命じ、大宝元年(701)にお寺を建立しました。そのお寺が道成寺なのです。その経緯をミュージカルにして御坊の歴史を皆さんに知ってもらおうとしています。ここにも歴史と文化活動の動きがあります。シルバーユニオンわかやま笑の会は、平成24年度以降も文化的な活動を行おうとしています。

こんな話が出来るのも、会合で文化講演会を行っているからです。会の発展を祈念して総会を終えました。

ライブ

夜はライブに行きました。ライブ会場は満員であったように素晴らしい演奏が行われました。数組のライブがあったのですが、田中みやさんの歌声は感動でした。今日のライブはシャンソン曲を中心に構成していました。何が良かったかと言うと、歌うシャンソンの歌詞が誕生した経緯を紹介してから歌ってくれたので、時代背景やその歌に込められた思いが分かったので感情移入ができたことです。

一つの歌が作られるのにはドラマがあり、人生があり、そしてそれを歌い継ぐ人の思いがあることが分かりました。フランスで、アメリカで誕生した歌が、日本にやって来て日本語のシャンソンとして歌われていること。日本風にアレンジして日本で歌われていることを誇りに感じました。

自分の思いを自分の言葉で表現できることは素晴らしいことです。時代も国も超えて歌い継がれていることの素晴らしさは表現しようがありません。田中さんは、そんな思いを歌に込めて私達に伝えてくれました。素晴らしいライブに招待してくれたことに感謝しています。和歌山市の夜もなかなかのものです。

その他
  • 和歌山ゴールドライオンズクラブの新年度体制と地区委員についての協議を行いました。どこの組織でも同じですが、人事案件は最も難しい案件のひとつだと感じます。
  • 明後日、日曜日の清掃活動について打合せを行いました。有志によって竈山神社の清掃活動を行うことに決定しました。
  • 和歌山ビッグウエーブで開催するフェンシングアジア大会について観戦することにしました。大きな大会が和歌山県内で開催されることは歓迎です。熱戦を期待しています。