活動報告・レポート
2011年12月25日(日)
クリスマスキャロル
新会員

ライオンズクラブに加入してくれる新会員予定の方を訪ねました。決まりごとですが、新会員に際しては理事会に図る前に会員理事と事前に面接をしておく必要があります。会員理事と推薦人からの推薦に基づいて新会員として参加できるしくみになっているのです。

訪問したKさんは「声を掛けてくれなければ入会できない団体だと思っています。お誘いをいただいたことは名誉なことですし、依頼を受けて断ることは不名誉なことなので入会させてもらいます」と快く応えてくれました。

こうして新しい年から新しい会員を迎えることになりそうです。組織は新しい人が登場してくれることで活性化します。会社なら新入社員、クラブなら新会員が入ってくれて活気がでてきます。幸先の良いスタートを切るためには、年内に下地を整えておくことが必要です。新しい年にも期待しています。

クリスマスライブ

劇団ZEROと森久美子フラメンコ舞踊団によるライブ「クリスマスキャロル」が和歌山市民会館で公演されました。今回は初めての共演でしたが、芸術家が組んだ素敵なライブとなりました。事前に何度か森久美子先生を訪ねたのですが、今回の共演を楽しみにしていました。劇団と演じるのは初めてのことですし、新しい可能性を引き出せることから継続して実施したいと意気込んでいました。和歌山市の文化活動のシーンには欠かせない二つの団体が組んだ公演は楽しいものでした。

物語は思いやりのない主人公が三人の精霊に出会い過去と現在、そして未来を精霊と共に見て、今の自分は何の役にも立っていないことを知ることから始まります。この世にいる時間は自分のことだけではなくて誰かのお役に立つことに使うことを悟り、クリスマスの日を境に生き方を変えていきます。周囲の人は「何か変わったね」と言いますが、主人公は「今までが変わっていたのです」と答え、新しい人生を踏み出したのです。人は自分の利益のためだけに生きるのではなくて、周囲で温かい愛を注いでくれている人たちのために生きることが大切なのです。

こんな素敵なクリスマスキャロルを演じてくれた劇団ZEROと森久美子フラメンコ舞踊団の来年の活躍も期待しています。

クリスマス会

クリスマスパーティに参加しました。場所は年に数回だけ開店する幻のお店で、クリスマスの今日、開店してくれました。そして仲間のSさんの誕生日でもあり、クリスマスを兼ねたお祝いの会となりました。

終わって見れば今年も後一週間となりました。楽しい出来事が訪れることを期待して、クリスマスから新年へと時間は流れていきます。

福祉の仕事

福祉関係の職場で仕事をしている20歳代の男性職員さんに関する相談がありました。福祉の仕事は大切な仕事で、現時点でのやりがいも働き甲斐もあるのですが、悩みは多いようです。ひとつは賃金の問題です。現在の賃金は兎も角として、将来の賃金に不安を抱えています。製造業などでは業績の上昇に応じて賃金は連動して上がりますが、福祉職場の場合、極端に業績が上向くことはないため賃金の上昇幅は小さいことが基本的な考えになります。そうするとどうしても、年齢に応じて賃金が上がらないことから将来とも賃金水準が低いことへの不安があるのです。男性であれば家庭を持った後のことを考えると、賃金だけで家族が養えるかどうか心配しているようです。

賃金は仕事の全てではありませんが、やる気と続ける気に直結するものです。仕事が楽しければ賃金は関係ないとも言えますが、賃金が上昇することもやる気を継続させるために必要な要素です。それが見込めないとすればやる気の継続に問題が生じます。

職場で余り希望が持てないとすれば、どこにやりがいを持てば良いのか難しいところです。一般的には職場以外のところで社交貢献活動をすれば良いなどになるのですが、社会貢献活動は仕事が安定して初めて成り立つものです。本業を疎かにして社会貢献が出来る筈はないのです。やはり仕事にやりがいと将来性を感じられることが安定に必要なことです。どうすれは良いのか答えは分かりませんが、例えば福祉の仕事を目指している若い人達の希望となるように幹部職員を目指す、或いは経営者を目指すなどの希望を見つけて欲しいところです。

福祉の職場は補助金が出ています。補助金があるということは、その仕事は経済的には自立したものではないことを表していますが、逆に補助金があるのだから安定した経営ができているとも言えます。経済だけで評価しきれない福祉の仕事ですから、今以上にそこで生き甲斐を見出せるしくみが欲しいのです。結論は導けませんでしたが、そんなことを話し合いました。