活動報告・レポート
2012年2月28日(火)
歴史から学ぶ
歴史から学ぶ

午前中は懇談会に出席しました。約2時間に及ぶ会合でしたが内容の充実した有意義なものになったと感謝しています。会社や組織、そして社会のしくみは歴史を知ることから始まります。何故、会社は今の状態になっているのか。何故、社会のしくみはそうなっているのかなど、人間が築いた今あるものには全て経緯と理由があるのです。それらの歴史を知ることで今の課題に立ち向かうことができるのです。

気をつけなければならないことは、今を知るだけでは非常時に対応できないということです。会社や社会のしくみは歴史の荒波に耐え、そして試練に曝された上にありますから、課題が発見された時は、今が成り立っている経緯を調べた上で対処すべきものです。単に今の制度やしくみが時代にそぐわないからと言って歴史を調査しないで改めることは歴史に学ぶことになりません。人は歴史を知り、そこから学ぶことで歴史を創ります。歴史を創る人でいるためにはこれまでの経緯と課題から明日に解決する方法を見つけ出すことが必要です。

困難に直面している時こそ人は学ぶチャンスです。困難に直面しても何も勉強しないことや知ることを諦めた人は生涯、成長の機会はありません。知識を得てそれに基づいた行動をすることが課題を解決し次の歴史を創れるのです。

今の社会の課題を出し合い、そして解決する方法について議論した時間は有意義なものでした。

また元Jリーガーの講演を聞いた方からその内容を伝えてもらいました。スポーツは勝ちか負けるかの世界、つまり結果が明らかになります。どれだけ練習をしたのか、どれだけチームを信頼しているのかが勝ち負けを決定する要素になります。

強いチームは勝つことでチームワークを築くそうです。そして監督の批判は一切しないのが強いチームです。弱いチームはチームワークを固めてから勝ちに行く姿勢であり、勝てないと監督批判に向かいます。強いチームと弱いチームは正反対の性質を持っていることに注目です。人の批判ばかりしていませんか。勝つことを意識していますか。そこが勝負の入り口です。

野村克也元東北楽天ゴールデンイーグルス監督の言葉の紹介もありました。「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という有名な言葉です。負けた試合は偶然負けたのではなくて、何かの原因があって敗北するのです。勝ちは相手に不運があった場合もありますから、偶然勝つことはあることなので、負けた試合から学べることが多いのです。

困難に直面している時、負け試合の時が立ち向かう勝負の時なのです。そこで起き上がらないで負けたら終わりです。今こそ学び、知識に基づいた考えを持ち行動して困難を切り拓きたいものです。

自治会の問題

市内の某自治会の問題について協議しました。この自治会の地域内で不法駐車が多発していることから危険地域が拡大している問題です。自治会員に駐車禁止を求めても一部の人が自治会のルールを守らないため多くの人が迷惑をしているのです。迷惑だけならまだ許せるとしても、道路に車を置くことで見通しが悪くなり子どもや高齢者の安全性にも問題が生じています。

自治会内で協議をしても、これ以上発展性はないことから駐車できない方法の検討と車が停められないような設備改修についても協議を行いました。この問題にはこの後も対応することにとしています。

健康維持

高齢社会にあって医療費と介護費用を抑制するために健康対策を実践している方と懇談しました。60歳以上の人を対象とした健康維持の方法について教えてもらいました。高齢者が健康で活動的な生活をしていると医療費と介護費用の抑制につながります。そしていつまでも健康への不安がなく元気で暮らせることは人として素晴らしいことです。生涯健康で生きられることを目指した取り組みと、これをもっと広げたいという夢も聞かせてもらいました。明るい話題で一日を締め括れました。