活動報告・レポート
2012年3月15日(木)
特別委員会
本会議

午前10時から県議会定例会本会議が開催されました。明日の採決を控えて各会派の動きが慌しくなっています。今日の議会運営委員会で提出された政府への意見書案も審議しています。議会運営委員会は本会議終了後開催されたものですが、意見書などの議題が多く、明日の午前の本会議を終えた後、再度、議会運営委員会が開催される予定です。

特別委員会

東南海・南海地震等対策特別委員会が開催されました。一番の関心事は大災害への備えですから、この特別委員会の位置づけは相当高くなっています。大災害の議論を行える県議会の場は、この特別委員会以外にないからです。今日も真剣な議論が繰り広げられました。

現在、台風12号被害に対応する査定は終了し工事に着手しているところです。中でも道路と河川、砂防施設に関しては平成24年度中に95パーセントの箇所を復旧する目標を立て実現に向けた取り組みをしているところです。

ところで県民の皆さんの意識の問題があります。和歌山県では東日本震災の時のアンケートを取りました。その結果は驚くべきものでした。約80パーセントの県民の皆さんが津波警報の発令を知っていて、その内約60パーセントの方が市町村からの避難の呼び掛けを聞いているのに避難をしていなかったのです。避難行動をした人は全体の16.8パーセントに留まり、逃げていない県民の方が大多数を占めていることが問題なのです。強い危機意識を持って啓蒙活動を行いたいところです。

また東南海・南海地震などへの備えとして、被害予測の見直しを行う段階です。現在、中央防災会議の想定見直しを受けて和歌山県として被害想定の見直しを図っています。見直し結果に基づいて市町村への基礎データを提供することになっています。市町村ではそれを真摯に受けて津波ハザードマップの改定をしてもらうように県から取り組みの必要性を訴えてくれることになっています。

何をおいても大災害から身を守ることが県民の皆さんの最大の関心事です。和歌山県の取り組みに注目していることを理解して、納得できる県政を推進したいものです。

懇談

とても楽しみにしていた懇談の日が今日だったことから、議会終了後、集会場所に駆けつけました。昨日から困っていたことに関して、「大丈夫ですよ、必ず打破できますから、地に足を着けて活動を続けてくれたら良いと思います」という意見を聞かせてもらいました。この意見が自信を回復させてくれました。人は本当に困った時に支援してくれる人が現れるものです。全ては必然の成り行きですから、今を生きるべきなのです。画策や必要以上の根回しはみっともないことです。少しでも健全な県土発展を目指して県議会としての取り組みの強化と発信を続けたいと考えています。

誕生日

いつもお世話になっているお茶の先生の誕生日を迎えました。心から歓迎してくれたことが分かります。温かい心を持って接すれば、同じような対応をしてくれます。反対に普段は相手にしていないような態度を取っていると、誰も助けてはくれないのです。

茶道の先生の誕生日を祈念して、身近に感じられる活動をしている人の凄みを感じてもらいました。

地元で支援してくれる茶道の先生がいることに感謝しています。そしてお茶を点ててくれたことに感謝しています。このような引き寄せ力のある人の下には人が集まります。

懇親会

夜からは当局の皆さんとの懇親会を開催しました。県政のあるべき姿と国が地方に求めているものは違うことが分かりました。党派の関係を無くして、組めるパートナーとの連携を大事にしたいものです。

いよいよ明日、当初予算審議が中心の県議会が閉会となります。チームワークを大切にしながら意見書案の採否について協議を行う予定です。