活動報告・レポート
2011年12月28日(水)
仕事納め

本日は官公庁や一部の企業の仕事納めの日となりました。勿論、既に年末の休みに入っている会社もありますし、サービス業では年末も関係なく営業を続けていますが、やはり年末の風景が訪れました。やや慌しくて休みに入るムードが漂っています。

最初に挨拶に訪れた方からは最近の政治についての感想を伺いました。

「最近、ある和歌山県議会議員と会って話をしたのですが、その人は橋下大阪市長のことを単なる風の影響だとか直ぐにブームは終わるという発言がありました。私それは間違いだと正しました。これだけ発言して行動している政治家が他にいますか。批判をするだけだったら誰でも出来ますよ。あなたは県政のために何か行動したことはありますか。批判をしているだけでしょう。頑張っている人を批判することが政治家ではなくて、行動することが政治家でしょう。あなたも政治家であれば大阪市長を批判するのではなくて行動をしたらどうですか。行動している人を批判する人は格好悪いですよ。批判するのであれば、自分で行動してからにして下さい。行動しない政治家は駄目。動かないで文句ばっかり言っている政治家も駄目。サラリーマン政治家は何人いても変えられない」、そして「和歌山県の政治家は批判ばかりで何も変えようとしていない。職業化しているので期数を重ねているだけで何の変化も起こせていない。橋下さんは凄いと認めた方が男らしいですよ。自分はできないのにやっている人を認めないのは本当に格好悪いと思います。政治家かどうかに関わらず、大阪市長を批判する時間があれば自分も行動したら良いのです。やりもしない、やれもしない人が行動している人を批判することは、繰り返しますが本当に格好悪いものです」という意見でした。

次に訪問した先の人も同じような感想を伝えてくれました。

「大阪維新の行動を見ていると、これが政治家だと思います。2日で2年分の仕事を行い、3日で3年分の仕事をしています。あの巨大で強力な大阪市でも改革ができているのです。和歌山市は何をしているのですか。全く変わっていないではないですか。大阪都になれば一つの区程度の和歌山市ですよ。何で何も変えられないのですか。今の首長には何も期待していません。変えられない人は何年やっても変えられないことが判明したからです。大阪維新がある大阪が羨ましい限りです。和歌山市には維新の志士はいないのでしょうかね。絶対に応援するけれどもね」という感想でした。

確かにスピードと決断力があります。大阪秋の陣の結果、そして大阪市長の改革のスピードを有権者が知ったからには、地方都市においても、じっくりと検討しないと改革はできないなどと言う言い逃れは通用しなくなりました。大阪市長の改革のスピードとしくみを改革する姿勢が、これからの基準、スタンダードになるからです。今以降の首長選挙の候補者は、常に大阪市長と比較されることを覚悟すべきです。繰り返しますが、巨大な大阪市に改革ができて、それよりも規模の小さい都市の改革ができないことはないのです。

こんな意見もありました。「大阪市を分割した区と和歌山市は同じ規模になりますね。一層のこと大阪都和歌山区にしてもらった方が元気になりますよ」という人もいました。

和歌山市も安閑としていられなくなりました。強烈な改革のスピードと行動力を持った市長が隣の府にいるのですから、我がまちは比較対象となります。

大阪が活気づいている今が和歌山県にとっても飛躍のチャンスです。自力で飛躍できる経済力や人口があれば問題はありませんが、そうでないとすればこの機会を捉えて一緒に改革を行う姿勢を持って対応すべきです。100年に一度訪れるか訪れないかの日本を変える機会が訪れました。しかも大阪府から改革の波が起きていますから、和歌山市も他人事では済まされません。

皆さんと会って話を伺うと、スピード感と改革への期待感や躍動感は思っている以上のものがあります。これらの話は全て今日会った皆さんが話してくれたものです。和歌山市でもこんな感想があるという事実を伝えました。仕事納めの一日は期待感で締め括りました。