信仰に熱心な経営者の方と懇談しました。平成25年は伊勢神宮の遷宮の年となりますから、20年に一度のこの行事に向けて活動をしています。日本は自然を崇拝している国で、自然の中に神が宿ると信仰されてきました。今でもそうですが、森や山に神が存在するとして畏敬の対象となっています。
各地区に神社が存在しているのは自然信仰から来ているもので、その教えが自然を大切に、そして敬うことで自然を大切に守って来られたのです。
そのために、仮称和歌山南インターチェンジを一宮インターチェンジと名付けた方が、より和歌山市における神宮の存在を知ってもらえるという提案をもらっています。国土交通省の見解は地名だと聞いていますが、南インターチェンジの実現が見えてきた段階で地元の意見として提案する予定です。
某コンビニエンスストアのオーナーは、この10年間、一日も休むことなく仕事を続けています。毎日、最低半日は店舗に出て仕事を続けているのです。現場にいることで分かることがありますし、何よりも熱意が人を動かすことを知っているからです。10年間も働き続ける体力と気力は尊敬に値します。そして「和歌山市のためにお役に立つことがあれば応援します」と笑ってくれました。こんな力が和歌山市を支えています。
懇親会で二度目の乾杯をしました。1回目は通常の懇親会開会の乾杯、そして2回目の乾杯の理由は参加した経営者の方から「小さな幸せがあったので乾杯したいと思います」という申し出があり続けて乾杯したものです。その理由は、確かに小さな幸せを感じるものでした。
このコンビニのオーナー店舗で大学在籍中の4年間、アルバイトをしている男性がいます。このオーナーの方針は、学生に対して社会で通用するための教育を施し、社会に出てからマナーやサービスレベルを即戦力として送り出したいとしています。アルバイトの期間を無駄にさせたくないという思いから従業員教育を厳しく行っています。
そして平成24年4月に社会に旅立つこの学生の就職先は、某コンビニエンスストアだったのです。アルバイトでコンビニが社会に貢献している様を知り、このコンビニの本体に就職が決定したのです。オーナーも受験したことは知りませんでした。採用が決定しこの春からコンビニの地域マネージャーとして仕事をすることになりました。最初の勤務地は福島県に決まったのですが、和歌山市の店舗で経験したことを本社勤務で活かして欲しいものです。
オーナーはこの乾杯を微笑んで嬉しそうな表情を見せてくれました。自分の教育は間違っていなかったこと。そしてアルバイトで鍛えた学生がこの仕事に誇りを持ってくれてこの会社を受験してくれたことに対しての喜びです。
こんな幸せを乾杯で共有させてもらえたことは、幸せを分けてもらったようです。嬉しいことはみんなで共有しあうこと。それが自分の幸せを増幅させてくれますし、乾杯をする私達も幸せの一員となれます。嬉しい出来事をお祝いすることは幸せなことなのです。
嬉しい乾杯の方法を見つけました。幸せの乾杯を毎日のように行えたら、それは幸せなことです。
和歌山県立和歌山盲学校の関係者が、和歌山市でキャンプ中のプロサッカーチームに会える機会を作ってくれました。本当に嬉しいことです。プロチームに対して県立和歌山盲学校からあん摩マッサージの機会があることは大きなチャンスだからです。誰かが見てくれていることか分かり、学びを続ける動機付けになること。プロの考え方に接することで技術を磨けること。そしてこれからの希望が持てることなど、発展の可能性が開けてきます。
快く機会を作ってくれたチームの皆さんに感謝していますし、積極的に外に打って出ようとする盲学校の皆さんの行動力に敬服しています。来週の新しい出会いが楽しみです。