活動報告・レポート
2012年3月7日(水)
一般質問四日目
一般質問四日目

一般質問の四日目の午前10時から登壇し、今回は全て一問一答方式で行いました。通告した項目は以下の通りで、通告に従い質疑を行いました。

  1. 仮称、和歌山南インターチェンジについて
    • 仮称、和歌山南インターチェンジの考え方について
    • 付近の県道の渋滞緩和策について
      問題点。仮称、和歌山南インターチェンジ計画を進めるとすれば、インター付近を通る県道がかなり渋滞する恐れがあります。今でも朝夕の通勤時間帯を中心に渋滞している場所でもあり、いま以上に車の流入量が増加することが見込まれることから県道の整備、例えば二車線化やインター予定の右左折車線の新設などの対応も必要となること。
    • 同インターチェンジにつながる都市計画道路の整備について
      問題点。和歌山県が進めている南港山東線の東への延伸と、和歌山市で進めている西への延伸とを連携させて、仮称、和歌山南インターチェンジの設置計画を検討することが必要なこと。和歌山市では南港山東線の事業決定している区間の早期完成を目指していますし、残りの西への延伸についても、県の東への延伸と歩調を合わせて取り組もうとしているので連携を図る必要があること。また仮称、和歌山南インターチェンジの完成は工事着手後6年後ですから、一体的に進める必要があること。
  2. 再生可能エネルギーへの取り組みについて
    • 南紀白浜空港旧滑走路の利用計画に関わる問題について
      問題点。旧南紀白浜空港跡地は15年間未活用のままであり、有効活用を図って欲しい場所ですが、中々良い活用計画はありません。この用地は和歌山県と白浜町の両者が所有していること、高さ制限によって高い建物は建設できないことも計画が難しい要因とも考えられますが具体策を示す時期になっています。
    • メガソーラーについて
      • 県内のメガソーラー候補地の状況について
      • 県の支援体制について
      • メガソーラー誘致を希望する土地所有者について
      • 産業技術・エネルギー振興事業について
        問題点。和歌山県を含む関西広域連合では、再生可能エネルギーの導入促進と低炭素社会の構築に向けて動き出そうとしています。日照時間が長く全国からもっと注目を集めても良い和歌山県ですが、それほどの動きは感じられません。ただ平成24年3月1日には公共用地でメガソーラー対応が可能な用地を公開したことでエネルギー、産業振興に向かう姿勢が見え始めたことから迅速に動き始めることが必要なこと。
  3. 国際人育成教育について
    • 国際人教育に関する視察の所感について
    • 国際人育成プロジェクトの考え方について
    • 県内で国際科のある高校の実績と比較、成果が期待できる取り組みについて
      問題点。沖縄県教育委員会などの視察で得たものを県内外国語教育に活かす必要があること。具体的には、小中高連携した英語教育に取り組むことが必要なこと。沖縄県の例として、小学校5年生と6年生は英語によるコミュニケーション能力の素地の育成。中学校1年生の英語力指標は英語検定5級。中学校3年〜高校1年の英語力指標は英語検定3級。高校卒業時の英語力指標は英語検定3級〜2級を掲げています。目指すところがなければ到達しませんから、和歌山県の国際人育成プロジェクトによる小中学校、高校での目標を打ち立てる必要があること。
    • 教育への投資について
      問題点。平成24年度、1,100万円の予算内で、県も市町村も小学校から高校までの外国語教育の機会を増やせるのか。国際人を育成する教育に必要な予算を確保できたと言えるのか。教育の効果は数年先、十年以上先になるかも知れないものですから、予算との兼ね合いをどのように考えているのかが問題点。
    • 小学校での外国語活動の成果と評価について
      問題点。平成23年度から本格的に導入された小学校の外国語授業についての評価。平成24年度の取り組み、先生の外国語授業力の向上や、県全体の外国語力向上を図るべきですが、本年度までと比較して発展させるべき取り組みがあるのかどうか。

以上です。一般質問の質問と答弁について、議事をまとめてから掲載する予定です。

ライオンズクラブ

夜間は和歌山ゴールドライオンズクラブの指名例会に出席しました。指名例会とは、次年度の役員の指名を行う会合のことです。指名を受けた役員候補は、4月の選挙例会で候補者が複数人となれば投票、無投票であれば承認されることになります。新年度は会長に指名されたので、無投票となれば新年度は会長を務めることになります。

その他
  • 東京から和歌山市に出張で来た方と、わが国の経済情勢に関しての話し合いを行いました。日本全体の景気は良くないけれど、和歌山市の状況を見ると早く再生計画に着手しないと、もっと状況は悪くなることの指摘を受けました。のんびりしている時間はありません。
  • 民間事業者と和歌山県の観光について協議を行いました。和歌山県にはパンダがいるのに外国からの観光客が少ないことの指摘がありました。日本で一番パンダがいる和歌山県ですから、外国からの観光客にももっと来てもらいたいところです。