活動報告・レポート
2011年12月3日(土)
一般質問作成
一般質問作成

一日かけて一般質問を作成しています。私の一般質問は12月8日、木曜日の午前10時40分頃からを予定しています。来週の初めには当局と打合せを行いたいので、今日と明日で質問原稿を仕上げるつもりです。

今回の一般質問は案の段階ですが次の項目を予定しています。

大きくは、メディア・ユニバーサルデザインについて。郷土の偉人教育について。大阪都構想について。台風12号被害への対応についての四項目です。

最初のメディア・ユニバーサルデザインとは、よりよい社会環境づくりを目的として、高齢者や障がい者(弱視・色覚障がい)、子どもや外国人など全ての人々に正しく情報を伝えるために、読みやすく、見やすく、使いやすいことを目指して作られるメディアのことです。伝えた情報を一人でも多くの人に理解してもらえる方法で発信することがメディア・ユニバーサルデザインの本質であり、一般的に不特定多数の人が手や目にすることが多いものにメディア・ユニバーサルデザインの配慮が必要となります。県庁が作成している媒体の中には配慮されたものがありますが、まだメディア・ユニバーサルデザインの考え方に基づいていないため読みにくい媒体もあります。部署に関係なく官公庁が発信する全ての媒体にメディア・ユニバーサルデザインの考え方を取り入れてもらうようにガイドラインの作成を要望する予定です。

郷土の偉人教育に関して。和歌山県で日高川地域を除く全てで採択されている日本文教出版の小学社会3・4年下において、和歌山県の郷土の偉人が取り上げられています。地域の発展に尽くした人々というテーマで、実に20ページに及んで取り上げられていることは異例であり、この教科書を十分に活用して郷土の偉人の素晴らしさを理解するような教育に活かしてくれるように要望するものです。

また平成24年度に陸奥宗光シンポジウムが予定されています。平成24年は陸奥宗光が外務大臣就任120周年を迎える記念すべき年であり、その年にわが故郷が偉大さを再認識することや外交の重要性を発信するシンポジウムを開催することを評価するものです。

その中に最大の功績を正確に伝えてくれることを質問します。それは、明治24年、イギリスとの間で日英通商航海条約が結ばれ、領事裁判権の撤廃、関税自主権の部分的回復に成功し、不平等条約を取り除く大きな糸口となったことの功績についてです。当時、この不平等条約改正は、わが国の国家主権を取り戻すという国家的課題であったのです。このことを正しく後世に生きている私達に伝えて欲しいことを提案します。

同じく陸奥宗光に関して。和歌山県内の学校の修学旅行で外務省の見学について提案を行います。外務省を修学コースに設定して陸奥宗光元外務大臣の銅像を見学すること。それは郷土の偉人が外務省敷地内で、唯一飾られている外務大臣の銅像ですから郷土の先輩に続いて、将来、この国を担う人物になろうと志を持つ学生を輩出させて欲しいとの願いから質問するものです。

最後は大阪都構想に関しての議論を行います。和歌山県知事は大阪都構想に関して賛成の立場を示しています。和歌山県との関係、将来的な利点などについて質問する予定です。

南龍会

夕方からは南龍会会合に参加しました。毎年年末に会合を行っているもので、今日も会員の内約20名が集まりました。その中で嬉しいお知らせがありました。会員の中川さんが秋の叙勲を受けられたことをお祝いする会も兼ねて開催したものです。中川さんは現在86歳です。その中川さんから南龍会発足の経緯を聞かせてもらいました。その当時の人がこの会を発足させてくれていたことで現在につながっています。その後会員資格を有する人が加入していることから今の南龍会があるのです。大切な歴史はつなげることで、人のつながりも保たれるのです。

また南龍会に際して、年末のお忙しい中、お店を貸し切りで対応してくれたタムノス樹さんにもお礼申し上げます。楽しい一日になりましたこと、皆さんに感謝しています。