新築のお祝い会に参加しました。楽しい仲間が集まって完成したお家をお祝いしたのですが、料理は全て精魂込めた手作りで歓迎をしてくれました。これだけの料理を作るのは相当の時間を要したと思います。これだけでも歓迎してくれていることが分かります。私達のためにどれだけの気持ちを込めてくれたのかを思うと申し訳なく、そして心から感謝の気持ちが溢れます。おもてなしの気持ちは、それまでに要した時間と気持ちが集約されたものです。この手料理はそんな気持ちの込められたもので食べるのがもったいないと思う程でした。
お誘いをいただいた時から今日のお祝い会を楽しみにしていましたが、楽しみにしていた以上の素晴らしい会となりました。心からの歓迎と集まった素敵な皆さんに感謝しています。
夕食をいただきながら和歌山市の課題についても話が及びました。まず防災対策の話です。参加したある自治会長は、昨年、津波に備えての避難訓練を行っています。初めての試みでしたが、多くの自治会員が参加してくれたように、災害から身を守るのは自分の責任であることを感じてくれています。全ての行政の責任で防災対策を求めるのではなく、生命と財産を守るための最低限の自己責任は果たしたいものです。
今回の訓練では近くの避難所ではなくて、少し距離があっても高い場所に逃げる訓練をしています。津波発生時はその場所に避難することを確認して市役所との連携も図ったようです。ただ高齢者と車椅子の方の避難方法についての課題は残りました。高齢者の方は近くの民間の高いビルへの避難を依頼し、車椅子の方の対策を検討しています。このように自治会組織で防災対策を行っていることは頼もしいことです。
このように前向きな話で会話の内容が占められたのです。前向きな話は参加した全員に元気を与えてくれます。その場の空気が参加した人を支配するのです。前向きな活動をしている人が集まると、お互いの活動に刺激を受け、また自分の活動の参考にできることが多いので活動の幅が広がります。そんな空気が満ちて快い夕食と懇親となりました。
気がつくと時計は午後9時30分を指していました。午後5時からスタートした会ですから、4時間30分も楽しい時間が過ぎていました。元気の満ちた空気と皆さんの気持ちをいっぱい吸い込み充実した一日を終えました。今日の日に感謝しています。
台風12号被害への県議会の対応に付いての特別番組が放送されました。何人もの皆さんからテレビを見たよという連絡をいただき感謝しています。1月17日に県議会議長室で災害復旧に向けた取り組みについて対談したものが放映されたものです。この対談は東南海・南海地震等対策特別委員会副委員長の立場で参加させてもらいました。
Iさんは「テレビをつけたら片桐さんが出ていたので番組を録画しました。活躍してくれていることを嬉しく思います。復旧への道程は大変だと思いますが、支援を期待しています。テレビで見て本当に嬉しくて電話をしました」という声が届きました。
Kさんからは「久しぶりに片桐さんの元気な姿とご活躍ぶりを拝見し嬉しく思いました。災害復旧復興にはまだまだ時間がかかると思いますが無理をせず、しかし力一杯頑張って頂きたいです。陰ながら応援しております。頑張って下さい」という声が届きました。
皆さんからの声が励みになり明日への活力になります。ご声援、本当にありがとうございます。
仕事と遊びは両立させるもので切り離すものではないのです。仕事をしている間は遊びに行けないという考えもありますが、仕事をしている現役の間に時間を見つけて、ゆとりの時間を持つことが大切なことです。オンとオフの切り替えは活力につながります。
時には仕事を離れてゆとり時間を楽しむこと。現役を終えてから遊びを楽しむことは良いことですが、それよりも仕事と遊びを並行して実行する方が楽しくなります。そんな話を聞きながら、最近遊びの時間が少ないのでオフの時間を作りたいと思いました。