活動報告・レポート
2012年4月8日(日)
桜コンサート
桜コンサート

鷺森別院岡崎支坊で桜色に染まるコンサートが開催されました。寺院の中でのコンサートは珍しいものですが、和楽、洋楽とも寺院と桜色の境内の雰囲気とマッチして最高のコンサートでした。約60人のお客さんと共に春の到来を喜び、幸せな時間を楽しみました。

第一部はお琴の演奏による日本の音楽を楽しみ、第二部はスティールパンとエレクトーンの演奏、続いてジャズスタイルの演奏を披露してくれました。

第一部と第二部の途中に挨拶の時間をいただきました。

こんにちは。第一部が終わり第二部に移るまでに準備の時間があるので、その間会場と舞台をつなげろという主催者の意思を感じますので、状況を見ながら挨拶をさせていただきます。岡崎の皆さんには、コーラス活動を初めとして大変お世話になっています。そこで岡崎地域に関係する動きを紹介いたします。秋葉山から塩屋を抜けて国体道路から竈山神社を通って神前まで抜ける県道を、平成27年度の和歌山県での国体開催までに開通させる計画です。

そして和歌山南インターチェンジの計画があります。場所は、正にここです。この辺りに南インターチェンジが計画されています。平成24年度は調査費が計上されています。調査が順調に進むとなればその後具体化されていきますが、地元の皆さんの賛同があり計画が進展するとしたら、着工から5年後に新しいインターチェンジが完成することになります。最短でいけば平成29年度となりますが、道路の計画は大抵遅れ気味になりますから、平成29年度を目途として、平成30年度には完成できたら良いなと思っています。岡崎地域の賑わい、活性化を目指す動きがありますから、皆さんと一緒に地域のことを考えたいと思います。

そして主催のFプロジェクトのチャリティーは全額ジャパンプラットホームに寄付されます。日本を初めとする世界の防災対策に使われています。今日の協力金も寄付に使われます。私たちの力、善意が世界の防災に役立つことになります。今日のコンサートの成功を共に喜び、楽しみたいと思います。最後までよろしくお願いいたします。

そして第二部が始まりました。Fプロジェクトは誰でも知っている曲を中心に演奏してくれました。春を感じ、春を楽しみ、そして春の息吹を感じました。春は人生の出発点であることを感じさせてくれました。

さあ、自分だけの今年の春を刻みましょう。桜は今年も咲きましたが、昨年と同じものではありません。でも毎年、変わらないで同じような桜を咲かせてくれます。普遍と思えるものでも実は変化しています。変化しているのにそれに気付かせないで、それでもやはり変わり続けている。変化しているのに気づかれない。そんな変化を目指したいと思うのです。変わらないようでいて、そっと変化している。春は変化と変わらない微笑みの大切さを感じさせてくれます。それを感じ取れる春に感謝しながら、さぁ今から変化を起こすために行動です。

意見

桜コンサートに大阪市内から来ていた方からの意見です。JR和歌山駅から和歌山電鉄貴志川線岡崎駅で降りて、鷺森別院を目指したのですが案内板らしきものがなかったので、聞きながら辿り着いたようです。貴志川線はビジネスや学生のための路線であると同時に観光地を巡る路線でもあることから、県外の人にも親切な案内表示をして欲しいという意見です。これは和歌山電鉄の問題というよりも和歌山市の観光政策の問題だと認識しています。貴重なご意見ありがとうございます。

春の旬の食べ物と言えば筍があります。今年初めての筍を頂戴しました。真ん丸く太った筍です。朝から収穫してきたものを貰いました。早速、今年初めての筍の味を楽しみます。厳しい冬を土の下で過ごして温かい春に地上に顔を出す。そんな春は生命の力を感じます。

湯浅町

和歌山県湯浅町の名物のひとつに「しらす丼」があります。しらす丼を食べに行った方から湯浅町の「しらす丼」のパンフレットをいただきました。このパンフレットは和歌山大学観光学部の学生が食べ歩いて作成したものなのです。湯浅町が地域の名産をアピールするために学生たちと組んで制作したものだと思います。

このパンフレットを見ると確かに「しらす丼」を食べたくなりますし、実際にこれを見て和歌山市から湯浅町に食べに行った人がいることから、出来は良いと思います。人を動かせる力があるパンフレットは良くできていると言うべきでしょう。「湯浅町のしらす丼食べに行って見て下さい。和歌山市でも名物のパンフレットが欲しいですね」と言ったのは、パンフレットは数多くあるけれど、人を動かす力のあるパンフレットが少ないという指摘です。この方のお店も以前、和歌山市のB級グルメのパンフレットの取材を受け、掲載されたのですが、そのパンフレットを見ていないと言いますから、制作者の熱意が少なかったのかも知れません。湯浅町の取り組みを参考にします。