活動報告・レポート
2011年12月12日(月)
一般質問四日目
一般質問四日目

一般質問の最終日となりました。全ての一般質問が終了し明日から常任委員会での審査に入ります。今日の議論の中から関西広域連合に関するものを紹介します。

平成22年12月1日に関西広域連合が発足しましたから丁度1年が経過しました。1年間の総括についての議論です。

結論は和歌山県として関西広域連合に参加して良かったというものです。いくつかの理由がありますが、夏と冬の節電への対応への協力や、国の出先機関の移管の問題への対応、そして広域防災の取り組みなどに関しては特に成果がありました。これらの広域連合の取り組みは、関西全体として和歌山県として実益がありました。

和歌山県からの紀伊半島大水害への支援要請に対して、関西広域連合として土木関係の技術職員の派遣や各府県からのボランティア参加など、ここに参加していたからこそスムーズな協力体制が確立できていたことがありました。災害への対応を初めとして実行するしくみが確立できたことは大きな成果です。和歌山県を考えながら関西全体の発展を考えるバランスが取れた活動になっています。関西広域連合に和歌山県が参加したことが大きな成果だと評価しています。

また議会運営委員会が開催されました。本日の追加議案の提案などの項目が委員会で追加されました。

居酒屋

同僚議員との話の中で興味深いものがありました。この議員の知人が居酒屋を経営しています。昨今の経済情勢から居酒屋においても夜の売り上げが落ちている中、お昼の定食を始めている居酒屋もあります。しかしこの居酒屋では、お昼の営業をしない方針を採っています。理由を尋ねると、お昼の定食はどうしても単価を低く設定する必要があり、仮にお客さんがお昼の定食を食べてくれた場合、その日の夜は来てくれなくなるからです。昼に食事をした同じ場所に、夜の食事も行くことはしないという心理が働くからだというものです。夜は違うお店で同僚と食事や飲みたいと思うものだと分析しています。面白い理由です。

夜と昼の両方で営業するのか、餅は餅屋の例えの通り居酒屋だから夜だけの営業にする方が良いのか。どちらの考え方を支持するのかは経営者や場所によって異なると思いますが、ひとつの考え方が万能ではないことを教えてくれているようです。

命日

12日は宝塚歌劇団に在籍した清水輝さんの命日です。今から26年前の昭和60年8月12日に日本航空123便旅客機が御巣鷹山で墜落しました。その時に乗り合わせていたのが和歌山市出身の宝塚歌劇団所属の清水輝さんなのです。このとき新人賞を受賞して、これから華やかな舞台を登っていこうとする女性の命が突然消えました。本当に残念な事件でした。その清水さんの命日の今日、ご自宅に伺いました。これも偶然の巡り合わせで、家の方は驚いていました。「相談したいことがあったので、娘が今日引き合わせてくれたのですね」と驚いて話してくれました。世の中は不思議な巡り合わせがあります。今日出来事もその一つです。

仏壇にお参りさせていただきましたが、今も現役時代の姿がここにあります。清水さんが輝きを放ち、そしてもっと輝きたかった舞台は今も私達に夢を与えてくれています。清水さんの舞台を鑑賞した皆さんは清水さんのことを忘れてはいないと思います。

心からご冥福をお祈りしています。

懇親会

夜は同じ会派、改新クラブの懇親会を行いました。今春の選挙を終えてから発足した新しいメンバーによる会派による懇親会です。1年間の活動を振り返りながら、また平成24年もしっかり活動することを誓い合いながら懇親を深めました。