活動報告・レポート
2012年1月8日(日)
消防出初式
消防出初式

一年の初めに防災和歌山市を願う消防出初式に出席しました。例年よりも温かい気候で約1時間、消防の祭典を拝見しました。消防に関わっている和歌山市内の皆さんが一堂に集まり式典、デモンストレーション、行進が行われました。防災に関しては言うまでもありません。平成23年に起きた多くの災害は私達に教訓を与えてくれました。日頃から災害に備えておくこと、災害発生時は日頃から話し合っている避難場所に逃げ込むことなど、基本的なことを確認できます。基本が大切なのは仕事でも防災でも同じです。

そして災害が発生したときには消防署員、消防団の皆さんはいち早く現場に駆けつけてくれる体制を取っています。東日本大震災発生時の時は、消防署員、消防団体の方が生命を落とすという事態がありました。いなかる場合も人命を守ることが最重要ですから、防災体制の確立と生命を守ることの再認識を行うことも式典の大切な意味だと感じます。

今日の式典は有事に際しての心構えを持っておくために必要なことで、今年一年も安全和歌山市を築くことを誓い合いました。

また自衛隊への入隊希望者が増えていることも話し合いました。平成23年に発生した東日本震災への対応や台風12号による紀伊半島大洪水への対応などを見た若い人が、この国を守るために自衛官を希望しているのです。国を守ることは国民を守ることです。国民を守ることは国を守ることでもありますから、自衛隊を志望する若い人の心意気を頼もしく感じています。

カフェカーヴ

平成23年に開店した知人のカフェに立ち寄りました。本当は昨年に訪問しておくべきお店だったのですが、行く機会を逃していたので新春の今日が初訪問となりました。カフェ内には友人達手作りの小物が並んでいて、希望者は購入することができる店内になっています。陶器や鞄などもありカフェのような雑貨屋さんのような雰囲気です。そしてこのオーナーの娘さんはデザインの仕事をしていて、最近の和歌山県内のイベントのチラシも制作しています。シンガーの宝子さんのライブのチラシも手掛けていてご縁を感じました。

しかしカフェを開いているのですが、仕事が忙しいため開店しているのは金曜日から日曜日までの週末の三日間だけなのです。手作りのお弁当が好評なため、月曜日から木曜日まではカフェをする時間がなく、週末だけの開店となっています。勿論、カフェでランチもいだたくことができるので、好評のランチを味わうことができます。

今日の訪問を歓迎してくれ、最近の活動について話をさせてもらいました。

就職について

平成24年春の就職に関して協議を行いました。4月入社を希望する学生の場合、残された日は少なくなっています。既に来年度の就職活動も始まろうとしていますから、早く決めなければ益々厳しくなります。そんな中、明日、一人の学生と会うことにしました。上手く就職が決まれば良いのですが、ギリギリの時期となっています。

電気自動車

和歌山県内の電気自動車対応の急速充電器の設置台数はとても少ないのです。これでは観光にもビジネスにも対応できません。電気自動車のタクシーを導入する会社では、自社で急速充電器を設置しますが、それ以外和歌山市内で設置している場所はないので、これ以上増やすことを再検討しています。和歌山市内で急速充電器を設置しているのは、電気自動車を販売している自動車販売店を初め数箇所だけなので、電気切れの恐れを抱えた状態でお客さんに乗車してもらうことを気にしています。

環境先進県和歌山県を目指し、観光立県も目指している中において、電気自動車用の急速充電器が少ないのは問題です。電気自動車はこれから普及が本格化していきますから、その台数増加に対応することが観光と環境対策面から必要ですが、どうも動きが鈍いようです。もっと導入が進展するように働き掛けます。

インバウンド観光

観光事業の経営者と懇談しました。この方は中国からの観光客を和歌山県に誘客したいと取り組みを行っています。その一つとして沖縄県への和歌山県観光の広報が大事であると話してくれました。それは沖縄県に中国人が来日した場合、向こう3年間はビザの申請をしないで日本に観光で来ることができる制度の適用があるからです。一度沖縄県に来た中国人が次に日本へ観光に来る際にはビザの取得が不要となり、どこの都道府県にも行けるのです。そのため多くの府県は沖縄県に対して、観光の広報のために訪問しているのです。関西広域連合としても沖縄県に観光PRに行っているようですが、和歌山県の観光は入ってないようだと聞きました。関西広域連合の取り組みの事実関係は確認していませんが、関西をひとつとして観光行政をすることになっていますから、和歌山県も沖縄県へのPR対象に入れてもらうべきです。「もしかしたら和歌山県はこのことを知らないのではないですか」という疑問もありました。

このように県の観光施策への対応の遅れの指摘がありました。民間事業者としても働き掛けていますが県の観光行政が動いてくれないと他の府県には太刀打ちできないのです。

沖縄県との関係を強化してインバウンド観光につなげたいところです。

沖縄県の中国人観光客のビザとの関係は、平成23年5月28日、外務省から次のように発表されています。

「今般,我が国政府は,7月1日より,沖縄を訪問する中国人個人観光客で,十分な経済力を有する者とその家族に対して,数次ビザを発給することとしました。観光数次ビザは我が国として初めて導入するものです。
この数次ビザの有効期間は3年で,その間であれば何回でも訪日できます。また,1回の滞在期間は,90日であり,従来の個人観光ビザの15日より遙かに長くなっています。
この数次ビザは,中国本土における全在外公館(7公館)において,現在中国人の訪日個人観光を扱っている全ての中国側旅行会社を通じ代理申請ができます。
これにより沖縄県を訪問する中国人観光客が増加し,沖縄県の更なる観光振興に繋がるとともに日中間の人的交流が一層促進されることを期待します。」

以上の情報に観光行政として対応しておく必要があります。