新エネルギーの打ち合わせを行いました。関西一円の新エネルギー計画と和歌山県での事業化に関しての話し合いを行いました。今回の民間調査によると和歌山県の日照時間は全国8番目で、太陽光発電に適した地域であることが判明しました。その割に自然エネルギーの計画の進展はなく、他府県の取り組みと比較して遅れているという指摘がありました。沖縄県でも海洋温度差発電とメガソーラーとメガソーラー学院の設置計画が発表されていますし、岡山県の塩田跡地、京都府伏見区では無償貸与の用地でのメガソーラーの事業計画募集などの動きがあります。「和歌山県の取り組みはどうなっているの」という質問があり、他府県と同様の考え方を持っていることを伝えました。新エネルギーの分野でも後進的な県であるという認識をされてしまうと投資を呼び込むことはできません。これからの取り組みに関して県との協議が必要です。
記憶力を高めるためには午後11時までに就寝することか望ましいと、メンタル系の仕事をしている方から伺いました。勉強をした後は午後11時までに寝ると記憶が定着するので成績が向上するという意見です。それは午後11時から成長ホルモンが分泌されるため、その時間帯に起きているとその作用を受けられないからです。
勉強の成果を点数で表そうとしたら、午後11時までの就寝をお勧めします。一夜漬けという勉強方法がありますが、どれだけ詰め込んでも記憶が定着していないのでその翌日の試験の点数は向上しないという意見です。
他にも勉強の成果を向上させる方法を教えてくれました。
小運動をしてから勉強を開始すること、または仕事に取り掛かることでより能力が発揮できます。つまり身体を温めてから仕事に取り掛かると捗るのです。ある学校で、少し運動をしてから勉強を行ったところ、全体の成績が向上した実績もあると伺いました。会社の朝礼の後でラジオ体操をしているのは、小運動で身体を温めてから仕事に入るので能率的になるからです。小運動の時間は5分から10分程度で効果があり、ゆっくりとした動作で体操を行うと、もっと効果的だということです。
そして姿勢の問題です。椅子に座る時は背筋を伸ばして姿勢を正しくすると成績が向上するという結果もあるようです。背中を丸めたり、姿勢が崩れていると成績は向上しないのです。理由は首筋から頭に向かう血流が良くなり、その結果脳に血液が循環するので脳の働きが良くなるということです。授業を受ける時や勉強をする時は姿勢を正しくすることがお勧めです。
再び和歌山県での新エネルギーの導入に関して協議を行いました。具体的な事例に基づいて話し合いを進めましたが、進展は余りありませんでした。例えば風力発電に関しては景観との兼ね合いの問題があり、自然環境と風力エネルギーの必要性、地元自治体の姿勢との比較が必要となります。自然環境保全は大切ですが、どこまで譲歩すべきなのか、本当の自然とは何なのかを考えた上で結論を出すことが求められます。何もかも守るべきだという発想や、ある地方自治体の首長が、「一人でも反対したら同意できない」という言葉を発したため失笑を買った事例などもあり、どちらを重点に考えるのか首長の考え方に左右されます。
またメガソーラーに関しても雇用が生み出せないことを理由に消極的な見解があります。その裏には雇用を発生させる大規模な製造業が進出してくれることを期待している節があります。地方自治体として重要地点だと思っている用地でも、企業からするとそれ程魅力的でないことがあります。もし魅力的な用地であれば、過去から進出計画があって然るべきであり、塩漬け用地になっている筈はありません。
そして円高、国際的な競争力の低下などの観点からも国内での工場立地よりも外国での新工場建設の動きもあり、国内の新規工場立地は乏しくなっています。つまり既存の形態での工場進出は余り期待できないと考えるべきです。
そんな用地を活用するためには既存の形態ではない産業、つまり国の重点的取り組みである環境や新エネルギー産業が有望であり、雇用は少ないとしても数十億円から数百億円の投資効果が見込まれ、継続的に税収増が図られますから、何も進出しないよりもずっと地域貢献につながります。
現状では、地方都市に数百人の雇用を生み出す製造業が進出する期待は少ないと考えるべきです。そんな中、和歌山県に進出しようと考えてくれている企業もあります。紀伊半島に進出しようという考えを持つ県外企業を大切にし、事業の可能性があれば支援したいものです。
夜は懇談会に参加しました。今日は協議することが多かった新エネルギー事業の可能性について、県内の企業進出の動向などについて話し合いました。