活動報告・レポート
2011年11月14日(月)
馬術競技協議
馬術競技協議

平成27年に和歌山県で開催される国体競技の中で、県外開催となっている競技があります。開催場所、費用の問題などが主な原因ですが、それぞれの県連との話し合いは決着していません。国体競技は県内開催によって地元と一体となって県勢のために尽くしたいとする県連と、予算面から近隣県で国体開催が可能な競技施設がある場所での開催を主張している県の話し合いは平行線を辿っています。

ただ平成27年に開催されますから時間の余裕がなくなってきました。いくつかの競技は県外開催が前提となっている現状において、平行線を辿っていると県連の意向が全く反映されない結果になります。誤解のないように記すと、県外開催となった場合でも全くということはないとのですが、県連にとっては不本意な開催ということになります。

総合優勝を目指している和歌山県にとって、全ての種目の県連と協働した準備と強化を図りたいところです。そのためには県と県連が一緒になって競技を盛り上げて行く、国体に向けて企画や競技場所を作り上げていく必要があります。どうもその意思疎通が図れていないので話し合いの場を持ちました。

問題が膠着している場合、関係者が直接話し合わなければ溝を埋めることはできません。良くあることですが友好関係だったところに第三者が間に入って、両者の関係を壊すことがあります。そうならないためにも直接交渉が大切なのです。但し、話が拗れている場合は客観的立場で見られる第三者が話し合いに立ち会うことが重要です。意見の対立構造を抜け出すためにはその方法を取るべきです。

馬術競技に関しては県と県連の間に溝があります。兵庫県三木市での開催を主張する県と県内開催を求める県連との意見が対立しています。これまでの期間、話し合いで解決していない状況で推移してきました。このままでは開催が危ぶまれますから、一気に深い話し合いをして両者が納得できる形に仕上げたいと考えています。和歌山県で開催する名誉を得ているのに不満が残るような開催計画になると両者とも不幸です。

また県外開催をする場合でも県連の意見も取り入れて競技環境を整えておかないと、和歌山県内で開催もしないばかりか競技環境も良くなかったと評価されることになり兼ねませんから、何としても実りある国体にするためにも納得するまでの話し合いをする時期です。それを避けているようでは開催には至りません。

県外開催について県馬連から同意が得られなければ、県が県内開催を認めなければ馬術競技開催は中止する事態となります。国体史上初めての出来事となりますから、不名誉な国体として名前が刻まれます。まして皇室とも縁の深い競技が馬術ですから、それを開催中止となれば大きな問題となります。

問題を整理したので解決するために整えるべき問題の所在が見えました。県外開催にする場合の競技施設の改良の問題があります。現在のままでは二種類の馬術競技を開催する環境ではないので施設の改良が必要なこと。県外開催の場合の見積り額は約2億4千万円と積算していますが、県馬連の要望を採用すればその改良費用が追加されます。ダービー場を障害馬術協議用に改良することになるのですが、感覚ですが約2億円の追加工事が必要となりそうです。県外開催の予算は約4億4千万円。ここに競技に携わる人の人件費や移動費が入ると、正確ではありませんが仮に約5億円と推定しておきます。

県外開催の大きな理由は、県内に適切な開催場所が存在していないこと、予算を抑えられることにあります。その内、予算が約5億円となれば、予算面での利点はなく県外開催の意味がなくなります。県内開催の場合でも約5億円あれば競技場を設置することが可能だからです。

問題は県外開催の場合、ここでは兵庫県三木市での場合ですが、ハード面の改良を抑えてソフト対策だけで競技が実施できるかどうかです。競技馬の誘導方法、観客の制限などの環境整備を図るだけで上手く運営できるかどうかの検討が必要です。県としてその検討を行い、そして県連はハード整備をする場合の図面と概算を算出して、次回、話し合うことにしました。

時期的にかなり遅いので、早く対応しなければ開催そのものが危惧されることを懸念しています。年内解決を目処にして取り組みます。

氣の流れ

Y先生が「身体の氣の流れは良いのですが、少し疲れが蓄積されていますね」と伝えてくれました。氣を充実させておかないと仕事はできません。仕事をするため、生活を楽しいものにするためには氣の通り易い身体に改良し、氣の力の減少を抑えることが大切です。氣を漲らせられたので活力を持って活動をいたします。

そこでNさん夫婦と会いました。本当に嬉しい再会です。Nさんの奥さんは少し滅入っていて5年間自宅から外に出た事はなく笑いも忘れていました。ところが先月、ご一緒させてもらった時、笑顔を取り戻してくれました。今日は笑いながら、「あの時、笑ったのは本当に久し振りのことだったのですよ」と。長い間、笑顔を忘れていた、笑顔になれなかったのですが、一ヶ月前に元気になったのです。そのNさんご夫妻に会ったのですが、すっかり元気を取り戻し、次の目標に向かって走り出していました。目標は人のお役に立てる仕事をすることです。

「宇宙の法則に従って人道的な仕事をしたい」と笑顔で話してくれました。人道的な仕事とは、人がやさしい気持ちになれるお手伝い、人に元気になってもらえるお手伝いをすることです。苦難を克服し精神的にも逞しくなったNさんですから、人の痛みや弱みが分かっています。自らの経験を活かした仕事で、人に元気を分け与えて欲しいと思います。きっと待っている人がいる、そんな気がします。

その他
  • 県内での建設の仕事が減少していることの相談がありました。「このままでは仕事がなくなります」という危機感を持っています。それほど建設の仕事が少ないのです。公共工事も民間物件も少ない中、やはり県外企業の誘致や県内経済の再生が政治的課題です。
  • 就職に関して二件対応しました。知人の会社にお願いをして、一人は面接を受けさせてもらうことになれました。もう一人知り合いの会社にお願いをして面接の日時を調整しています。両者の条件が合うと良いのですが。
  • 和歌山市内の飲食店経営者と話しました。全般的な傾向として、和歌山市内の飲食店ではお客さんが減少しているようです。可所分所得の減少や給与カットなどから、外食に使うお金は減少していると考えられます。全体の経済状況を回復させる以外に方法はありません。経済対策は最重要課題として捉えています。