活動報告・レポート
2011年12月27日(火)
年末の懇談会
年末の懇談会

お客さんと対応する仕事について意見交換を行いました。参加したのは15人で本音の話が交わされ、とても刺激になりました。建前の話からは感動は生まれませんが、本音の話には感動が詰まっています。そんな話し合いの一部を紹介します。

  • お客さんとの接点の中に仕事の価値があること。全ての仕事は間接的にしてもお客さんにつながっているのです。特殊な場合を除いてお客さんがいない仕事はありません。その先にいるのがお客さんですから、お客さんの幸せのために商品を開発し、お届けするなどの仕事をしているのです。つまり自己満足の仕事は仕事ではなく、お客さんのための仕事が仕事なのです。仕事に価値があるのは、その先にお客さんが存在しているからです。
  • モチベーションをコントロールすることが苦手だと話してくれた人がいます。苦手には思えないのですが、自分に課題を課しているのだと思います。仕事で困難に直面した場合や急ぎの仕事が入った場合、焦りや感情のコントロールができなくなる場合があります。そんな時でも平時を忘れないで仕事をすること。その訓練は仕事を通じてできるものですから、仕事は成果を発揮する場と自分を磨く場として考えています。二つのことを同時に達成しようとする姿勢に感動がありました。何よりも自分の弱点を同僚に話すことは出来ないことです。その行為だけでも自分をコントロールできていることが分かるものです。
  • 誠心誠意の言葉通りの仕事をしているとお客さんに伝わります。その仕事は自分の守備範囲のことだけをしていても誠心誠意とはなりません。守備範囲を超えてお客さんのために尽くすから感動を与えられるのです。守備範囲を超えた仕事をするのがプロの仕事です。
  • プロスポーツ選手は試合前の練習の約70パーセントは基本的なトレーニングを行っています。新しい技術を習得したり新しい取り組みをする訳ではないのです。基本を確認する動作や、ウォーミングアップをする時間に充てているのです。
    ではビジネスパーソンの場合は、どうでしょうか。試合はお客さんとの交渉の場だと分かります。試合前の練習に相当するのが本を読むことです。試合前の資料の確認やお客さんとの交渉をシミュレーションするだけでは練習とは言えません。本を読み知識や幅広い考え方を身に付けておくことがビジネスパーソンの練習なのです。本を読まなければ試合はできません。新しい年の目標は一ヶ月に一冊の本を読むことだと宣言してくれました。
    これもみんなの前での素晴らしい宣言で感動を与えるものでした。
  • 脳はパニックに陥った時は多くのことを考えない特性があります。これは動物としての遺伝子に組み込まれたものでどうしようもありません。何故パニックになると単一思考になるでしょうか。例えば突然ライオンに襲われたとします。脳はライオンから逃げることだけを考えさせ、走って逃げる行動を選択させます。そうしないと生き延びられないからです。もしも脳が冷静だとしたら、「眠った振りをしようか」、「餌を与えようか」、「牛肉を持ってきてライオンに差し出そう」だとか、色々な考えが浮かびます。それのどれかを選択したら逃げられるとしても、逃げる方法を考えている間に襲われてしまいます。脳はそんなことをしないように出来ているのです。
    危険に対応するために、危機に直面した時は視野を狭めて素早い行動を起こせるような判断をするのです。その特性を知った上で、パニック発生時には脳の命令に従い、積極的対応をしたいものです。

以上のような意見があり、それに基づいた懇談ができました。とても楽しい懇談の時間でした。

挨拶回り

年末の挨拶に伺いました。ある会社を訪問した時間帯は、安全祈願のために餅つきをしているところでした。関係会社の方も集まり、一緒になって餅をつき団結力を高めていました。最近はあまり見かけなくなった光景ですが、合理的な職場が能率的とは限りません。機械やコンピュータが仕事をしている訳ではなく、人が仕事をしているのですから感情や好き嫌い、人間関係が仕事の中に入り込みます。人間関係を築く方法の一つが安全祈願をみんなで行うこととし、それも楽しみながら実施できる餅つきにしているのです。

皆さんと一緒に時間を共有させてもらいました。

次の会社では室内温度を17度に設定していました。冬の節電のためですか、照明をLEDに変え空調を停止させるなどして節電に努めています。来年の夏や冬の電力は大丈夫だろうかと心配する意見がありました。節電で電力不足に貢献できるとしても生産活動の妨げになることの指摘がありました。

同じように、某企業でも室内温度は17度に設定し室内の照明も半分程度を消していました。「12月の事務所でこの寒さです。1月や2月は仕事にならないと思います。寒いのを我慢して事務仕事をしても元気が出ないと思います。室内が暗くて寒いのでは元気はなくなり仕事にも影響を与えるような気がします」という指摘がありました。

暗くて寒い。それが人だとしたら、確かにそこからは元気が感じられません。元気になれるのは明るくて温かいことが必要なのです。それと反対の行為をしているのですから、企業の生産は低下に向かうかも知れませんし、職場の雰囲気が暗くなるかも知れません。「生産活動や経済活動に支障を来たすような取り組みをしているのですから、長続きしないような気がします」という指摘もありました。

これらの意見を大切にしたエネルギー対策を考えます。訪問した先の皆さん、ありがとうございました。

懇親会

飲食組合の皆さんの懇親会にお招きいただきました。おいしい食べ物、おいしい会話で仕事を忘れて懇親を深めました。明日仕事納めの会社が多いようです。暫くは年末ムードでゆったりとした時間を過ごしたいものです。