活動報告・レポート
2011年12月18日(日)
朝の懇談
朝の懇談

朝からBさんの自宅を訪ねました。Bさんは会社勤めをしている関係から、以前から日曜日の朝に会う約束していたものです。約2時間の滞在でしたが楽しくて有意義な話ができました。主な意見です。

行政は若い人に対する予算が少ないような気がします。子育て環境全国一を目指すことや、定住できる対策も必要です。例えば、子どもの医療費は中学校または高校までは無料にするだとか、小学校の若竹学級を無料にして働き易い環境を整えるべきです。和歌山市の若竹学級に関して費用として月額4千円を徴収していますが、それはおかしなことです。

共稼ぎ、または親一人の環境で子どもを育てているのだから、家庭環境は経済的に厳しい筈です。その家庭からお金を取るのは子育て環境が悪い和歌山市を訴えているようなものです。尤も全国の中核市では費用負担は当然の施策だそうですが、だからこそ、無料にすることで和歌山市の独自性が発揮できていたのです。それを無くしたことは子育て環境を低下させています。

若い家庭の光熱費負担を減少させるための家庭用太陽光発電の補助はもっと増額して、全国一を目指して欲しいと思います。生活費、光熱費が安い和歌山市は売り物になると思います。和歌山市や海南市は大阪への通勤都市としての一面がありますから、考えて欲しい施策です。

このような要望がありました。これはまちづくりについて考える集まりに参加しているBさんが、皆さんからの意見を基にしたもので若い世帯からの要望だと捉えています。

但し、和歌山市などの地方自治体に何もかも負担せよとは言っていないのです。一例として、地元の人から市に提言して欲しいと依頼を受けたことがありました。それは津波発生の際に自宅から高台まで距離があり逃げられないので、和歌山市として山に向かう避難道路を整備してくれることに関してのものでした。

それに対してBさんは、自分の命を守るのは自己責任であり、和歌山市が市民の命を全て守るための対策をしなければならないことはありません。特定の地域のために避難道路を建設するめの費用と、住民の方の意識が低ければ実際に使われるかどうかも分からないのだから、その建設と負担を和歌山市に求めることは同意できないと話しています。

依頼者からは「命を守ってくれないのですか」と聞かれたようですが、命を守るのは自分で誰かが守ってくれるものではないこと、自分の大切な命を行政に預けるようなか考えはおかしいと伝えたようです。

山道への避難道路の必要性を感じているのであれば、自分で地主と協議して借りられる状態にしてから和歌山市に相談に行くだとか、避難道路の図面を書いてから相談に行くなど、少し自分で行動をしてから依頼するのであれば、まだ主旨は理解できるとしても、自分は何も動かないで「ああして欲しい、こうして欲しい」は通用しないという意見です。

まず動いてみる。そこで足りないものがあれば相談する、誰から何かを求めるのであれば、そんな姿勢が必要です。このように自分が思うことは全て行政がしてくれる仕事ではないのです。

また12月県議会で質疑のあった和歌山発電所に関しての意見も頂戴しました。その要旨は、電力が不足していると電力会社が言っているのだから、県議会で取り上げることは当然のことで、それに対する知事の答弁も当然のことだと思うということです。また株主の一人として、株価が低迷している原因について経営者に説明してもらいたいと思っているという意見もあり、同じ電力会社でも四国電力の株価は2千円台を維持しているのに対して、関西電力は千円台にあることに疑問を感じているようです。早く企業として電力不足にならないようにすることがお客さんに対する責務であり、株主に対して株価低迷を脱する責任を果たすことだと思います。原子力発電の再開、和歌山発電所の動向も株主として常にチェックしています。県議会で取り上げられたことは重みがあります。意見として述べておきますというものでした。

懇親会

和歌の浦を愛する皆さんの懇親会がありました。複数の団体の有志が集まり、今年一年の活動を締め括りました。本日清掃活動は参加できなかったのですが、午前と午後の高津子山清掃を終えて本年の活動は終了しました。皆さんとの交流と和歌の浦の話で盛り上がりました。会には和歌の浦銘柄のお酒も出されていて、地元の日本酒があることを知りました。和歌の浦が大好きな温かい心の持ち主の方々とふれあい、もっと和歌の浦の良さを広めたいと感じました。

ライオンズクラブ例会

今年最後の和歌山ゴールドライオンズクラブ例会に出席しました。会長、幹事さんの計らいで一年を締め括るのに相応しい楽しい例会となりました。家族の皆さんや和歌山レオクラブの皆さんも参加してくれた賑やかな会合となりました。最後に行ったカローリングという競技は大いに盛り上がりました。これはカーリングを床上で実施する競技で、4年後の紀の国わかやま国体ではデモンストレーション競技として開催されこることに決定しています。そのため和歌山県の推進団体がこの競技を盛り上げるため普及活動を行っています。今回は1チーム3人で構成し、一人2投を行い、合計得点を競い合いました。チームとしての作戦や最後の一人が投げ終わるまで結果が判らないスリリングな競技となりました。

私も競技に参加しましたが、力加減が難しく中々と得点圏に入りません。それでも全員が参加できる楽しい競技で決勝戦まで楽しめました。会員の皆さん、今年一年の活動、本当にお疲れ様でした。