県議会は予算委員会の質疑に入っています。その間、国体競技である馬術の開催地についての協議を行いました。開催場所が未決定となっているので県外開催か県内開催かの協議を続けています。県外開催の候補地は兵庫県三木市で、県内開催の候補地は決まっていないのです。そこが問題となっています。既に和歌山市で14の種目を実施する計画があり、これ以上の市内開催の受け入れは困難な状況となっています。県国体推進室と県馬術連盟との間に開催場所決定に関しての見解に開きがあるため、これから詰めの協議に入っていくことなりなります。
平成25年度の長崎県、平成27年度の東京都の馬術競技は県内・都内開催が決定しました。馬術関係者からは、和歌山県の開催場所決定に注目が集まっています。
続いて文教委員会の質疑に関する打ち合わせを行いました。明日、文教委員会が開催されるので、平成24年度教育予算に関して質問で確認しておきたいことや、予算設定の考え方などについて意見交換を行いました。
今回は高校入試の定数問題ついて、教職員関係人件費について、教職員のメンタルヘルスの取り組みについて、公立学校の統合についてなどを予定しています。
事業者が正職員の雇用を行う場合の国の施策について意見交換を行いました。雇用の確保は和歌山県にとって最大の課題の一つです。雇用と経済対策は重要な施策であり、正雇用をする場合、国の支援措置を適用することが出来れば事業主の負担は軽減されますから、活用して欲しいと考えています。ところが厚生労働省の制度を知らない経営者が多く、制度があるのに使われていない状況です。そこで雇用確保のために国の制度を経営者に紹介していますし、適用できる条件が整えば活用して欲しいことも伝えています。
中途採用を考えている会社は即戦力を求めています。和歌山県内の中小規模の会社で、新人を採用して教育、訓練をして育てる余裕のある会社は少ないのです。そこでまず三ヶ月から半年間は試用期間として雇用してもらい、能力や会社が求めている人材であれば正雇用をしてもらう制度があります。その試用期間の間の給与の一部負担を国がしてくれるものです。試用期間を終えて正職員として採用しても、ご縁がなく雇用に至らなかったとしても条件が整っていれば支援制度は適用されますから、経営者にとっては負担が軽減されます。
国や県の支援制度は社会情勢に合わせて制度設計をしているのですが、経営者がその制度を知らない場合は活用されることはありません。折角ある制度ですから、条件を整えて適用して欲しいと考えています。
明日、お披露目を予定している龍神体操について話を伺いました。地域固有の健康体操を作り、その地域の皆さんが毎日その体操を実施すことで健康維持と体力の維持を図ってもらおうとする取り組みです。
地域毎にオリジナルの体操があれば、身近で自分達の地域の体操を自慢し続けられることも可能です。最初に実施しようとしているのが和歌山県龍神村です。健康維持と地域活性化につながることを期待しています。地域の皆さんが楽しみながら健康になれる新しい取り組みへの挑戦です。明日の龍神体操のお披露目に行って取り組み状況を確認したいと考えています。
- 介護職員さんが痰の吸引などを行えるための講習会のあり方について協議を行いました。民間介護施設で、介護職員さんがこれらの行為を実施したいと希望している施設があります。平成24年度には和歌山県内で講習会を予定していますが、まだ予算編成時期のため実施月日は未定となっています。早く取り決めを行いたいものです。
- 水道ポンプ場の試運転に関わる事前準備に関して調整を行いました。年度末なので年度内工事に関しては工期の遅れはあってはいけません。試運転の時期が一日ずれると年度内竣工と引渡しが難しくなります。そこで試運転が実施できる時期に工期を早められないかどうかの検討をしています。
- 災害発生時に備えて備蓄用の保存用パンの扱いに関しての協議を行っています。備蓄の必要性が高まっていることから類似品が出回っているようで、事情を知らないところからは問い合わせが寄せられています。正しい製造元や製造工程、販売ルートなどの確認を行っています。
- 夜は懇親会に参加しました。組織運営をしていく過程においては問題が生じますが、問題解決を糧として、今よりも団結力を高められるような話し合いを行いました。